令和3年度(2021年)一級建築士「施工」過去問解説|全25問・選択肢別の解説と覚えるポイント
令和3年度(2021年)の一級建築士試験「学科Ⅴ・施工」について、全25問の正解と学習上のポイントを整理しました。各問の解説は、クリックすると開きます。
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建築技術教育普及センター 一級建築士 過去の試験問題 令和3年 施工
問題文・図表の全文は掲載していません。問8の図・問10の調合表は手元の問題と見比べてご利用ください。各選択肢の見出しは学習用に要約したものです。法令は試験が指定する令和3年(2021年)1月1日時点で判断します。問25は出題時の民間(七会)連合協定工事請負契約約款(令和2年4月改正版)に合わせています。解説中の「公共標仕」は公共建築工事標準仕様書(建築工事編)平成31年版、「改修標仕」は公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)平成31年版の略です。
頻出度は2017〜2026年の10年分について、各問に設定した中心テーマが出た年度数で判定しています。同じ年度に複数回出ても1年と数え、5年以上=★★★、2〜4年=★★、1年=★です。解説内の「この知識の出題」は、同じ知識・判断関係を確認できた年度(正誤を逆にした記述を含む)を示します。将来の出題予測ではありません。
問1 専門工事業者を選定する責任
頻出度:★★
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確認ポイント:事前に協議する相手と、最終的に責任を負う者を区別します。
中心テーマ:専門工事業者の選定・設計図書との適合確認
出題年度:2020・2021・2024・2026年(10年中4年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 品質計画の承認 ○ 適当 施工計画書のうち、材料・仕上り・精度等の目標と管理方法を定める品質計画について監理者が承認します。施工者が作成・実施する責任と、監理者が確認・承認する役割を分けます。 根拠・考え方(選択肢1):公共標仕1.2.2・施工計画書の品質計画
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| 選択肢2 | 品質に影響しない工種の計画省略 ○ 適当 工種別施工計画書は各工程の着手前に作りますが、工事の品質へ影響を及ぼさない工種は、監理者の承認を得て省略できる扱いです。施工者の判断だけで必要な計画書を省略してよい意味ではありません。 根拠・考え方(選択肢2):公共標仕1.2.2・工種別施工計画書の省略条件
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| 選択肢3 | 監理者の責任で専門業者を選定 × 不適当(正解) 候補の指定がない専門工事業者は、設計図書で要求された内容・品質を達成できる者について、監理者と事前に協議したうえで施工者の責任で選定します。「監理者の責任において」としている部分が逆です。 根拠・考え方(選択肢3):公共標仕1章・専門工事業者の選定、施工者の責任
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| 選択肢4 | 指定のない仮設の決定 ○ 適当 契約書や設計図書で特に指定されていない仮設の方法等は、施工者が安全性・施工性等を検討して決めます。近隣の安全に関係するからといって、指定のない仮設の決定責任まで一律に監理者へ移るわけではありません。 根拠・考え方(選択肢4):公共標仕1章、JASS2・指定のない仮設計画の責任
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候補の指定がない専門工事業者は、監理者と事前協議したうえで施工者の責任で選定します。
この知識の出題:2021・2026年
候補の指定がない専門工事業者は、監理者と事前協議し、施工者の責任で選定する
正解:3番
問2 監理技術者補佐と現場の兼務
頻出度:★★
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確認ポイント:2021年の時点で施行されていた、補佐の配置による兼務の特例を確認します。
中心テーマ:監理技術者補佐による現場兼務の特例
出題年度:2021・2024年(10年中2年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 設計図書の優先順位 ○ 適当 一般的な優先順位は、質問回答書、現場説明書、特記仕様書、図面、標準仕様書の順です。質問回答書は、対象となる他の図書の疑義等を明確にするため、最優先とする扱いです。 根拠・考え方(選択肢1):公共標仕1.1.1(4)・設計図書の優先順位
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| 選択肢2 | 資材価格変動による代金変更 ○ 適当 主要な工事材料の国内価格に特別な要因による著しい変動があり、請負代金が不適当になったときは、発注者又は受注者が変更を請求できます。いわゆる単品スライド条項で、資材価格が変われば無条件に希望額へ改定されるという意味ではありません。 根拠・考え方(選択肢2):公共工事標準請負契約約款第26条・主要材料の著しい価格変動
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| 選択肢3 | 補佐がいても兼務できない × 不適当(正解) 令和2年10月施行の制度では、各現場に専任の監理技術者補佐を配置する等の条件を満たせば、監理技術者は2現場まで兼務できます。専任工事だから補佐を置いても絶対に兼務できない、とする本肢は不適切です。後年の別の兼務特例とは分けて、2021年時点の制度で判定します。 根拠・考え方(選択肢3):令和3年時点の建設業法第26条第3項ただし書、施行令第29条・監理技術者補佐
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| 選択肢4 | マニフェストによる処理確認 ○ 適当 元請業者は、原則として廃棄物の種類別・運搬車両別に管理票を交付し、運搬、処分、最終処分の終了を確認します。処理を委託した時点で排出事業者としての確認責任がなくなるわけではありません。電子マニフェスト制度による管理もあります。 根拠・考え方(選択肢4):廃棄物処理法第12条の3・産業廃棄物管理票
|
各現場に専任の監理技術者補佐を置くなど所定条件を満たせば、監理技術者は2現場を兼務できます。
この知識の出題:2021・2024年
各現場への専任補佐の配置等により、監理技術者の2現場兼務が可能になる
正解:3番
問3 シーリングのバックアップ材
頻出度:★★★
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確認ポイント:バックアップ材は、目地の奥へシーリング材が接着しないようにする役割も持ちます。
中心テーマ:シーリング目地の接着面と追従性
出題年度:2017・2018・2020・2021・2024・2025年(10年中6年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 既製杭を2段に仮置き ○ 適当 既製コンクリート杭の仮置きは、転がりや局部的な応力・損傷を防ぐ支持・歯止め等を講じます。本問の同径の杭を平置きで2段まで積む計画は、その措置を前提として適当です。 根拠・考え方(選択肢1):公共標仕4章、JASS4・既製コンクリート杭の仮置き
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| 選択肢2 | 規格に適合する回収水 ○ 適当 計画供用期間の級が標準である本問では、洗浄排水を適切に処理し、JIS A 5308の練混ぜ水の品質に適合することを確認した回収水を使えます。未処理の排水をそのまま使える意味ではありません。 根拠・考え方(選択肢2):JIS A 5308附属書C・練混ぜ水、JASS5・標準級の回収水
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| 選択肢3 | 接着性のよいバックアップ材 × 不適当(正解) バックアップ材は、シーリング材に変色などの悪影響を与えず、シーリング材と接着しにくいものを選びます。動く目地で奥まで接着すると三面接着となり、伸縮に追従しにくくなるためです。「接着性がよい」が不適切です。 根拠・考え方(選択肢3):公共標仕9章7節・シーリングのバックアップ材、二面接着
|
| 選択肢4 | 造作材の含水率15%以下 ○ 適当 造作材の搬入時含水率は、特記なしなら15%以下。 根拠・考え方(選択肢4):公共標仕12章・造作材の含水率
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動く目地では二面接着を確保します。バックアップ材はシーリング材へ悪影響がなく、接着しにくいものを選びます。
この知識の出題:2021年
バックアップ材は、シーリング材と接着しにくいものを選ぶ
正解:3番
問4 道路使用許可の申請先
頻出度:★★
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確認ポイント:道路使用と道路占用では、許可する者が異なります。
中心テーマ:道路工事・占用・通行に関する申請先
出題年度:2021・2022・2023・2026年(10年中4年)
| 手続 | 相手 | 期限等 |
|---|---|---|
| 中間検査申請 | 建築主事等 | 特定工程終了から4日以内に到達 |
| 特定建設作業の届出 | 市町村長 | 原則、開始7日前まで |
| 特定元方事業者の事業開始報告 | 労働基準監督署長 | 作業開始後、遅滞なく |
| 道路使用許可 | 所轄警察署長 | 道路占用の道路管理者と区別 |
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 建築主事への中間検査申請 ○ 適当 指定確認検査機関で確認を受けた建築物でも、中間検査を建築主事へ申請することはできます。特定工程に係る工事を終えてから4日以内に申請が到達するようにする、本問の手続は適当です。確認と検査を必ず同じ機関へ依頼する義務はありません。 根拠・考え方(選択肢1):建築基準法第7条の3第1・2項・中間検査の申請
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| 選択肢2 | 特定建設作業の届出 ○ 適当 騒音規制法の指定地域で特定建設作業を行う場合は、原則として作業開始の7日前までに市町村長へ届け出ます。労働基準監督署長への安全衛生上の届出とは別の手続です。 根拠・考え方(選択肢2):騒音規制法第14条第1項・特定建設作業の届出
|
| 選択肢3 | 特定元方事業者の開始報告 ○ 適当 特定元方事業者は、対象となる作業の開始後、遅滞なく所轄労働基準監督署長へ事業開始報告を行います。本問は開始前の計画届と違い、開始後の報告である点を確認します。 根拠・考え方(選択肢3):労働安全衛生規則第664条・特定元方事業者の事業開始報告
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| 選択肢4 | 道路管理者への道路使用許可申請 × 不適当(正解) 道路交通法の道路使用許可は、その場所を管轄する警察署長へ申請します。道路管理者が扱うのは道路法の道路占用許可等です。足場を継続して設置する場合、両方の手続が必要となることがあります。 根拠・考え方(選択肢4):道路交通法第77条第1項・道路使用許可/道路法第32条・道路占用許可
|
道路使用許可は所轄警察署長へ、道路占用許可は道路管理者へ申請します。外部足場では双方が必要な場合があります。
この知識の出題:2021年
道路使用許可は所轄警察署長へ申請し、道路管理者の占用許可と区別する
正解:4番
問5 クレーンと配電線の安全距離
頻出度:★
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確認ポイント:架空電線に触れなくても、接近すれば感電や放電のおそれがあります。
中心テーマ:クレーンと架空配電線の作業安全距離
出題年度:2021年(10年中1年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 49日間の枠組足場の計画届 ○ 適当 高さ10m以上の足場でも、組立てから解体までの期間が60日未満なら、この足場の設置計画届の対象から除かれます。本問は49日なので届出不要です。足場の安全基準や作業に関する他の義務まで免除されるわけではありません。 根拠・考え方(選択肢1):労働安全衛生規則第85・86条、別表第7・設置期間60日未満の足場の除外
|
| 選択肢2 | 床スラブの仮設開口 ○ 適当 仮設開口は安全性・復旧を含め計画し、監理者の承認を受ける。 根拠・考え方(選択肢2):公共標仕・仮設開口の施工計画、補強と復旧
|
| 選択肢3 | 各階の基準墨の検査 ○ 適当 各階基準墨は施工精度の基準となるため監理者の検査を受ける。 根拠・考え方(選択肢3):公共標仕2章「仮設工事」・各階基準墨の検査
|
| 選択肢4 | 6,600V配電線から1m離隔 × 不適当(正解) 本問の絶縁防護のない6,600V配電線では、移動式クレーンと電線の安全距離を2m以上確保します。1.0mでは不足します。接近限界と、作業時に見込む安全距離を同一視せず、防護措置や電線管理者との協議も行います。 根拠・考え方(選択肢4):国土交通省の架空線接触事故防止資料・6,600Vの作業安全距離2m
|
本問の絶縁防護のない6,600V配電線からは、安全距離2m以上を確保します。1mでは不足です。
この知識の出題:2021年
本問の絶縁防護のない6,600V配電線との安全距離は2m以上
正解:4番
問6 ウェルポイントのライザーパイプ
頻出度:★★
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確認ポイント:水を取り込む先端部分と、水を吸い上げる立上り管を分けます。
中心テーマ:ウェルポイント工法の構成・適用地盤
出題年度:2021・2025年(10年中2年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | スリット形のライザーパイプ × 不適当(正解) ライザーパイプは先端のウェルポイントと地上のヘッダーパイプをつなぐ無孔の管です。ここから空気を吸い込むと負圧を確保しにくくなります。集水のためのスリット形ストレーナーは先端側で用い、立上り管へ使いません。 根拠・考え方(選択肢1):山留め設計施工指針・ウェルポイントの構成、無孔のライザーパイプ
|
| 選択肢2 | 背面地盤のすき取り ○ 適当 ヒービングは、主に軟弱な粘性土地盤で背面土の重量等により掘削底が隆起する現象です。背面地盤をすき取れば上載荷重を減らせるため、防止策として適当です。地下水の圧力による盤ぶくれと区別します。 根拠・考え方(選択肢2):山留め設計施工指針・ヒービング対策と上載荷重の低減
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| 選択肢3 | リチャージ併用時の揚水量 ○ 適当 リチャージは揚水した地下水を同じ帯水層へ戻し、周辺の水位低下等を抑える方法です。戻した水の一部が揚水側へ回り込むため、復水しない場合より必要揚水量を多く見込みます。 根拠・考え方(選択肢3):山留め設計施工指針・リチャージ併用時の揚水量
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| 選択肢4 | 切ばり支柱の切欠きと補強 ○ 適当 切ばりは軸力をまっすぐ伝えるため、通りよく直線状に配置します。本問の干渉は、切ばり支柱側を切り欠いて適切に補強する処置なので適当です。計画・検討なく支柱を自由に切り欠いてよい意味ではありません。 根拠・考え方(選択肢4):山留め設計施工指針・切ばりの通りと支柱干渉部の補強
|
ライザーパイプは空気を吸い込まない無孔管とします。スリット等の集水機能は先端のウェルポイント側です。
この知識の出題:2021年
ライザーパイプは無孔管とし、スリット形ストレーナー管を使わない
正解:1番
問7 杭の支持層到達の確認
頻出度:★★
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確認ポイント:掘削機の電流値と、地盤調査で得るN値は同じ測定値ではありません。
中心テーマ:既製杭の支持層到達確認と記録
出題年度:2018・2021・2023年(10年中3年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 積分電流値からN値を算出 × 不適当(正解) N値は標準貫入試験で得る打撃回数です。掘削機の積分電流値をN値へ換算した値だけで、支持層到達を確認する方法は不適切です。地盤調査結果、試験杭の掘削抵抗・波形、深度、土質や施工状況の変化等を総合し、記録を残します。 根拠・考え方(選択肢1):基礎ぐい工事の適正な施工を確保するためのガイドライン・支持層到達確認、公共標仕4章
|
| 選択肢2 | 事前に定めた代替記録 ○ 適当 通常の方法で到達記録を取得できない場合への代替手法を、施工前に定めておきます。記録が欠けた後に都合のよい方法へ置き換えるのではなく、あらかじめ定めた方法で確認と記録を行います。 根拠・考え方(選択肢2):同ガイドライン・施工前に定めた代替確認手法による記録
|
| 選択肢3 | 安定液の粘性・比重 ○ 適当 安定液は孔壁安定に必要な性能を満たしつつ、低比重・低粘性に管理する。 根拠・考え方(選択肢3):公共標仕4章、JASS4・アースドリルの安定液
|
| 選択肢4 | トレミー等の先端の根入れ ○ 適当 トレミー・ケーシング先端をコンクリートに2m以上入れ、安定液の混入を防ぐ。 根拠・考え方(選択肢4):公共標仕4章、JASS4・オールケーシング工法のコンクリート打込み
|
電流値をN値へ換算するだけで支持層到達を判断しません。試験杭・地盤調査・深度・施工状況等を総合して確認します。
この知識の出題:2018・2021年
掘削機の電流値から換算・算出したN値だけで支持層到達を確認しない
正解:1番
問8 配筋図の寸法と継手長さ
頻出度:★★
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確認ポイント:SD345・Fc24・粗骨材最大寸法20mmという原図の条件で判定します。
中心テーマ:鉄筋の重ね継手の位置・長さ
出題年度:2018・2021・2022・2024年(10年中4年)
| 原図の寸法 | 必要値・考え方 | 判定 |
|---|---|---|
| D19のあき30mm | max(25, 1.5×19, 1.25×20)=28.5mm以上 | 適当 |
| D13壁筋の継手500mm | 40×13=520mm以上 | 不足 |
| 梁下端筋の投影定着650mm | 柱せい800×3/4=600mm以上 | 適当 |
| 圧接継手のずらし400mm | 400mm以上 | 適当 |
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | D19鉄筋のあき30mm ○ 適当 原図のあきは鉄筋のリブの外側同士の距離です。必要値は25mm、鉄筋径の1.5倍=28.5mm、粗骨材最大寸法の1.25倍=25mmのうち最大の28.5mm以上です。図の30mmはこれを満たします。芯々の間隔ではありません。 根拠・考え方(選択肢1):JASS5・配筋指針の鉄筋のあき、公共標仕5章
|
| 選択肢2 | D13壁筋の継手500mm × 不適当(正解) 本問はSD345・D13、コンクリートのFc24という条件です。フックのない壁筋の重ね継手は40d=40×13=520mm以上が必要で、原図の500mmでは20mm不足します。隣の問題の鉄筋径や異なる鋼種の継手長さを混同しません。 根拠・考え方(選択肢2):公共標仕5.3.4、表5.3.2・SD345、Fc24の重ね継手40d
|
| 選択肢3 | 梁下端筋の投影定着650mm ○ 適当 原図は大梁の下端筋D32を柱内へ折り曲げて定着する図です。投影定着長さは柱せいの3/4以上とし、800×3/4=600mm以上が必要です。650mmは適当です。フックに沿って測った鉄筋全体の長さとは区別します。 根拠・考え方(選択肢3):JASS5・配筋指針の梁下端筋の折曲げ定着と柱せいの3/4
|
| 選択肢4 | 圧接継手のずらし400mm ○ 適当 ガス圧接継手の位置は、隣り合う鉄筋で400mm以上ずらします。原図の400mmは下限と等しいため適当です。鉄筋どうしのあきや重ね継手長さを示す寸法ではありません。 根拠・考え方(選択肢4):公共標仕5章、配筋指針・ガス圧接継手の隣接位置のずらし
|
D13の耐力壁筋の継手は40d=520mm以上が必要で、500mmでは不足します。
この知識の出題:2021年
SD345・Fc24のD13壁筋の重ね継手は40d=520mm以上で、500mmは不足
正解:2番
問9 梁下支保工を早く外す際の強度確認
頻出度:★★
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確認ポイント:標準養生の供試体と、実際の構造体の強度は同じとは限りません。
中心テーマ:支保工取外しのコンクリート強度確認
出題年度:2017・2019・2021年(10年中3年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 施工時積載荷重1.5kN/m² ○ 適当 通常ポンプ打込みの作業・衝撃積載荷重は1.5kN/m²。 根拠・考え方(選択肢1):労働安全衛生規則第240条第3項、JASS5・型枠支保工の設計荷重
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| 選択肢2 | 小径スリーブの紙チューブ ○ 適当 径200mm以下で補強不要の一般スリーブには紙チューブを使える。 根拠・考え方(選択肢2):公共標仕6章8節・配管用スリーブの材料と径200mm以下の扱い
|
| 選択肢3 | 標準養生の強度で早期取外し × 不適当(正解) 標準養生は一定の好条件で強度を確認するため、現場で同じ強度に達しているとは限りません。梁下支保工の早期取外しでは、現場水中養生又は現場封かん養生の供試体等により必要強度を確認し、施工荷重に対する安全性も検討します。標準養生でFc以上という結果だけでは判断できません。 根拠・考え方(選択肢3):JASS5・支保工取外しの強度確認、現場水中養生又は現場封かん養生
|
| 選択肢4 | 平均10〜15℃未満で6日存置 ○ 適当 普通ポルトランド、平均10~15℃未満では柱・壁せき板の標準存置6日。 根拠・考え方(選択肢4):JASS5・標準級、普通ポルトランド、平均気温10〜15℃未満のせき板存置
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材齢28日以前の梁下支保工の取外しは、現場での養生条件を踏まえた供試体等で強度を確認します。
この知識の出題:2017・2021年
材齢28日以前の梁下支保工の取外しを、標準養生供試体の強度だけで判断しない
正解:3番
問10 コンクリート調合表の読み方
頻出度:★★
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確認ポイント:A・Eは質量、C・Dは絶対容積です。記号だけでなく物理量も確認します。
中心テーマ:コンクリートの調合表と質量・容積の計算
出題年度:2017・2021・2025年(10年中3年)
原表の記号を整理:A=単位水量、E=セメント質量、F・G=細骨材・粗骨材質量、B・C・D=セメント・細骨材・粗骨材の絶対容積、H=AE減水剤の添加率です。A・E・F・Gはkg/m³、B・C・DはL/m³、Hは%です。
| 確認する量 | 式 | 間違えやすい点 |
|---|---|---|
| 水セメント比(%) | A/E×100 | 水・セメントの質量を使う。大きいほど一般に強度は低下 |
| AE減水剤量(kg/m³) | E×H/100 | 添加率の基準はセメント質量 |
| 細骨材率(%) | C/(C+D)×100 | 骨材の絶対容積を使う |
| 本問の単位容積質量(kg/m³) | A+E+F+G | 主材料の質量を足す |
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 強度が水セメント比A/Eに比例 × 不適当(正解) A/Eは水の質量をセメントの質量で除した水セメント比です。これが大きくなるほど、一般に硬化体の空隙が増え、強度は低下する側です。したがって強度がA/Eに比例して増加するとする記述は不適切です。単純に逆数へ置き換えて厳密な比例式になる、と覚える必要はありません。 根拠・考え方(選択肢1):JASS5・水セメント比と圧縮強度の関係
|
| 選択肢2 | AE減水剤の使用量E×H/100 ○ 適当 Hはセメント質量に対するAE減水剤の添加率(%)なので、セメント質量EにH/100を掛けます。E×H/100が1m³当たりの添加量です。百分率を100で割り忘れないようにします。 根拠・考え方(選択肢2):コンクリート調合計算・セメント質量基準の化学混和剤添加率
|
| 選択肢3 | 細骨材率C/(C+D)×100 ○ 適当 細骨材率は、骨材全体の絶対容積に対する細骨材の絶対容積の割合です。細骨材C、粗骨材DよりC/(C+D)×100となります。質量F・Gの比ではありません。 根拠・考え方(選択肢3):JASS5・細骨材率の定義、絶対容積による計算
|
| 選択肢4 | 単位容積質量A+E+F+G ○ 適当 表の主な材料について、1m³中の水A、セメントE、細骨材F、粗骨材Gの質量を合計したA+E+F+Gで判定します。設問の扱いは適当です。実際の厳密な調合管理で混和剤の質量・水分等まで補正する場合とは区別します。 根拠・考え方(選択肢4):コンクリート調合計算・1m³当たりの材料質量の合計
|
水セメント比が小さいほど、一般にコンクリート強度は高くなります。強度がA/Eに比例して増えるわけではありません。
この知識の出題:2021年
コンクリート強度は、水セメント比が大きいほど一般に低下する関係
正解:1番
問11 棒形振動機の挿入間隔
頻出度:★★
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確認ポイント:型枠振動機や木槌を併用しても、内部の締固めが十分になるとは限りません。
中心テーマ:棒形振動機によるコンクリートの締固め
出題年度:2017・2021・2026年(10年中3年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | スランプ18cm指定で15.5cm ○ 適当 指定スランプ18cmの許容差は±2.5cmで、範囲は15.5〜20.5cmです。15.5cmは下限と等しいため許容できます。上限・下限を含むことにも注意します。 根拠・考え方(選択肢1):JIS A 5308・指定スランプ18cmの許容差±2.5cm
|
| 選択肢2 | CFTの初期自由落下高さ ○ 適当 CFT落し込みは初期の自由落下を1m以内とし、材料分離を抑える。 根拠・考え方(選択肢2):CFT造施工指針・落し込み工法の自由落下高さ
|
| 選択肢3 | 高強度コンクリートの120分 ○ 適当 本問の高強度コンクリートでは、練混ぜから打込み終了までの限度を、外気温にかかわらず原則120分とする扱いです。高性能AE減水剤を使う全ての普通コンクリートまで一律120分にできるわけではなく、高強度という条件を外さずに覚えます。 根拠・考え方(選択肢3):JASS5・高強度コンクリートの練混ぜから打込み終了までの時間
|
| 選択肢4 | 振動機の挿入間隔80cm × 不適当(正解) 棒形振動機の挿入間隔は60cm以下とします。型枠振動機や木槌の併用は補助的なもので、挿入間隔を80cmまで広げてよい理由にはなりません。下層にも先端が入るよう挿入し、内部まで締め固めます。 根拠・考え方(選択肢4):公共標仕6章6節・棒形振動機の挿入間隔60cm以下
|
棒形振動機の挿入間隔は60cm以下。本問の80cmは広すぎます。
この知識の出題:2017・2021・2026年
棒形振動機の挿入間隔は60cm以下で、80cmは広すぎる
正解:4番
問12 プレキャスト部材の空気量
頻出度:★
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確認ポイント:通常の現場打ちRCの目標空気量を、そのままPCへ当てはめないようにします。
中心テーマ:PC部材コンクリートの空気量と凍結融解条件
出題年度:2021年(10年中1年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 認定を取得した現場仮設工場 ○ 適当 工事現場に仮設の製造設備と品質管理体制を整え、第三者機関の認定を取得した工場でPC部材を製造する計画は適当です。大型部材の運搬制限や輸送費に対応できますが、仮設工場だから品質管理を簡略化してよい意味ではありません。 根拠・考え方(選択肢1):JASS10・現場仮設のPC製造工場と品質管理
|
| 選択肢2 | 空気量の目標を4.5% × 不適当(正解) 凍結融解作用のおそれがなく特記もないPC部材のコンクリートでは、空気量の目標を2%とするのが標準です。一般の現場打ちAEコンクリートの4.5%をそのまま当てはめている点が不適切です。凍結融解の条件が変わる場合は別に検討します。 根拠・考え方(選択肢2):JASS10・凍結融解のおそれがないPCコンクリートの空気量2%
|
| 選択肢3 | 仕上げのある屋外側のかぶり ○ 適当 標準級で、耐久性上有効な仕上げを施すという本問の条件では、屋外側の設計かぶり厚さを柱・梁・耐力壁35mm、床・屋根スラブ25mmとするのは適当です。仕上げの有無や、現場打ちRCとPCの違いを確認します。 根拠・考え方(選択肢3):JASS10・標準級、有効な仕上げのある屋外側の設計かぶり厚さ
|
| 選択肢4 | 同一接合部の連続した溶接 ○ 適当 エンクローズ溶接では、同じ接合部の鉄筋の溶接作業を連続して行う本問の方法が適当です。中途で冷却・拘束の状態を不均一にせず、所定の施工手順に従って接合部の溶接を完了します。鉄骨の一般的な溶接順序だけで判断しません。 根拠・考え方(選択肢4):JASS10・エンクローズ溶接の同一接合部の施工手順
|
凍結融解のおそれがなく特記のないPC部材のコンクリートは、空気量2%を標準とします。
この知識の出題:2021年
特記がなく凍結融解のおそれがないPC部材は、目標空気量2%を標準とする
正解:2番
問13 横向きのスタッド溶接の技能確認
頻出度:★★
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確認ポイント:資格を持つことと、実際の施工条件で技量を確認することを区別します。
中心テーマ:スタッド溶接の施工条件・品質確認
出題年度:2018・2020・2021・2024年(10年中4年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | トルシア形の締付け手順 ○ 適当 一次締付け後にマーキングし、専用工具でピンテール破断まで本締めする。 根拠・考え方(選択肢1):公共標仕7章4節・トルシア形高力ボルトの本締め
|
| 選択肢2 | 承認を得た裏はつり省略 ○ 適当 サブマージアーク溶接で完全溶込みを確保できることを事前の施工試験で確認し、監理者の承認を得た場合は、裏はつりを省略できる扱いです。溶接方法の名前だけを理由に無条件で省略できるわけではありません。 根拠・考え方(選択肢2):公共標仕7章6節・サブマージアーク溶接の裏はつり省略条件
|
| 選択肢3 | 溶接外観の目視と測定 ○ 適当 外観検査では、表面欠陥と精度を目視で確認し、基準から外れている疑いのある箇所を適切な器具で測定します。本問の方法は適当です。目視自体を一部だけで済ませる、という記述ではありません。 根拠・考え方(選択肢3):JASS6・受入検査の溶接部の外観検査
|
| 選択肢4 | A級資格だけで横向き溶接 × 不適当(正解) スタッド溶接は原則下向きで行い、やむを得ず横向き等で行う場合は、実際の施工条件に対応した技量付加試験で施工能力を確認します。資格種別A級の資格があっても、その試験を実施できなかったことの代わりにはなりません。 根拠・考え方(選択肢4):JASS6・横向き姿勢のスタッド溶接の技量付加試験
|
横向き姿勢のスタッド溶接では、実際の施工条件に合わせた技量付加試験が必要です。A級資格だけで省略しません。
この知識の出題:2021年
横向きスタッド溶接では、資格だけで技量付加試験を省略しない
正解:4番
問14 高力ボルト用孔の加工方法
頻出度:★★
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確認ポイント:薄板に使える孔あけの例外を、高力ボルト孔へ広げないようにします。
中心テーマ:鉄骨の高力ボルト用孔の加工
出題年度:2019・2021・2022年(10年中3年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 塗装前の実製品検査 ○ 適当 塗装前の実製品を受入検査段階で直接確認する。 根拠・考え方(選択肢1):JASS6・鉄骨の受入検査と塗装前の実製品検査
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| 選択肢2 | 板厚13mmでせん断孔あけ × 不適当(正解) 高力ボルト用孔は原則としてドリル孔あけです。板厚13mm以下の普通ボルト孔・アンカーボルト孔・鉄筋貫通孔等に認めるせん断孔あけの例外を、高力ボルト孔へ適用できません。ばりを除去しても加工方法の不適切さは解消しません。 根拠・考え方(選択肢2):公共標仕7.3.8(2)・高力ボルト用孔のドリル孔あけ
|
| 選択肢3 | 高力六角ボルトへの交換 ○ 適当 トルシア形用の専用締付け機が使えない箇所では、高力六角ボルトへ交換して適切に締め付ける方法があります。本肢は交換後のボルトについてナット回転法で所定の張力を確認しているため適当です。トルシア形をそのまま任意の工具で締めてよい意味ではありません。 根拠・考え方(選択肢3):JASS6・専用締付け機を使用できない箇所の高力六角ボルトへの交換
|
| 選択肢4 | 原本相当の規格品証明書 ○ 適当 原本相当の規格品証明書で鋼材規格・寸法を確認できる。 根拠・考え方(選択肢4):JASS6・鋼材の材料確認、原本相当規格品証明書
|
高力ボルト用孔は原則ドリル孔あけ。板厚13mmでも、特記なくせん断孔あけにはできません。
この知識の出題:2021年
高力ボルト用孔は、板厚13mmでも特記なくせん断孔あけにはできない
正解:2番
問15 通し柱と胴差の仕口
頻出度:★
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確認ポイント:仕口の形と、補強金物の種類を別々に確認します。
中心テーマ:通し柱と胴差の仕口
出題年度:2021年(10年中1年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 20kN金物のアンカー埋込み ○ 適当 本問の短期許容耐力20kNのホールダウン金物を専用アンカーボルトで緊結する仕様では、コンクリートへの埋込み長さ360mm以上を確認するのは適当です。全ての耐力・製品のアンカーボルトが同じ寸法になるとは限らず、採用仕様に従います。 根拠・考え方(選択肢1):木造住宅工事仕様書・本問のホールダウン金物と専用アンカーの埋込み
|
| 選択肢2 | 出隅の仕口を大入れ蟻掛け × 不適当(正解) 出隅の通し柱と胴差の標準的な仕口は、かたぎ大入れ短ほぞ差しで、かね折り金物を当てて六角ボルト締め・スクリュー釘打ち等で補強します。本肢は仕口を大入れ蟻掛けとした点が不適切で、補強金物を使っている部分まで誤りとしません。 根拠・考え方(選択肢2):木造住宅工事仕様書・通し柱と胴差の仕口、評価方法基準の接合仕様
|
| 選択肢3 | 垂木のひねり金物 ○ 適当 垂木をひねり金物等で軒桁に緊結し、吹上げに抵抗させる。 根拠・考え方(選択肢3):木造住宅工事仕様書・垂木と軒桁の緊結
|
| 選択肢4 | 追掛け大栓継ぎの持出し ○ 適当 追掛け大栓継ぎは下木を柱から持ち出し、上木先端を柱心から約150mmとする。 根拠・考え方(選択肢4):木造住宅工事仕様書・追掛け大栓継ぎの持出し
|
出隅の通し柱と胴差は、かたぎ大入れ短ほぞ差し等の所定の仕口とし、かね折り金物等で補強します。
この知識の出題:2021年
出隅の通し柱と胴差は、大入れ蟻掛けでなく、かたぎ大入れ短ほぞ差し等とする
正解:2番
問16 PC接合目地上の防水の増張り
頻出度:★★
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確認ポイント:目地が動いても、防水層に直接その動きが集中しない納まりを作ります。
中心テーマ:改質アスファルトシート防水の増張り・端部処理
出題年度:2021・2023年(10年中2年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 補強布50mm・塗継ぎ100mm ○ 適当 ウレタン防水の補強布は50mm以上、塗継ぎは100mm以上重ねる。 根拠・考え方(選択肢1):公共標仕9章・ウレタン塗膜防水の補強布と塗継ぎ
|
| 選択肢2 | 目地の両側50mmの増張り × 不適当(正解) PC部材の接合目地では、幅300mm程度の増張り用シートを目地の両側に100mm程度ずつ張り掛け、絶縁増張りとします。設問の50mmずつでは張掛けが不足します。動く目地に防水層を直接密着させ、動きを集中させないための納まりです。 根拠・考え方(選択肢2):公共標仕9章・改質アスファルトシート防水のPC接合目地の絶縁増張り
|
| 選択肢3 | 保護断熱防水の断熱材 ○ 適当 保護密着断熱防水には所定の押出法ポリスチレンフォーム3種bAを用いる。 根拠・考え方(選択肢3):公共標仕9章・屋根保護防水密着断熱工法の断熱材
|
| 選択肢4 | 立上り際500mmの密着張り ○ 適当 立上り際約500mmは防水を密着させ、立上りとの連続性を確保する。 根拠・考え方(選択肢4):公共標仕9章・屋根保護防水絶縁工法の立上り際の処理
|
本問の改質アスファルトシート防水の絶縁増張りは、目地の両側へ100mm程度ずつ張り掛けます。50mmずつでは不足します。
この知識の出題:2021年
PC接合目地上の絶縁増張りは、目地両側へ100mm程度ずつ張り掛ける
正解:2番
問17 床シート下地の平坦さ
頻出度:★★
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確認ポイント:仕上げが薄い床では、コンクリートの凹凸が仕上がりへ現れやすくなります。
中心テーマ:コンクリート下地の仕上りの平坦さ
出題年度:2018・2021・2026年(10年中3年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 床下地を1mにつき10mm × 不適当(正解) ビニル床シートを張る直均しコンクリートは、薄い仕上げへ下地の凹凸が現れやすいため、標準の平坦さは3mにつき7mm以下です。1mにつき10mm以下は、厚い仕上げ等の下地と同じ程度であり、本問では粗すぎます。 根拠・考え方(選択肢1):公共標仕6.2.5(2)(イ)、表6.2.5のa種、15章・床コンクリート直均し
|
| 選択肢2 | 床タイルの伸縮調整目地 ○ 適当 床タイル伸縮目地は縦横4m以内を標準とする。 根拠・考え方(選択肢2):公共標仕11章・床タイルの伸縮調整目地
|
| 選択肢3 | 外壁タイルの接着試験数 ○ 適当 外壁タイルの引張接着試験の試験体は、100m²ごと及びその端数ごとに1個以上、かつ全体で3個以上を確保します。面積から求めた数が2個になっても、全体の下限3個を満たす必要があります。 根拠・考え方(選択肢3):公共標仕11章・外壁タイルの引張接着試験の試験体数
|
| 選択肢4 | 内壁石張りの幅木裏 ○ 適当 内壁空積工法でも、幅木の裏は全面へ裏込めモルタルを充填します。壁の石全ての裏を空ける、という意味ではなく、幅木の支持・納まりは別に確認します。 根拠・考え方(選択肢4):公共標仕10章「石工事」・内壁空積工法の幅木裏込め
|
ビニル床シートの下地となる直均しコンクリートの平坦さは、標準として3mにつき7mm以下です。
この知識の出題:2018・2021年
ビニル床シート下地の直均しコンクリートは、標準で3mにつき7mm以下
正解:1番
問18 軽量鉄骨天井下地の19形・25形
頻出度:★★★
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確認ポイント:屋内と屋外の部材区分の組合せを確認します。
中心テーマ:軽量鉄骨天井下地の施工
出題年度:2017・2018・2019・2020・2021・2022・2023・2024・2025・2026年(10年中10年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | ボードの張り方とスタッド間隔 ○ 適当 壁のスタッド間隔は、下地張りの上に仕上げを張る2枚張りで450mm程度、仕上げを直張りする1枚張りで300mm程度とする本問の配置が適当です。ボードの厚さや仕様による特記も確認します。 根拠・考え方(選択肢1):公共標仕14章5節・軽量鉄骨壁下地のスタッド間隔
|
| 選択肢2 | 屋内25形・屋外19形 × 不適当(正解) 野縁及び野縁受は、特記がない場合、屋内19形・屋外25形を用います。本肢は屋内25形・屋外19形としており、組合せが逆です。壁のスタッドの形状区分や、天井のつりボルト間隔と混同しません。 根拠・考え方(選択肢2):公共標仕14.4.3・軽量鉄骨天井下地の形式、屋内19形・屋外25形
|
| 選択肢3 | 網入りガラスの小口防錆 ○ 適当 網入りガラスは下辺と縦小口下部1/4に防錆塗料を塗る。 根拠・考え方(選択肢3):公共標仕16章14節・網入りガラスの小口の防錆
|
| 選択肢4 | ガラスブロックの伸縮目地 ○ 適当 ガラスブロック目地は所定条件で6m以内、幅20mm程度も適切な範囲。 根拠・考え方(選択肢4):公共標仕16章14節・ガラスブロック積みの伸縮調整目地
|
特記がない軽量鉄骨天井下地の野縁・野縁受は、屋内19形、屋外25形。設問は逆です。
この知識の出題:2021・2024年
天井下地の野縁・野縁受は、特記がなければ屋内19形・屋外25形
正解:2番
問19 ECPパネルの長辺・短辺の目地幅
頻出度:★★★
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確認ポイント:パネルの長辺と短辺で、必要な目地幅が異なります。
中心テーマ:押出成形セメント板ECPの材料・施工
出題年度:2017・2020・2021・2022・2025・2026年(10年中6年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | タイルカーペットの接着剤 ○ 適当 タイルカーペットの全面接着には、ピールアップ形の接着剤を使います。全面へ接着剤を施工してずれを防ぎながら、将来の張替え時には剥がして交換しやすくする方法です。強固に永久接着する種類との違いを覚えます。 根拠・考え方(選択肢1):公共標仕19章・タイルカーペットの全面接着工法
|
| 選択肢2 | 吹付け断熱材の確認ピン ○ 適当 吹付け断熱材の厚さは、スラブ下面・壁面では5m²につき1箇所以上、柱・梁では1面につき各1箇所以上の確認ピンで確認し、ピンを存置します。天井面だけ測って、柱・梁の測定を省略しません。 根拠・考え方(選択肢2):公共標仕19章・断熱材現場発泡工法の確認ピン
|
| 選択肢3 | 複層仕上塗材の施工方法 ○ 適当 仕上げ形状に応じ、吹付けやローラーなど指定工法を使い分ける。 根拠・考え方(選択肢3):公共標仕15章・複層仕上塗材の主材の塗付け方法
|
| 選択肢4 | ECPの目地幅を両辺10mm × 不適当(正解) ECPパネルの目地幅は長辺8mm以上、短辺15mm以上です。両方10mmとすると長辺の下限は満たしますが、短辺は5mm不足します。短辺目地にはより大きな幅が必要なことを組にして覚えます。 根拠・考え方(選択肢4):公共標仕8.5.3(6)・ECPの長辺・短辺の目地幅
|
ECPの目地幅は長辺8mm以上、短辺15mm以上。本問の長辺10mmは足りますが、短辺10mmが不足します。
この知識の出題:2021年
ECPの目地幅は長辺8mm以上・短辺15mm以上で、両方10mmでは短辺が不足
正解:4番
問20 蒸気給気管の先上り・先下り勾配
頻出度:★
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確認ポイント:蒸気の進む向きと、凝縮水の流れる向きを考えます。
中心テーマ:蒸気給気管の先上り・先下り勾配
出題年度:2021年(10年中1年)
| 蒸気給気管の勾配 | 本問で覚える値 | 凝縮水との関係 |
|---|---|---|
| 先下り | 1/250 | 蒸気と水が同方向 |
| 先上り | 1/80 | 水が蒸気と逆方向。より急な勾配 |
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | PF管の梁横断位置 ○ 適当 原文は、壁付きでない梁をPF管が横断する場合の条件です。多数の管をまとめた横断を避け、柱際から梁せい以内の範囲を避けるのは、梁・柱接合部等への影響を抑えるためで適当です。 根拠・考え方(選択肢1):公共建築工事標準仕様書(電気設備工事編)・PF管の梁横断埋込み
|
| 選択肢2 | 先上り1/250・先下り1/80 × 不適当(正解) 蒸気給気管は原則として蒸気の進む先へ下がる勾配1/250とし、先上りの場合は1/80とします。先上りでは凝縮水が蒸気と逆向きに流れるため、より急な勾配が必要です。設問は二つの数値が逆です。 根拠・考え方(選択肢2):公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)・蒸気給気管の勾配
|
| 選択肢3 | 鋼製ラックの支持 ○ 適当 鋼製ケーブルラックの水平支持間隔は2m以内とし、直線部と直線部以外の接続部では接続部の近傍、端部では端部の近傍にも支持を設けます。2m間隔だけ守って端部を長く持ち出さないようにします。 根拠・考え方(選択肢3):公共建築工事標準仕様書(電気設備工事編)・鋼製ケーブルラックの支持
|
| 選択肢4 | 雨水側のトラップます ○ 適当 屋外で雨水横主管を汚水横主管へ接続する場合、接続部の排水ますに加え、雨水側へトラップますを設けて汚水系統の臭気が雨水系統へ逆流するのを防ぎます。雨水を取り込むための設備と、臭気を遮断する役割を分けます。 根拠・考え方(選択肢4):公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)・雨水、汚水横主管接続部のトラップます
|
蒸気給気管は先下り1/250、やむを得ず先上りなら1/80とします。先上りの方を急にします。
この知識の出題:2021年
蒸気給気管の勾配は、先下り1/250、先上り1/80
正解:2番
問21 銅屋根と樋の異種金属腐食
頻出度:★★
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確認ポイント:異なる金属の組合せや、屋根から流れてくる水にも注意します。
中心テーマ:銅屋根と金物・樋の異種金属への配慮
出題年度:2018・2021年(10年中2年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 銅屋根に亜鉛めっき鋼板の樋 × 不適当(正解) 銅屋根から流れる水には銅成分が含まれ、亜鉛めっき鋼板の樋に腐食を起こすおそれがあります。異種金属の電位差を大きくすれば耐候性が高まる、という説明は逆です。銅と亜鉛の直接接触だけを避ければよいとも限りません。 根拠・考え方(選択肢1):公共標仕13章・屋根材と樋の異種金属腐食
|
| 選択肢2 | 防火ダンパーと区画間のダクト ○ 適当 防火ダンパーと区画の間は1.6mm以上の鋼板ダクト等で防火性能を確保する。 根拠・考え方(選択肢2):公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)・防火区画と防火ダンパー間のダクト
|
| 選択肢3 | 折板タイトフレームの接合 ○ 適当 折板タイトフレームは所定の隅肉溶接で受け梁に固定する。 根拠・考え方(選択肢3):公共標仕13章・折板葺のタイトフレームと受け梁の接合
|
| 選択肢4 | PF管の支持間隔 ○ 適当 本問の軽量鉄骨間仕切壁内に配管するPF管を、バインド線で1.5m以下の間隔に支持するのは適当です。管をつぶさないように固定し、接続部等の必要な支持も確認します。 根拠・考え方(選択肢4):公共建築工事標準仕様書(電気設備工事編)・PF管の固定、支持間隔
|
銅屋根と溶融亜鉛めっき鋼板の樋の組合せは腐食のおそれがあります。電位差が大きい方が耐候性がよい、とはいえません。
この知識の出題:2021年
銅屋根からの排水を受ける樋に、亜鉛めっき鋼板を安易に組み合わせない
正解:1番
問22 締付け式あと施工アンカーの固着
頻出度:★★★
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確認ポイント:鉄骨の高力ボルトの締付け方法と、あと施工アンカーの施工方法を区別します。
中心テーマ:あと施工アンカーの施工・確認
出題年度:2017・2019・2021・2022・2023・2024・2025・2026年(10年中8年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | スリット切断機の固定位置 ○ 適当 切断機の仮設アンカーは柱・梁を避け、撤去予定の壁側に設ける。 根拠・考え方(選択肢1):改修標仕8章25節・耐震スリット工事の切断機器の固定
|
| 選択肢2 | アンカーの確認試験ロット ○ 適当 あと施工アンカーの確認試験は、特記がなければ引張試験機による引張試験とし、同じ施工日の径・仕様ごとにロットを分けます。異なる径・仕様をまとめて一つのロットにしないようにします。 根拠・考え方(選択肢2):改修標仕8.12.7・あと施工アンカーの施工確認試験とロット
|
| 選択肢3 | 増打ち壁筋の135度フック ○ 適当 所定の増打ち壁工法では柱筋に135度フックを掛けて定着できる。 根拠・考え方(選択肢3):耐震改修設計指針・増打ち耐震壁の鉄筋の既存柱への定着
|
| 選択肢4 | ナット回転法で固着 × 不適当(正解) 金属系の打込み方式は所定位置まで打ち込み、締付け方式は所定の締付けトルクまで締め付けて固着します。本肢の「ナット回転法」は鉄骨の高力ボルトの締付け等と混同しており不適切です。 根拠・考え方(選択肢4):改修標仕8.12.5(1)(イ)(ウ)・金属系アンカーの固着
|
金属系の締付け式アンカーは、所定の締付けトルクで固着します。ナット回転法に置き換えません。
この知識の出題:2021年
金属系の締付け式アンカーは、ナット回転法でなく所定の締付けトルクで固着する
正解:4番
問23 かぶせ工法の新規建具の留付け間隔
頻出度:★★
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確認ポイント:既存枠へ新規枠を留める間隔と、躯体へ固定するアンカーの間隔を分けます。
中心テーマ:かぶせ工法による建具の改修
出題年度:2017・2018・2021・2026年(10年中4年)
| 小ねじ留めの位置 | 標準の上限 | 設問 |
|---|---|---|
| 端部 | 100mm以下 | 100mm → 適当 |
| 中間の間隔 | 400mm以下 | 500mm → 不適当(100mm広い) |
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 10kgのハンドブレーカー ○ 適当 既存の保護コンクリートを撤去する際は、躯体や他の仕上げを損傷させないよう、小型のハンドブレーカー等で慎重に行います。本問の質量10kgは、標準の15kg未満という範囲に入ります。 根拠・考え方(選択肢1):改修標仕3章2節・既存保護コンクリートの撤去
|
| 選択肢2 | ドレン撤去端部の勾配 ○ 適当 ドレン改修部の撤去端は約1/2勾配で滑らかにつなぐ。 根拠・考え方(選択肢2):改修標仕3章2節・ルーフドレン周囲の撤去端部の処理
|
| 選択肢3 | 中間500mmで小ねじ留め × 不適当(正解) かぶせ工法で既存枠へ新規建具を小ねじ留めする場合は、端部100mm以下、中間の留付け間隔400mm以下とします。本問の端部100mmはよいものの、中間500mmは100mm広すぎます。既存枠自体の耐力も別に確認します。 根拠・考え方(選択肢3):改修標仕5.2.5(2)(ア)(c)・かぶせ工法の新規建具の留付け
|
| 選択肢4 | 再使用インサートの引抜き試験 ○ 適当 本問のつりボルト受け等の間隔900mm程度以下、質量20kg/m²以内という条件では、特記がなければ当該階の3箇所を400N程度の確認荷重で引抜き試験する扱いです。特定天井など別条件の天井へ同じ試験値を無条件に適用しません。 根拠・考え方(選択肢4):改修標仕6.6.4(1)(ウ)・再利用するインサート等の確認試験
|
かぶせ工法の小ねじ留めは、端部100mm以下、中間400mm以下。本問の中間500mmは広すぎます。
この知識の出題:2021年
既存枠への新規建具の小ねじ留めは端部100mm以下・中間400mm以下
正解:3番
問24 スライディングフォームと曳家
頻出度:★
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確認ポイント:動かす対象が、型枠・建物全体・屋根架構のどれかを確認します。
中心テーマ:スライディングフォームと曳家の区別
出題年度:2021年(10年中1年)
| 工法 | 動かす対象・方法 |
|---|---|
| スライディングフォーム | 型枠を上へ移動しながらコンクリートを施工 |
| 曳家 | 建物等を解体せず水平移動 |
| リフトアップ | 低所で組んだ屋根架構等を所定の高さへ上昇 |
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 歩掛り ○ 適当 歩掛りは単位施工量当たりの標準労働量・資材量等を表す。 根拠・考え方(選択肢1):公共建築工事積算基準・歩掛りの定義
|
| 選択肢2 | クリープ現象 ○ 適当 クリープは持続荷重のもとで時間とともに変形が増える現象。 根拠・考え方(選択肢2):材料力学・持続荷重下のクリープ
|
| 選択肢3 | 建物を水平移動と説明 × 不適当(正解) 構造物を解体せず水平に移し、新たな基礎へ据える説明は曳家です。スライディングフォーム工法は、コンクリートの施工に合わせて型枠を連続的に上方へ移動させ、煙突・サイロ等を施工する方法です。建物全体を動かす工法とは異なります。 根拠・考え方(選択肢3):JASS5・スライディングフォーム工法、曳家の施工原理
|
| 選択肢4 | リフトアップ工法 ○ 適当 リフトアップは地上で組み立てた架構を所定高さまで持ち上げる工法。 根拠・考え方(選択肢4):建築工事の建方・リフトアップ工法の施工原理
|
スライディングフォームは型枠を上方へ移動しながら施工する工法。建物を解体せず水平移動する説明は曳家です。
この知識の出題:2021年
建物を解体せず水平移動する説明は曳家で、スライディングフォームではない
正解:3番
問25 不可抗力による損害の負担
頻出度:★★
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確認ポイント:受注者が十分注意しても避けられなかった損害の、契約上の負担を確認します。
中心テーマ:工事請負契約における損害の負担
出題年度:2021・2025・2026年(10年中3年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 重大な天災損害を双方で負担 × 不適当(正解) 本問の約款では、天災等の不可抗力による損害で、双方が協議して重大と認め、かつ受注者が善良な管理者として注意したと認められるものは、発注者が負担します。発注者と受注者が一律に共同負担する記述が不適切です。保険等で補填される金額の扱いも約款に従います。 根拠・考え方(選択肢1):民間(七会)連合協定工事請負契約約款(令和2年4月版)・不可抗力による損害
|
| 選択肢2 | 工事中の保険 ○ 適当 出来形・搬入材料等に指定の保険を掛け、証券の写しを提出する。 根拠・考え方(選択肢2):同約款・出来形部分、搬入材料等への工事保険
|
| 選択肢3 | 著しく短い変更工期の禁止 ○ 適当 工期を変更する場合でも、通常必要と認められる期間に比べ著しく短い工期にはできません。当初の工期を適切に設定すれば、その後の変更では無理な短縮が許されるという意味ではありません。 根拠・考え方(選択肢3):同約款・工期の変更と著しく短い工期の禁止
|
| 選択肢4 | 代金2/3以上減少で解除 ○ 適当 発注者の減工により請負代金が2/3以上減少した場合は、受注者は書面で通知して直ちに解除できます。2/3以上「減少」なので、残る代金は元の1/3以下です。元の2/3まで減った場合と取り違えません。 根拠・考え方(選択肢4):同約款・発注者の減工による受注者の即時解除
|
本問の重大な不可抗力損害は、受注者に善管注意が認められる場合、発注者の負担とする約款です。
この知識の出題:2021年
受注者が善管注意を尽くした重大な不可抗力損害は、本問の約款では発注者負担
正解:1番
正解一覧
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| 問 | 正解 |
|---|---|
| 問1 | 3番 |
| 問2 | 3番 |
| 問3 | 3番 |
| 問4 | 4番 |
| 問5 | 4番 |
| 問6 | 1番 |
| 問7 | 1番 |
| 問8 | 2番 |
| 問9 | 3番 |
| 問10 | 1番 |
| 問11 | 4番 |
| 問12 | 2番 |
| 問13 | 4番 |
| 問14 | 2番 |
| 問15 | 2番 |
| 問16 | 2番 |
| 問17 | 1番 |
| 問18 | 2番 |
| 問19 | 4番 |
| 問20 | 2番 |
| 問21 | 1番 |
| 問22 | 4番 |
| 問23 | 3番 |
| 問24 | 3番 |
| 問25 | 1番 |
令和3年度の公式正解と全25問を照合しています。解説・学習用の見出し・頻出度は独自に整理したものです。