電気の基礎:オームの法則を図で理解しよう(電圧=電流×抵抗)
目次
電気の計算で必ず出てくるのが オームの法則です。
「V(電圧)」「A(電流)」「Ω(抵抗)」の関係がわかると、ブレーカーや家電の電気の話が一気に理解しやすくなります。
結論:覚える式はこれ
V(電圧)= I(電流)× R(抵抗)
このテーマの前に「ブレーカーが落ちる原因」の記事も読んでおくと、つながりが理解しやすいです。
オームの法則とは?(V・A・Ωの関係)
電圧 V と電流 I の間には、次の関係が成り立ちます。
V(電圧)= I(電流)× R(抵抗)
ここでいう 抵抗R(Ω)は、「電流の流れにくさ」のこと。
- 抵抗が小さい → 電流が流れやすい(例:金属)
- 抵抗が大きい → 電流が流れにくい(例:ゴム・ガラスなど)
配管が詰まる(抵抗が大きい)ほど、水の流れが減る(電流が小さくなる)イメージです。
導体と絶縁体の違い(感電を防ぐ超重要ポイント)

導体:電流を通しやすい
金・銀・銅・アルミなどの金属は導体です。電線の中身(銅線)が電気を流すのは、抵抗が小さく電流が通りやすいからです。
絶縁体:電流を通しにくい
ゴム・ガラス・プラスチックは絶縁体です。電線の外側の被覆(ゴム/樹脂)があることで、電気が漏れにくくなり、触っても感電しにくくなります。
ここまでの要点
- V = I × R
- 導体=電気を通しやすい(金属)
- 絶縁体=電気を通しにくい(ゴム・プラ)
オームの法則で問題を解いてみよう(例題で一気に定着)
抵抗Ωを求める前に、よく使う式を先に整理します。
まず覚える:W→A換算(電力から電流を出す)
I(A)= P(W) ÷ V(V)
「何アンペア流れる?」を計算する時に頻出です。元記事でもこの式を使って例題を解いています。
例題1:1.5Vの電池+1.5Wの豆電球(抵抗Ωを求める)

① 電流Iを求める
I = P ÷ V = 1.5W ÷ 1.5V = 1A
② 抵抗Rを求める
R = V ÷ I = 1.5V ÷ 1A = 1.5Ω
例題2:100Vコンセント+10Wの豆電球(抵抗Ωを求める)
① 電流Iを求める
I = P ÷ V = 10W ÷ 100V = 0.1A
② 抵抗Rを求める
R = V ÷ I = 100V ÷ 0.1A = 1,000Ω
この考え方は電気の資格試験でも頻出なので、例題がスラスラできるまで慣れるのがおすすめです。
よくあるミス(ここでつまずきやすい)
ミス1:単位の変換を忘れる(mA / kΩ / kW)
- 1000mA = 1A
- 1000Ω = 1kΩ
- 1000W = 1kW
ミス2:「V=I×R」は覚えたのに、変形が出てこない
- I = V ÷ R
- R = V ÷ I
ミス3:W(電力)とA(電流)をごっちゃにする
Wは「どれくらい電気を使うか(消費)」、Aは「どれくらい流れるか(量)」です。ブレーカーや配線容量はA(アンペア)が軸になります。
まとめ
- V(電圧)= I(電流)× R(抵抗)
- 導体=電流を通しやすい(金属)、絶縁体=通しにくい(ゴム・プラ)
- 電力から電流は I = P ÷ V で出せる
- 例題を解いて「式の使い分け」を体に入れると一気に楽になる
電気のことで「これってどういう意味?」があれば、コメントで気軽に質問してください。質問が多いテーマは記事化します。