令和元年度(2019年)一級建築士「構造」過去問解説|全30問・計算の途中式と覚えるポイント
令和元年度(2019年)の一級建築士試験「学科Ⅳ・構造」について、全30問の正解と学習上のポイントを整理しました。各問の解説は、クリックすると開きます。
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建築技術教育普及センター 一級建築士 過去の試験問題 令和元年 構造
問題文・図表の全文は掲載していません。図を使う問1〜6・13・20は、問題の図と見比べて読んでください。法令の説明は、試験が指定する平成31年(2019年)1月1日時点の規定に合わせています。壁量や筋かいの寸法は出題時の規定で判断します。
頻出度は2017〜2026年の10年分について、各問に設定した中心テーマが出た年度数で判定しています。同じ年度に複数回出ても1年と数え、5年以上=★★★、2〜4年=★★、1年=★です。解説内の「この知識の出題」は、同じ知識・判断関係を確認できた年度(正誤を逆にした記述を含む)を示します。将来の出題予測ではありません。
問1 弾性と全塑性で変わる中立軸
頻出度:★★★
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確認ポイント:弾性の図心と、全塑性で面積を二分する位置を分けます。
中心テーマ:断面の応力度・断面性能
出題年度:2017・2018・2019・2020・2021・2022・2023・2024・2025・2026年(10年中10年)
| 部分 | 面積 | 下縁からの重心位置 |
|---|---|---|
| ウェブ | 100×300=30000mm² | 150mm |
| フランジ | 300×100=30000mm² | 350mm |
弾性中立軸は図心なので、y=(30000×150+30000×350)/60000=250mmです。
全塑性時は上下で応力度の大きさが等しく一定です。曲げだけで軸力0なので、圧縮と引張の面積を30000mm²ずつに分けます。ちょうどウェブとフランジの境界、下縁から300mmの位置になります。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 弾性200mm・全塑性250mm × 誤った組合せ 弾性中立軸は図心。上下の面積と重心を用いると下縁から250mmであり、200mmではない。 根拠・考え方(選択肢1):弾性中立軸=図心ΣAy/ΣA。軸力0の全塑性断面は圧縮・引張の面積が等しい。確認対象:弾性200mm・全塑性250mm
|
| 選択肢2 | 弾性250mm・全塑性200mm × 誤った組合せ 弾性時は図心250mm、全塑性時は上下の面積を等分する位置300mm。250と200の組合せではない。 根拠・考え方(選択肢2):弾性中立軸=図心ΣAy/ΣA。軸力0の全塑性断面は圧縮・引張の面積が等しい。確認対象:弾性250mm・全塑性200mm
|
| 選択肢3 | 弾性250mm・全塑性300mm ○ 正しい組合せ 下側ウェブ100×300=30000mm²の重心は下縁から150mm、上側フランジ300×100=30000mm²の重心は350mm。弾性図心は(30000×150+30000×350)/60000=250mm。軸力のない全塑性状態では圧縮・引張面積が同じなので、両者の境界300mmが中立軸です。 根拠・考え方(選択肢3):弾性中立軸=図心ΣAy/ΣA。軸力0の全塑性断面は圧縮・引張の面積が等しい。確認対象:弾性250mm・全塑性300mm
|
| 選択肢4 | 弾性300mm・全塑性250mm × 誤った組合せ 300mmは全塑性時の中立軸。弾性時の図心250mmと対応を取り違えている。 根拠・考え方(選択肢4):弾性中立軸=図心ΣAy/ΣA。軸力0の全塑性断面は圧縮・引張の面積が等しい。確認対象:弾性300mm・全塑性250mm
|
弾性中立軸は断面下縁から250mm。軸力がない全塑性状態では圧縮・引張面積が等しくなり、300mmです。
この知識の出題:2019年
軸力0のT形断面で弾性は図心・全塑性は面積二分の位置
正解:3番
問2 摩擦のない分割梁のたわみ
頻出度:★★★
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確認ポイント:横に分けた梁と、上下に重ねた梁では、各材の曲げのせいが違います。
中心テーマ:梁のたわみと曲げ剛性
出題年度:2017・2018・2019・2020・2021・2022・2023・2025・2026年(10年中9年)
| 梁 | 断面二次モーメントI | たわみ比 |
|---|---|---|
| A | 2a(2a)³/12=4a⁴/3 | 1 |
| B | 2×a(2a)³/12=4a⁴/3 | 1 |
| C | 2×2a×a³/12=a⁴/3 | 4 |
δ=Pl³/(48EI)でP・l・Eは共通です。接触面に摩擦がないCは、全体の高さ2aを一体の梁として使えません。各板の高さaによるIを合計します。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | δ_A:δ_B:δ_C=1:1:1 × 誤った比 AのI=2a(2a)³/12、Bは横に並んだ2材で同じI。Cは上下2材が独立に曲がりIがAの1/4になる。 根拠・考え方(選択肢1):矩形I=bh³/12。摩擦のない分割材は各材のIを合計。単純梁中央のたわみはEIに反比例。確認対象:δ_A:δ_B:δ_C=1:1:1
|
| 選択肢2 | δ_A:δ_B:δ_C=1:1:4 ○ 正しい比 I_A=2a(2a)³/12=4a⁴/3。横に並ぶBは2×a(2a)³/12でAと同じです。上下に滑れるCは2×2a×a³/12=a⁴/3。たわみは1/Iに比例し、1:1:4となります。 根拠・考え方(選択肢2):矩形I=bh³/12。摩擦のない分割材は各材のIを合計。単純梁中央のたわみはEIに反比例。確認対象:δ_A:δ_B:δ_C=1:1:4
|
| 選択肢3 | δ_A:δ_B:δ_C=1:2:4 × 誤った比 Bの横並びの分割は、曲げ方向のせい2aを変えないのでたわみもAと同じ。 根拠・考え方(選択肢3):矩形I=bh³/12。摩擦のない分割材は各材のIを合計。単純梁中央のたわみはEIに反比例。確認対象:δ_A:δ_B:δ_C=1:2:4
|
| 選択肢4 | δ_A:δ_B:δ_C=1:4:8 × 誤った比 Cの上下の部材間に摩擦がないため一体梁にできないが、IはAの1/4であり1/8ではない。 根拠・考え方(選択肢4):矩形I=bh³/12。摩擦のない分割材は各材のIを合計。単純梁中央のたわみはEIに反比例。確認対象:δ_A:δ_B:δ_C=1:4:8
|
摩擦のないCは高さaの2枚が別々に曲がります。I_A=I_B=4a⁴/3、I_C=a⁴/3で、たわみは1:1:4です。
この知識の出題:2019・2022年
摩擦・接着のない重ね材は各材自身のIを合計する
正解:2番
問3 剛接合部での曲げモーメント分配
頻出度:★★★
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確認ポイント:接合部の曲げ分配と、固定された遠端への伝達を分けます。
中心テーマ:骨組の反力・断面力のつり合い
出題年度:2017・2018・2019・2020・2021・2022・2023・2024・2025・2026年(10年中10年)
張出しABの先端荷重10Pは、Bへ10Plの曲げを与えます。これを右梁と下の柱が抵抗して支えます。
遠端固定の回転剛性は右梁4(2EI)/l=8EI/l、柱4(3EI)/l=12EI/l。比は2:3なので、梁へ10Pl×2/5=4Pl、柱へ10Pl×3/5=6Plを分配します。
反対側の固定端へ伝わる曲げは各1/2のため、右梁の遠端2Pl、柱脚3Pl。材の引張側へ曲げ図を描くと図1です。接合部の値と遠端の値を同じにしないようにします。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 図1:梁4Pl・柱6Pl、遠端は各1/2 ○ 正しい図 左の張出し梁からBへ10Plの曲げが入ります。遠端固定・材端移動なしの回転剛性は右梁4(2EI)/l、柱4(3EI)/lで比2:3。Bでの抵抗を右梁4Pl・柱6Plに分配し、遠端へ各1/2の2Pl・3Plを伝達する図1が正しいです。 根拠・考え方(選択肢1):剛接合部の曲げ分配:遠端固定の回転剛性4EI/L、伝達率1/2、節点モーメントのつり合い。確認対象:図1:梁4Pl・柱6Pl、遠端は各1/2
|
| 選択肢2 | 図2:遠端も接合部と同じ大きさ × 誤った図 柱脚の遠端モーメントは柱頭6Plの半分3Pl。両端同じ6Plにはならない。 根拠・考え方(選択肢2):剛接合部の曲げ分配:遠端固定の回転剛性4EI/L、伝達率1/2、節点モーメントのつり合い。確認対象:図2:遠端も接合部と同じ大きさ
|
| 選択肢3 | 図3:梁6Pl・柱4Pl、遠端は各1/2 × 誤った図 柱の剛性3EIは梁2EIより大きいので、接合部の配分は梁4Pl・柱6Pl。図は逆。 根拠・考え方(選択肢3):剛接合部の曲げ分配:遠端固定の回転剛性4EI/L、伝達率1/2、節点モーメントのつり合い。確認対象:図3:梁6Pl・柱4Pl、遠端は各1/2
|
| 選択肢4 | 図4:梁と柱の分配・遠端の双方が異なる × 誤った図 接合部の剛性比が2:3なので梁4Pl・柱6Pl。遠端モーメントも固定端の半分となり図4と異なる。 根拠・考え方(選択肢4):剛接合部の曲げ分配:遠端固定の回転剛性4EI/L、伝達率1/2、節点モーメントのつり合い。確認対象:図4:梁と柱の分配・遠端の双方が異なる
|
Bへ入る10Plを右梁と柱の回転剛性比2:3で4Pl・6Plに分配。遠端はその半分の2Pl・3Plです。
この知識の出題:2019年
剛接合部で回転剛性に比例して曲げを分配し遠端へ半分を伝達
正解:1番
問4 層せん断力から層間変位を求める
頻出度:★
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確認ポイント:各階の外力を、下の層がいくつ支えるかを確認します。
中心テーマ:層せん断力と層間変位の計算
出題年度:2019年(10年中1年)
| 層 | 負担する水平力 | 水平剛性 | 層間変位 |
|---|---|---|---|
| 1層 | P+2P=3P | 2K | 3P/(2K) |
| 2層 | 2P | K | 2P/K |
δ_1:δ_2=(3/2):2=3:4。ここで求めるのは上下階の相対変位です。地面から屋根までの変位ならδ_1+δ_2となり、今回のδ_2とは異なります。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | δ_1:δ_2=1:2 × 誤った比 下層は屋根2Pと2階Pの和3Pを負担し、δ1=3P/(2K)。上層は2Pだけでδ2=2P/K。 根拠・考え方(選択肢1):層せん断力はその層より上の水平外力の和。層間変位=層せん断力/層剛性。確認対象:δ_1:δ_2=1:2
|
| 選択肢2 | δ_1:δ_2=1:4 × 誤った比 δ1/δ2=[3P/(2K)]/[2P/K]=3/4。1:4ではない。 根拠・考え方(選択肢2):層せん断力はその層より上の水平外力の和。層間変位=層せん断力/層剛性。確認対象:δ_1:δ_2=1:4
|
| 選択肢3 | δ_1:δ_2=2:3 × 誤った比 下層へ作用するのはPだけではなく層せん断力3P。階ごとの外力と層せん断力を区別する。 根拠・考え方(選択肢3):層せん断力はその層より上の水平外力の和。層間変位=層せん断力/層剛性。確認対象:δ_1:δ_2=2:3
|
| 選択肢4 | δ_1:δ_2=3:4 ○ 正しい比 上層の層せん断力は屋根の2P。下層は2階のPも加えて3Pです。層間変位は各層のせん断力/水平剛性なので、δ_1=3P/(2K)、δ_2=2P/K。比は3:4です。 根拠・考え方(選択肢4):層せん断力はその層より上の水平外力の和。層間変位=層せん断力/層剛性。確認対象:δ_1:δ_2=3:4
|
下層はP+2P=3P、上層は2P。δ_1=3P/(2K)、δ_2=2P/Kより比は3:4です。
この知識の出題:2019年
上の水平荷重を合計した層せん断力を層剛性で割る
正解:4番
問5 60度トラスの切断法と圧縮の符号
頻出度:★★★
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確認ポイント:全体の反力を求めてから、ABを切った側の鉛直力を比べます。
中心テーマ:トラスの軸力とつり合い
出題年度:2017・2018・2019・2020・2021・2022・2023・2024・2025・2026年(10年中10年)
支点の水平距離は7l。二つの荷重Pの位置は左から3lと5lなので、右支点まわりで左反力R_L×7l=P×4l+P×2l。R_L=6P/7です。
ABと上下の水平材を切り、左側だけを取り出します。上下の水平材は鉛直成分を持たないため、R_L−P−N_AB sin60°=0。従ってN_AB sin60°=−P/7、N_AB=−2P/(7√3)です。
式でABの引張を仮定した向きは、左側の切断面から右下へ向かいます。答えが負なので実際は圧縮で、鉛直成分は上向きとなります。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | N_AB=−12P/(7√3) × 誤った値 右支点まわりのつり合いで左反力は6P/7。ABの鉛直成分はP/7の圧縮なので、−12P/(7√3)ではない。 根拠・考え方(選択肢1):トラスの全体反力・切断法、60度の軸力成分と、切り出した側に対する引張正の約束。確認対象:N_AB=−12P/(7√3)
|
| 選択肢2 | N_AB=−2P/(7√3) ○ 正しい値 右支点まわりのつり合いで左反力は6P/7。ABを含む断面で左側を取り出すと、反力6P/7に対し下向きPがあり、ABの鉛直成分は上向きP/7必要です。左側断面ではABの引張の仮定が右下向きなので、N_AB sin60°=−P/7、N_AB=−2P/(7√3)となり圧縮です。 根拠・考え方(選択肢2):トラスの全体反力・切断法、60度の軸力成分と、切り出した側に対する引張正の約束。確認対象:N_AB=−2P/(7√3)
|
| 選択肢3 | N_AB=+2P/(7√3) × 誤った値 絶対値2P/(7√3)は合うが符号が逆。ABは引張ではなく圧縮となる。 根拠・考え方(選択肢3):トラスの全体反力・切断法、60度の軸力成分と、切り出した側に対する引張正の約束。確認対象:N_AB=+2P/(7√3)
|
| 選択肢4 | N_AB=+12P/(7√3) × 誤った値 反力を求めた後に切断法を使う。ABの鉛直成分は−P/7であり、大きさ・符号とも設問値と異なる。 根拠・考え方(選択肢4):トラスの全体反力・切断法、60度の軸力成分と、切り出した側に対する引張正の約束。確認対象:N_AB=+12P/(7√3)
|
左反力6P/7に対し、左側の下向き荷重はP。残りをABの上向き成分が補うので、ABは圧縮−2P/(7√3)です。
この知識の出題:2019年
60度の部材ABの軸力を反力と切断面の鉛直成分で求める
正解:2番
問6 支点・節点・剛接合から静定を判定
頻出度:★★
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確認ポイント:白丸、地面での支持、白丸のない角を別々に読みます。
中心テーマ:静定・不静定・不安定の判別
出題年度:2019・2023年(10年中2年)
支点は地面等から支える場所、節点は部材の端や接続点です。白丸は回転を許すピンで、曲げを伝えません。白丸のない右上の角は剛接合で、部材の角度を保つよう曲げを伝えます。
本問の数え方ではD=R+M+C−2J。Rは反力成分数(ローラー1、ピン2、固定3)、Mは節点で区切った部材数、Jは支点も含めた節点数、Cは内部の剛接合の追加拘束数です。2部材を剛に接合する角はCを1増やします。固定支点の拘束はRの3に含むため、Cへ重ねて足しません。
| 図 | R | M | J | C | Dと判定 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 3 | 4 | 4 | 0 | −1:不安定 |
| 2 | 5 | 4 | 4 | 0 | 1:不静定 |
| 3 | 4 | 4 | 4 | 0 | 0:安定な静定 |
| 4 | 6 | 4 | 5 | 1 | 1:不静定 |
図4の節点は、左柱脚・左上の白丸・右上の角・右柱途中の白丸・右柱脚の5か所です。右柱は途中の白丸で上下2部材に分けます。C=1にするのは右上の角だけです。数の判定に加えて、拘束の配置に変形する機構が残らないかも確認します。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 図1:ピンとローラーの筋かい架構 × 誤った図 上左・上右・下左の3本は三角形ですが、右下支点はローラーです。全体として拘束が一つ不足し、変形する機構が残ります。反力3・部材4・節点4の全ピン系では、3+4−2×4=−1で不安定です。筋かいが1本あるだけでは安定とは限りません。 根拠・考え方(選択肢1):本問の平面架構の静定判別。反力・部材・節点・剛接合の追加拘束と、幾何学的な安定の確認。確認対象:図1:ピンとローラーの筋かい架構
|
| 選択肢2 | 図2:右柱脚固定の筋かい架構 × 誤った図 左柱脚ピンの反力2、右柱脚固定の反力3で合計5。節点4、部材4、内部の接合は全てピンで、5+4−2×4=1となり、不静定です。右の固定支点の回転拘束は、反力の3つ目として既に数えています。 根拠・考え方(選択肢2):本問の平面架構の静定判別。反力・部材・節点・剛接合の追加拘束と、幾何学的な安定の確認。確認対象:図2:右柱脚固定の筋かい架構
|
| 選択肢3 | 図3:両柱脚ピンの筋かい架構 ○ 正しい図 両柱脚がピンで反力は計4。部材4、節点4、内部の剛接合による追加拘束なしなので、4+4−2×4=0。図の筋かいと固定された二つの支点位置で安定しており、静定構造です。 根拠・考え方(選択肢3):本問の平面架構の静定判別。反力・部材・節点・剛接合の追加拘束と、幾何学的な安定の確認。確認対象:図3:両柱脚ピンの筋かい架構
|
| 選択肢4 | 図4:内部ヒンジのある両柱脚固定架構 × 誤った図 両柱脚固定で反力6。右柱途中の白丸も節点として数えるため節点5、右柱をそこで分けて部材4です。右上角は白丸のない剛接合で追加拘束1。6+4+1−2×5=1となり不静定です。 根拠・考え方(選択肢4):本問の平面架構の静定判別。反力・部材・節点・剛接合の追加拘束と、幾何学的な安定の確認。確認対象:図4:内部ヒンジのある両柱脚固定架構
|
図3は安定で、必要な反力・部材力をつり合いで求められる静定構造です。図1は拘束不足、図2・4は余分な拘束が残ります。
この知識の出題:2019・2023年
支点反力・内部ヒンジ・部材の拘束を数え安定性も確認する
正解:3番
問7 骨組用風圧と外装材用ピーク風圧
頻出度:★★★
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確認ポイント:外装材には、局部的・瞬間的な風の作用を見込みます。
中心テーマ:風圧力と骨組・外装材の区別
出題年度:2018・2019・2020・2021・2023・2025年(10年中6年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 速度圧と基準風速の2乗 ○ 適当 速度圧q=0.6EV0²。風速が2倍になれば速度圧は4倍となる。 根拠・考え方(選択肢1):建築基準法施行令87条、平成12年建設省告示1454号・1458号の骨組用と外装材用の風圧力。確認対象:速度圧と基準風速の2乗
|
| 選択肢2 | 基準風速の高さ・平均時間 ○ 適当 V0は地上10m・10分間平均風速の地域値。瞬間最大風速ではない。 根拠・考え方(選択肢2):建築基準法施行令87条、平成12年建設省告示1454号・1458号の骨組用と外装材用の風圧力。確認対象:基準風速の高さ・平均時間
|
| 選択肢3 | 地表面粗度とG_f ○ 適当 都市部は地表の障害物で乱れが強く、一般にガスト影響係数が平坦地より大きい。 根拠・考え方(選択肢3):建築基準法施行令87条、平成12年建設省告示1454号・1458号の骨組用と外装材用の風圧力。確認対象:地表面粗度とG_f
|
| 選択肢4 | 骨組用と外装材用の風圧力 × 不適当(正解) 外装材は局部的なピーク風圧で設計し、一般に骨組用より大きい。設問の大小関係は逆。 根拠・考え方(選択肢4):建築基準法施行令87条、平成12年建設省告示1454号・1458号の骨組用と外装材用の風圧力。確認対象:骨組用と外装材用の風圧力
|
外装材用は一般に骨組用より大きなピーク風圧で設計します。V_0は瞬間最大風速そのものではありません。
この知識の出題:2019・2020年
外装材は一般に骨組より大きい局部的なピーク風圧で設計
正解:4番
問8 店舗につながる廊下の積載荷重
頻出度:★★★
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確認ポイント:積載荷重の表で、売場と廊下を同じ欄として扱いません。
中心テーマ:用途・計算対象別の積載荷重
出題年度:2017・2018・2019・2021・2026年(10年中5年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 一般区域の積雪単位荷重 ○ 適当 一般区域の積雪単位荷重は1cm当たり20N/m²以上。特定行政庁の定めにも従う。 根拠・考え方(選択肢1):建築基準法施行令86条2項(一般区域の積雪1cm当たり20N/m²以上)
|
| 選択肢2 | 売場に連絡する廊下の床荷重 × 不適当(正解) 実況によらず令85条の表を使う場合、店舗売場の床用積載荷重は2900N/m²ですが、そこに連絡する廊下は3500N/m²です。人が集まり通行する廊下へ、売場の値をそのまま使うことはできません。 根拠・考え方(選択肢2):建築基準法施行令85条1項の表:「店舗の売場」と、そこに連絡する「廊下」の床用積載荷重
|
| 選択肢3 | 地下部分の地震力 ○ 適当 地下部分は各部分の重量に所定の水平震度を掛けて地震力を求める。 根拠・考え方(選択肢3):建築基準法施行令88条4項(地下部分の地震力)
|
| 選択肢4 | CiがC_0を下回る場合 ○ 適当 Ci=Z Rt Ai C0。ZやRtが小さいと、CiがC0を下回る場合がある。 根拠・考え方(選択肢4):令85条1項の表、86条2項の積雪単位荷重、88条の地下部分の地震力・Ciの算定。確認対象:CiがC_0を下回る場合
|
実況によらない床用荷重は、店舗売場2900N/m²に対し、その売場に連絡する廊下は3500N/m²です。
この知識の出題:2019年
実況によらない店舗売場の廊下の床用荷重は売場の値を使わない
正解:2番
問9 地震用壁量と風用の見付面積
頻出度:★★★
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確認ポイント:地震用は床面積、風用は検討方向の見付面積を基に考えます。
中心テーマ:木造の壁量・壁倍率
出題年度:2017・2019・2021・2022・2023・2025・2026年(10年中7年)
地震用の必要壁量は、出題時の規定では同一階の床面積に所定の係数を掛けて、両方向へ同じように確保します。風用は方向ごとの見付面積を使うため、方向によって変わり得ます。
存在壁量は壁の実長×壁倍率。2×9=3×6=18mで、選択肢3の二つは等しいです。筋かい1.5と合板2.5の所定仕様の併用は4倍となります。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 両方向の地震用必要壁量 × 不適当(正解) 地震用必要壁量は同一階の床面積から決まり、両方向で同じ。張り間と桁行で異なるという記述は誤り。 根拠・考え方(選択肢1):2019年適用の令46条4項:地震用床面積、風用見付面積、壁倍率と存在壁量。確認対象:両方向の地震用必要壁量
|
| 選択肢2 | 2階床から1.35m超の見付面積 ○ 適当 風圧力に対する壁量は、検討階の床面から1.35mを超える部分の見付面積を基に計算します。本問の2階もこの条件に従い、地震用の床面積による方法と区別します。 根拠・考え方(選択肢2):建築基準法施行令46条4項の風圧力に対する必要壁量(2019年の床面上1.35m超の見付面積)
|
| 選択肢3 | 倍率×長さによる存在壁量 ○ 適当 存在壁量は長さ×壁倍率。9×2=6×3=18mで等しい。 根拠・考え方(選択肢3):2019年適用の令46条4項:地震用床面積、風用見付面積、壁倍率と存在壁量。確認対象:倍率×長さによる存在壁量
|
| 選択肢4 | 筋かいと合板の倍率加算 ○ 適当 適合する異なる耐力要素の倍率は加算でき、1.5+2.5=4倍となる。 根拠・考え方(選択肢4):2019年適用の令46条4項:地震用床面積、風用見付面積、壁倍率と存在壁量。確認対象:筋かいと合板の倍率加算
|
本問の長方形平面では、同一階の地震用必要壁量は両方向で同じ値です。風用と混同しません。
この知識の出題:2019・2022・2026年
長方形平面の同一階で地震用必要壁量は両方向で同じ
正解:1番
問10 圧縮も負担する木製筋かいの寸法
頻出度:★★
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確認ポイント:筋かいが引張だけか、圧縮も受けるかで寸法を分けます。
中心テーマ:木製筋かいの断面寸法
出題年度:2017・2018・2019・2021年(10年中4年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 柱断面の切欠きと補強 ○ 適当 柱断面の大きな切欠きは、失われた力の伝達能力を金物等で補う必要がある。 根拠・考え方(選択肢1):出題時の令43条の柱の欠込み・小径、令45条の筋かい、令46条の小屋組と所定の計算による扱い。確認対象:柱断面の切欠きと補強
|
| 選択肢2 | 厚さ1.5cmの筋かい × 不適当(正解) 2019年に適用する令45条2項では、圧縮力を負担する木製筋かいに厚さ3cm以上・幅9cm以上が必要です。厚さ1.5cm・幅9cmは引張力を負担する場合の寸法であり、圧縮も受ける本問では不足します。 根拠・考え方(選択肢2):建築基準法施行令45条1・2項:引張用1.5cm×9cm以上と、圧縮用3cm×9cm以上
|
| 選択肢3 | 構造計算による小屋組の仕様省略 ○ 適当 大臣の定める構造計算で安全性を確認すれば、所定の小屋組振れ止めの仕様を省略できる。 根拠・考え方(選択肢3):出題時の令43条の柱の欠込み・小径、令45条の筋かい、令46条の小屋組と所定の計算による扱い。確認対象:構造計算による小屋組の仕様省略
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| 選択肢4 | 構造計算による柱小径 ○ 適当 柱小径は仕様規定の割合による方法に代え、所定の構造計算で安全性を確かめて決定できる。 根拠・考え方(選択肢4):出題時の令43条の柱の欠込み・小径、令45条の筋かい、令46条の小屋組と所定の計算による扱い。確認対象:構造計算による柱小径
|
出題時の圧縮力を負担する木製筋かいは、厚さ3cm以上・幅9cm以上。1.5cm厚は不足です。
この知識の出題:2017・2019・2021年
圧縮も負担する木製筋かいは厚さ3cm・幅9cm以上
正解:2番
問11 RC柱の引張鉄筋比と付着割裂
頻出度:★★★
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確認ポイント:主筋量を増やすことが、付着を介して伝える力にどう影響するか考えます。
中心テーマ:RC主筋の付着割裂と対策
出題年度:2017・2019・2020・2021・2022・2026年(10年中6年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 通常の耐力壁の付着割裂 ○ 適当 通常の耐力壁は、柱主筋等で問題となる付着割裂破壊を一般に生じにくく、本問の通常の扱いではその検討を省略できます。全ての壁や他の破壊の確認まで不要、という意味ではありません。 根拠・考え方(選択肢1):RC柱の付着割裂:主筋比・かぶり・配置と横補強、軸力比、接合部の帯筋。確認対象:通常の耐力壁の付着割裂
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| 選択肢2 | 引張鉄筋比を増す対策 × 不適当(正解) 引張鉄筋比を増すと伝える付着力も増える。付着割裂防止には十分なかぶり・横補強等が必要で、鉄筋比増加だけでは防げない。 根拠・考え方(選択肢2):RC柱の付着割裂:主筋比・かぶり・配置と横補強、軸力比、接合部の帯筋。確認対象:引張鉄筋比を増す対策
|
| 選択肢3 | Fcと柱の軸力比 ○ 適当 軸力が同じならFcを高めると軸力比が下がり、柱の圧壊やせん断圧縮破壊を抑えやすい。 根拠・考え方(選択肢3):RC柱の付着割裂:主筋比・かぶり・配置と横補強、軸力比、接合部の帯筋。確認対象:Fcと柱の軸力比
|
| 選択肢4 | 接合部の帯筋比0.3% ○ 適当 接合部の帯筋比0.3%以上は、コアの拘束と接合部の性能確保のための配筋条件。 根拠・考え方(選択肢4):RC柱の付着割裂:主筋比・かぶり・配置と横補強、軸力比、接合部の帯筋。確認対象:接合部の帯筋比0.3%
|
引張鉄筋比を大きくするだけでは付着割裂防止になりません。かぶり・鉄筋の配置・横補強等を合わせて検討します。
この知識の出題:2019年
柱の引張鉄筋比増大を付着割裂の防止策とはしない
正解:2番
問12 最小あばら筋比が防ぐ破壊
頻出度:★★
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確認ポイント:曲げひび割れと、せん断ひび割れ後の急激な耐力低下を区別します。
中心テーマ:RC最小あばら筋量の目的と規定
出題年度:2019・2025年(10年中2年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 最小あばら筋比の目的 × 不適当(正解) あばら筋は、斜めのせん断ひび割れが生じた後も力を伝え、急激に耐力を失うことを防ぎます。最小あばら筋比を「曲げひび割れによる剛性低下を防ぐため」と説明した点が誤りです。 根拠・考え方(選択肢1):RCあばら筋の最小量とせん断ひび割れ後の力の伝達、長期許容値、上端筋付着、クリープ。確認対象:最小あばら筋比の目的
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| 選択肢2 | あばら筋の長期許容値 ○ 適当 あばら筋の長期許容値は材料の級をSD295AからSD345に上げても同じ上限で扱う。 根拠・考え方(選択肢2):RCあばら筋の最小量とせん断ひび割れ後の力の伝達、長期許容値、上端筋付着、クリープ。確認対象:あばら筋の長期許容値
|
| 選択肢3 | 上端筋と下端筋の付着 ○ 適当 上端筋は沈下・ブリーディングで付着が低下するため、下端筋より許容付着応力度が小さい。 根拠・考え方(選択肢3):RCあばら筋の最小量とせん断ひび割れ後の力の伝達、長期許容値、上端筋付着、クリープ。確認対象:上端筋と下端筋の付着
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| 選択肢4 | 圧縮側主筋とクリープたわみ ○ 適当 圧縮側主筋は長期に圧縮を分担し、コンクリートのクリープによるたわみを抑える。 根拠・考え方(選択肢4):RCあばら筋の最小量とせん断ひび割れ後の力の伝達、長期許容値、上端筋付着、クリープ。確認対象:圧縮側主筋とクリープたわみ
|
最小あばら筋比は、せん断ひび割れ後に急激な耐力低下を起こさないためのものです。
この知識の出題:2019・2025年
最小あばら筋比はせん断ひび割れ後の急激な耐力低下を防ぐ
正解:1番
問13 重ね継手のずらし方と90度フック
頻出度:★★
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確認ポイント:余長・継手長さだけでなく、拘束される側と継手の相互配置を確認します。
中心テーマ:RC主筋の重ね継手の配置
出題年度:2019・2025年(10年中2年)
図3では隣り合う継手中心のずれがLです。継手長さが足りても、相互の配置として適切ではありません。代表的な配置では中心を約0.5Lずらすか、1.5L以上離して配置します。
図2の90度フックは右側、床スラブが付いた側にあります。2022年の片側スラブ梁の問題とはフックの側が異なるため、片側スラブなら全て不可と覚えず、図を確認します。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 基礎梁側面のあばら筋継手 ○ 適当 打継ぎのある基礎梁でも、側面で必要な定着長さを取ったあばら筋の重ね継手を設けられる。 根拠・考え方(選択肢1):RC配筋:基礎梁の側面継手、90度フックの拘束側、隣接継手中心のずらし方、開口補強。確認対象:基礎梁側面のあばら筋継手
|
| 選択肢2 | スラブ側の90度フック ○ 適当 図2の90度フックは、右側の床スラブが取り付く側にあります。必要余長とその側のコンクリートによる拘束を確保しているため、本問では適当です。スラブのない反対側に90度フックを置く図とは区別します。 根拠・考え方(選択肢2):RC配筋:基礎梁の側面継手、90度フックの拘束側、隣接継手中心のずらし方、開口補強。確認対象:スラブ側の90度フック
|
| 選択肢3 | 梁主筋の継手中心間隔 × 不適当(正解) 継手長さLを確保しただけでは、隣接継手の配置は適切になりません。代表的なずらし方は中心位置を約0.5Lずらす方法、又は1.5L以上離す方法です。図3の中心間隔Lはこれらに合わず、不適切です。 根拠・考え方(選択肢3):RC隣接主筋の重ね継手のずらし方:継手長さLに対し中心を約0.5L又は1.5L以上ずらす配置
|
| 選択肢4 | 長方形孔の上下補強筋 ○ 適当 長方形孔の上下の軸方向補強筋は、孔周辺の曲げ・応力集中に抵抗し、あばら筋等と併用する。 根拠・考え方(選択肢4):RC配筋:基礎梁の側面継手、90度フックの拘束側、隣接継手中心のずらし方、開口補強。確認対象:長方形孔の上下補強筋
|
図3は継手中心間隔がLで、適切なずらし方ではありません。図2の90度フックはスラブ側にある点が重要です。
この知識の出題:2019・2025年
継手長さだけでなく中心位置のずらし方を確認する
正解:3番
問14 接合部の帯筋と許容せん断力
頻出度:★★
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確認ポイント:接合部へ入る力、許容耐力、帯筋の拘束効果を分けます。
中心テーマ:RC柱梁接合部の入力せん断力と耐力
出題年度:2019・2020・2021・2022年(10年中4年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 外柱への梁下端筋の定着 ○ 適当 外柱の梁下端筋は接合部コアへ上向きに折り曲げ、定着と拘束を確保する。 根拠・考え方(選択肢1):RC柱梁接合部:下端筋の定着、梁曲げ降伏時の入力、コンクリート強度と許容せん断力。確認対象:外柱への梁下端筋の定着
|
| 選択肢2 | 梁主筋量と設計用せん断力 ○ 適当 梁主筋量増加は梁降伏時の引張力を増やすため、接合部の設計用せん断力も増す。 根拠・考え方(選択肢2):RC柱梁接合部:下端筋の定着、梁曲げ降伏時の入力、コンクリート強度と許容せん断力。確認対象:梁主筋量と設計用せん断力
|
| 選択肢3 | 帯筋量と許容せん断力 × 不適当(正解) この許容せん断力の評価では、帯筋量を増やした分をそのまま耐力へ上乗せする扱いはしません。帯筋は接合部コンクリートの拘束等に重要ですが、コンクリート強度等による許容値と区別します。 根拠・考え方(選択肢3):RC柱梁接合部:下端筋の定着、梁曲げ降伏時の入力、コンクリート強度と許容せん断力。確認対象:帯筋量と許容せん断力
|
| 選択肢4 | コンクリート強度と許容せん断力 ○ 適当 接合部の許容せん断はコンクリート強度に依存し、Fcを高くすると大きくなる。 根拠・考え方(選択肢4):RC柱梁接合部:下端筋の定着、梁曲げ降伏時の入力、コンクリート強度と許容せん断力。確認対象:コンクリート強度と許容せん断力
|
接合部の許容せん断力は、帯筋量を増やしただけでは大きく評価しません。帯筋自体は拘束・性能確保に必要です。
この知識の出題:2019年
接合部の許容せん断力へ帯筋増加分をそのまま上乗せしない
正解:3番
問15 高強度鋼の梁と保有耐力横補剛
頻出度:★★★
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確認ポイント:降伏強度が高くなっても、座屈に対する補剛を緩められるとは限りません。
中心テーマ:鉄骨梁の横座屈・保有耐力横補剛
出題年度:2017・2018・2019・2021・2022・2024・2025年(10年中7年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 水平トラスの小梁の軸力 ○ 適当 小梁が水平トラスの弦材になる場合、鉛直曲げに加え水平構面の軸力も負担する。 根拠・考え方(選択肢1):鋼構造の横補剛:塑性変形性能と鋼種、閉断面、小梁の軸力、圧縮材中間補剛の設計力。確認対象:水平トラスの小梁の軸力
|
| 選択肢2 | 角形鋼管の許容曲げ応力度 ○ 適当 角形鋼管は閉断面で横座屈のおそれがないため、曲げの許容値を引張の許容値と同じにできる。 根拠・考え方(選択肢2):鋼構造の横補剛:塑性変形性能と鋼種、閉断面、小梁の軸力、圧縮材中間補剛の設計力。確認対象:角形鋼管の許容曲げ応力度
|
| 選択肢3 | SN490Bへの変更と横補剛数 × 不適当(正解) 同一断面でSN490Bへ変更してもEやIはほぼ変わりません。一方で降伏強度が高くなり、その強度を塑性変形まで発揮するための横補剛条件は厳しくなる側です。必要な補剛数を減らすという記述は不適切です。 根拠・考え方(選択肢3):鋼構造の横補剛:塑性変形性能と鋼種、閉断面、小梁の軸力、圧縮材中間補剛の設計力。確認対象:SN490Bへの変更と横補剛数
|
| 選択肢4 | 圧縮材の中間横補剛 ○ 適当 圧縮材の中間横補剛材は圧縮力の2%以上の集中力に対して設計し、拘束を保つ。 根拠・考え方(選択肢4):鋼構造の横補剛:塑性変形性能と鋼種、閉断面、小梁の軸力、圧縮材中間補剛の設計力。確認対象:圧縮材の中間横補剛
|
同一断面でSN400BからSN490Bへ替えても、必要な横補剛数を減らせません。鋼種に応じた補剛条件を確認します。
この知識の出題:2019・2025年
同一断面の梁をSN400BからSN490Bへ替えて横補剛数を減らせない
正解:3番
問16 基準強度Fと限界細長比
頻出度:★★
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確認ポイント:材料が強いほど、弾性座屈へ移る細長比がどう変わるかを確認します。
中心テーマ:限界細長比と基準強度F
出題年度:2019・2020・2022・2026年(10年中4年)
限界細長比Λ=√(π²E/(0.6F))。仮にFが2倍、Eが同じなら、Λは1/√2倍です。
限界細長比は弾性座屈と非弾性の扱いを分ける目安です。Fが高くなるほど、降伏より先に弾性座屈で制限される領域へ移る細長比は小さくなります。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | Fが大きくなるときの限界細長比 × 不適当(正解) 限界細長比Λは√(E/F)に比例します。鋼材のEがほぼ同じなら、Fを大きくするとΛは小さくなります。材料強度が高いから細長い柱でも座屈に有利、と単純には判断できません。 根拠・考え方(選択肢1):鋼材の限界細長比Λ=√(π²E/(0.6F)):F増大に対して減少
|
| 選択肢2 | Fと幅厚比の上限 ○ 適当 高強度材ほど局部座屈を抑えるため幅厚比の上限を小さくする。 根拠・考え方(選択肢2):限界細長比Λ∝√(E/F)、局部座屈の幅厚比、板の支持条件、筋かいの保有耐力接合。確認対象:Fと幅厚比の上限
|
| 選択肢3 | H形鋼のウェブとフランジ ○ 適当 両縁が支持されるウェブは、片側自由縁のフランジより幅厚比上限が大きい。 根拠・考え方(選択肢3):限界細長比Λ∝√(E/F)、局部座屈の幅厚比、板の支持条件、筋かいの保有耐力接合。確認対象:H形鋼のウェブとフランジ
|
| 選択肢4 | 筋かい端部の破断耐力 ○ 適当 筋かい軸部を先に降伏させるため、端部・接合部の破断耐力を降伏耐力の1.2倍以上確保する。 根拠・考え方(選択肢4):限界細長比Λ∝√(E/F)、局部座屈の幅厚比、板の支持条件、筋かいの保有耐力接合。確認対象:筋かい端部の破断耐力
|
限界細長比は√(E/F)に比例。Eがほぼ同じなら、Fが大きいほど限界細長比は小さくなります。
この知識の出題:2019・2022年
限界細長比はFが大きいほど小さくなる
正解:1番
問17 異なる強度の母材を溶接する場合
頻出度:★★
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確認ポイント:溶接材料を強くしても、低強度側の母材の限界はなくなりません。
中心テーマ:異なる強度の母材の溶接接合
出題年度:2019・2024年(10年中2年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 梁フランジと通しダイアフラム ○ 適当 梁フランジをダイアフラムの板厚内に収めて溶接し、力を厚さ方向の適切な位置へ伝える。 根拠・考え方(選択肢1):鉄骨接合:異強度の母材の弱い側の限界、ダイアフラム板厚内の溶接、肌すき、縁端距離。確認対象:梁フランジと通しダイアフラム
|
| 選択肢2 | 異強度母材と溶接部の許容値 × 不適当(正解) 強い溶接材料を使っても、低強度側の母材が伝えられる力は増えません。異強度鋼材をつなぐ溶接部の許容値を、高強度側の母材と同じとしてよいという記述は不適切です。 根拠・考え方(選択肢2):鉄骨接合:異強度の母材の弱い側の限界、ダイアフラム板厚内の溶接、肌すき、縁端距離。確認対象:異強度母材と溶接部の許容値
|
| 選択肢3 | 肌すき1mm以内とフィラー ○ 適当 肌すき1mm以内なら所定の条件でフィラーを省略できる。超える場合は適切なフィラーを入れる。 根拠・考え方(選択肢3):鉄骨接合:異強度の母材の弱い側の限界、ダイアフラム板厚内の溶接、肌すき、縁端距離。確認対象:肌すき1mm以内とフィラー
|
| 選択肢4 | 切断縁と最小縁端距離 ○ 適当 自動ガス切断は手動より縁の品質が安定するため、一般に最小縁端距離が小さい。 根拠・考え方(選択肢4):鉄骨接合:異強度の母材の弱い側の限界、ダイアフラム板厚内の溶接、肌すき、縁端距離。確認対象:切断縁と最小縁端距離
|
異なる強度の鋼材をつなぐ場合、高強度側の許容応力度をそのまま接合全体へ使えません。
この知識の出題:2019・2024年
強い溶接材料だけで異強度接合を高強度側の許容値にできない
正解:2番
問18 BCR柱の耐震計算ルートとC_0
頻出度:★★
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確認ポイント:計算を簡略化するために満たす割増し等の条件を確認します。
中心テーマ:冷間成形角形鋼管の耐震設計
出題年度:2019・2020・2022・2026年(10年中4年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | ルート1-1のC_0=0.2 × 不適当(正解) 本問のBCR柱を用いたルート1-1では、標準せん断力係数C_0を0.3以上として地震力を算定する必要があります。一般的な一次設計の0.2をそのまま用いることはできません。 根拠・考え方(選択肢1):出題時の鉄骨造ルート1-1の設計条件:標準せん断力係数C_0≧0.3
|
| 選択肢2 | ルート1-2のC_0と応力割増し ○ 適当 ルート1-2でC0=0.3と柱応力割増しを用いる条件では、層間変形角・剛性率の検討を省略できる。 根拠・考え方(選択肢2):BCR柱の耐震計算:ルート1-1・1-2のC_0、ルート2の柱梁耐力比、局部崩壊時の耐力低減。確認対象:ルート1-2のC_0と応力割増し
|
| 選択肢3 | ルート2の柱梁耐力比 ○ 適当 BCRを用いるルート2では、指定の柱梁接合部で柱曲げ耐力和を梁曲げ耐力和の1.5倍以上確保する。 根拠・考え方(選択肢3):BCR柱の耐震計算:ルート1-1・1-2のC_0、ルート2の柱梁耐力比、局部崩壊時の耐力低減。確認対象:ルート2の柱梁耐力比
|
| 選択肢4 | 局部崩壊時の柱耐力低減 ○ 適当 局部崩壊となる場合は柱耐力を低減して保有耐力を求め、必要保有耐力以上を確認する。 根拠・考え方(選択肢4):BCR柱の耐震計算:ルート1-1・1-2のC_0、ルート2の柱梁耐力比、局部崩壊時の耐力低減。確認対象:局部崩壊時の柱耐力低減
|
本問のルート1-1ではC_0≧0.3。0.2で地震力を計算する選択肢1は不適切です。
この知識の出題:2019・2022年
本問のBCR柱のルート1-1はC_0を0.3以上とする
正解:1番
問19 砂の密実さと内部摩擦角
頻出度:★★
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確認ポイント:砂粒子がかみ合う効果と、摩擦角の大小を結び付けます。
中心テーマ:砂の内部摩擦角と密実さ・支持力
出題年度:2018・2019・2020・2023年(10年中4年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 液状化判定の対象地層 ○ 適当 浅い沖積層の飽和砂質土は地震時に液状化しやすく、一般に地表から20m程度以浅を判定する。 根拠・考え方(選択肢1):土質:砂の密度・内部摩擦角と支持力、浅い飽和砂質土の液状化、被圧水、粘性土の強度試験。確認対象:液状化判定の対象地層
|
| 選択肢2 | 被圧水による盤ぶくれ ○ 適当 盤ぶくれは掘削底より下の被圧水が底面を押し上げて起こる。 根拠・考え方(選択肢2):土質:砂の密度・内部摩擦角と支持力、浅い飽和砂質土の液状化、被圧水、粘性土の強度試験。確認対象:被圧水による盤ぶくれ
|
| 選択肢3 | 粘性土の一軸圧縮試験 ○ 適当 一軸圧縮試験は乱さない粘性土の強度・変形の簡便な評価に用いられる。 根拠・考え方(選択肢3):土質:砂の密度・内部摩擦角と支持力、浅い飽和砂質土の液状化、被圧水、粘性土の強度試験。確認対象:粘性土の一軸圧縮試験
|
| 選択肢4 | 砂の密実さと内部摩擦角 × 不適当(正解) 砂が密実になるほど粒子間の摩擦抵抗が増し、内部摩擦角は大きくなる。小さくなるとの記述は逆。 根拠・考え方(選択肢4):土質:砂の密度・内部摩擦角と支持力、浅い飽和砂質土の液状化、被圧水、粘性土の強度試験。確認対象:砂の密実さと内部摩擦角
|
砂が密実になるほど一般に内部摩擦角は大きくなります。支持力係数にも影響します。
この知識の出題:2019・2020・2023年
砂が密実でN値が大きいほど内部摩擦角は一般に大きい
正解:4番
問20 杭の水平抵抗に必要な調査深さ
頻出度:★★
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確認ポイント:鉛直支持力を決める深部と、水平抵抗に効く杭頭付近を分けます。
中心テーマ:杭水平抵抗のための地盤調査
出題年度:2017・2019・2022年(10年中3年)
杭先端の支持層は、建物を鉛直に支える役割が大きい部分です。一方、地震時に杭頭が横へ押されるときは、杭頭付近の上部地盤が杭を横から支えます。
そのため水平抵抗の検討用の試験は、上部地盤の変形特性を把握できる位置・深さで行います。深い支持層だけのデータでは、目的が異なります。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 液状化地盤の改良 ○ 適当 液状化で上部地盤の剛性・抵抗が低下するため、地盤改良等で杭の水平抵抗を確保する。 根拠・考え方(選択肢1):杭の水平抵抗:上部地盤の変形特性、杭頭近傍の孔内水平載荷、液状化、地盤沈下、杭長の違い。確認対象:液状化地盤の改良
|
| 選択肢2 | 地盤沈下による杭の突出 ○ 適当 地盤沈下で杭が露出すると自由長が増し、杭の曲げと水平変位が増えるため検討する。 根拠・考え方(選択肢2):杭の水平抵抗:上部地盤の変形特性、杭頭近傍の孔内水平載荷、液状化、地盤沈下、杭長の違い。確認対象:地盤沈下による杭の突出
|
| 選択肢3 | 杭長に応じた水平力分担 ○ 適当 図では同じ径でも支持層が傾き、杭長が10〜20m程度と異なります。杭長や地盤条件に応じた水平剛性・水平抵抗の違いを踏まえ、各杭の水平力分担を評価します。同じ径だから一律に等分とするのではありません。 根拠・考え方(選択肢3):杭の水平抵抗:上部地盤の変形特性、杭頭近傍の孔内水平載荷、液状化、地盤沈下、杭長の違い。確認対象:杭長に応じた水平力分担
|
| 選択肢4 | 支持層近傍での水平載荷試験 × 不適当(正解) 深い支持層は鉛直支持力に重要ですが、杭の水平抵抗には杭頭付近の上部地盤の変形特性が大きく影響します。孔内水平載荷試験を支持層近傍だけで行うのは、目的に対応していません。 根拠・考え方(選択肢4):杭の水平抵抗:上部地盤の変形特性、杭頭近傍の孔内水平載荷、液状化、地盤沈下、杭長の違い。確認対象:支持層近傍での水平載荷試験
|
杭の水平抵抗は主に上部地盤の性質が重要です。杭先端の支持層近傍だけを調査しても十分ではありません。
この知識の出題:2017・2019年
杭の水平抵抗では杭頭付近の上部地盤の変形特性が重要
正解:4番
問21 杭径と水平地盤反力係数
頻出度:★★
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確認ポイント:単位面積当たり・単位変位当たりの係数と、杭全体の抵抗を分けます。
中心テーマ:杭径と水平地盤反力係数
出題年度:2019・2026年(10年中2年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 即時沈下の弾性体近似 ○ 適当 即時沈下は、地盤に適切なEとνを設定して弾性体として計算できる。 根拠・考え方(選択肢1):杭と直接基礎:地盤の弾性近似、有効自重、根入れによる分担、杭径と水平地盤反力係数。確認対象:即時沈下の弾性体近似
|
| 選択肢2 | 杭の有効自重と引抜き ○ 適当 杭の有効自重は浮力を差し引いた自重であり、長期・短期の引抜き抵抗へ考慮できる。 根拠・考え方(選択肢2):杭と直接基礎:地盤の弾性近似、有効自重、根入れによる分担、杭径と水平地盤反力係数。確認対象:杭の有効自重と引抜き
|
| 選択肢3 | 根入れによる杭水平力の軽減 ○ 適当 基礎の根入れに応じ地下外壁等の抵抗を見込み、所定の範囲で杭への水平力を低減できる。 根拠・考え方(選択肢3):杭と直接基礎:地盤の弾性近似、有効自重、根入れによる分担、杭径と水平地盤反力係数。確認対象:根入れによる杭水平力の軽減
|
| 選択肢4 | 杭径と地盤反力係数 × 不適当(正解) 同じ地盤でも杭径による寸法効果があるため、一般に杭径が大きいほど水平地盤反力係数k_hは小さく評価します。係数の単位はkN/m³で、杭全体の水平耐力そのものとは別の指標です。 根拠・考え方(選択肢4):杭径の寸法効果を含む水平地盤反力係数k_hの評価。杭全体の水平耐力とは別
|
一般に同じ地盤では杭径が大きいほど水平地盤反力係数は小さく評価します。杭全体が弱くなるという意味ではありません。
この知識の出題:2019・2026年
同じ地盤で杭径が大きいほど水平地盤反力係数は小さく評価
正解:4番
問22 PC緊張材のリラクセーション
頻出度:★★
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確認ポイント:緊張後、張力が自然に増すのか、失われるのかを確認します。
中心テーマ:PCの時間経過によるプレストレス損失
出題年度:2019・2020・2023・2025年(10年中4年)
引き伸ばした鋼材のひずみを一定に保っても、時間の経過で応力が低下する現象がリラクセーションです。PC鋼材の張力が下がれば、コンクリートへ導入した圧縮も減る側になります。
コンクリートのクリープ・収縮による損失も合わせて、有効プレストレスを評価します。導入直後の力と、長期に残る力を同じにしません。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 圧着部の摩擦抵抗 ○ 適当 PC圧着部はプレストレスによる摩擦抵抗でせん断を伝える設計とする。 根拠・考え方(選択肢1):PCの圧着摩擦・定着支圧・アンボンド材と、緊張材リラクセーション・コンクリートのクリープ収縮。確認対象:圧着部の摩擦抵抗
|
| 選択肢2 | 定着耐圧板の接触面積 ○ 適当 耐圧板の接触面積を広げると支圧応力度を低減し、定着部の局部破壊を防ぎやすい。 根拠・考え方(選択肢2):PCの圧着摩擦・定着支圧・アンボンド材と、緊張材リラクセーション・コンクリートのクリープ収縮。確認対象:定着耐圧板の接触面積
|
| 選択肢3 | 防錆被覆材とグラウト ○ 適当 防錆被覆されたアンボンド緊張材を使う床版の方式では、グラウト注入を省略できる。 根拠・考え方(選択肢3):PCの圧着摩擦・定着支圧・アンボンド材と、緊張材リラクセーション・コンクリートのクリープ収縮。確認対象:防錆被覆材とグラウト
|
| 選択肢4 | 時間経過とプレストレス × 不適当(正解) リラクセーションは、緊張材のひずみをほぼ一定に保っても引張応力が時間とともに低下する性質です。コンクリートのクリープ・収縮等と合わせ、有効プレストレスは減少する側であり、増大ではありません。 根拠・考え方(選択肢4):PCの圧着摩擦・定着支圧・アンボンド材と、緊張材リラクセーション・コンクリートのクリープ収縮。確認対象:時間経過とプレストレス
|
リラクセーション・クリープ・収縮などで有効プレストレスは時間とともに減少します。
この知識の出題:2019・2023年
緊張材のリラクセーション等で有効プレストレスは減少
正解:4番
問23 合成梁の下フランジの局部座屈
頻出度:★★★
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確認ポイント:スラブに接する上フランジと、離れた下フランジでは拘束が違います。
中心テーマ:合成梁の鉄骨とRCスラブの協力
出題年度:2017・2019・2023・2024・2025年(10年中5年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 上下フランジの局部座屈省略 × 不適当(正解) スラブに接する上フランジと、スラブから離れた下フランジでは拘束条件が異なります。負曲げで下フランジが圧縮となる場合など、下フランジの局部座屈も確認が必要です。「上下とも省略できる」は誤りです。 根拠・考え方(選択肢1):合成梁のフランジ局部座屈、スタッドの水平せん断、SRC柱脚の形式・せん断終局耐力の累加。確認対象:上下フランジの局部座屈省略
|
| 選択肢2 | スタッドが伝える水平せん断 ○ 適当 スタッドは鋼梁とスラブの軸方向力差を伝える。終局時の圧縮・引張力のつり合いから水平せん断を算定する。 根拠・考え方(選択肢2):合成梁のフランジ局部座屈、スタッドの水平せん断、SRC柱脚の形式・せん断終局耐力の累加。確認対象:スタッドが伝える水平せん断
|
| 選択肢3 | 引張を受けるSRC柱脚 ○ 適当 最下階SRC柱脚に引張が作用する場合、原則埋込み形式として鉄骨の引張力を基礎へ伝える。 根拠・考え方(選択肢3):合成梁のフランジ局部座屈、スタッドの水平せん断、SRC柱脚の形式・せん断終局耐力の累加。確認対象:引張を受けるSRC柱脚
|
| 選択肢4 | SRC柱のせん断耐力累加 ○ 適当 鉄骨とRCそれぞれで曲げ・せん断の小さい耐力を選び、それらを累加してSRC柱のせん断終局耐力を評価できる。 根拠・考え方(選択肢4):合成梁のフランジ局部座屈、スタッドの水平せん断、SRC柱脚の形式・せん断終局耐力の累加。確認対象:SRC柱のせん断耐力累加
|
下フランジは負曲げ時に圧縮となるため、合成梁だからと両フランジの局部座屈を一律に省略できません。
この知識の出題:2019・2025年
合成梁でも下フランジの局部座屈確認は省略できない
正解:1番
問24 免震建物の上部剛性と床応答加速度
頻出度:★★
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確認ポイント:免震層を柔らかくすることと、上部構造を柔らかくすることを分けます。
中心テーマ:免震建物の上部剛性と床応答加速度
出題年度:2019・2024年(10年中2年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 上部構造を硬くする影響 × 不適当(正解) 免震層の上の構造を十分に剛くすると、上部構造自身で生じる振動増幅を抑え、一般に床応答加速度は小さくなる側です。「上部剛性が大きいほど床応答加速度も大きい」は逆です。免震層を柔らかくすることと混同しません。 根拠・考え方(選択肢1):免震の上部構造の振動増幅、ねじれ、粘性減衰、積層ゴム水平剛性の面圧依存性。確認対象:上部構造を硬くする影響
|
| 選択肢2 | 上部の質量・剛性偏在とねじれ ○ 適当 免震層が主な水平変形を負担し、上部構造の偏在によるねじれの影響を抑えやすい。 根拠・考え方(選択肢2):免震の上部構造の振動増幅、ねじれ、粘性減衰、積層ゴム水平剛性の面圧依存性。確認対象:上部の質量・剛性偏在とねじれ
|
| 選択肢3 | 粘性ダンパーの速度依存性 ○ 適当 粘性ダンパーは相対速度に応じた抵抗でエネルギーを吸収し、免震層変位を抑える。 根拠・考え方(選択肢3):免震の上部構造の振動増幅、ねじれ、粘性減衰、積層ゴム水平剛性の面圧依存性。確認対象:粘性ダンパーの速度依存性
|
| 選択肢4 | 積層ゴムの面圧と水平剛性 ○ 適当 積層ゴムの水平剛性は軸力の影響を受け、大きな面圧では座屈に近づいて低下する。 根拠・考え方(選択肢4):免震の上部構造の振動増幅、ねじれ、粘性減衰、積層ゴム水平剛性の面圧依存性。確認対象:積層ゴムの面圧と水平剛性
|
一般に上部構造を十分に剛くすると、上部での振動増幅を抑え、床応答加速度を小さくしやすくなります。
この知識の出題:2019・2024年
免震上部を十分に剛くすると一般に床応答加速度は小さくなる
正解:1番
問25 履歴型ダンパーの耐力と残留変形
頻出度:★★★
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確認ポイント:エネルギーを吸収する部材と、元の位置へ戻す主架構の働きを分けます。
中心テーマ:制振ダンパーと主架構の働き
出題年度:2017・2018・2019・2021・2022・2023・2024・2025年(10年中8年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 振動性状に応じた装置配置 ○ 適当 ダンパーは変形・耐力・振動モードを考え、建物全体に効果が及ぶ配置とする。 根拠・考え方(選択肢1):制振装置と主架構の耐力・剛性・復元力、速度依存ダンパー、履歴吸収と疲労性能。確認対象:振動性状に応じた装置配置
|
| 選択肢2 | オイルダンパーの小変形時の効果 ○ 適当 オイルダンパーは速度に応じて作動し、降伏を必要としないため小さな動きから効果を発揮する。 根拠・考え方(選択肢2):制振装置と主架構の耐力・剛性・復元力、速度依存ダンパー、履歴吸収と疲労性能。確認対象:オイルダンパーの小変形時の効果
|
| 選択肢3 | ダンパーと主架構の耐力比 × 不適当(正解) 履歴型ダンパーは塑性変形してエネルギーを吸収しますが、残留変形を戻すには主架構側の復元力も必要です。主架構よりダンパーを強くするだけでは、主架構の損傷や残留変形を抑える保証にはなりません。 根拠・考え方(選択肢3):制振装置と主架構の耐力・剛性・復元力、速度依存ダンパー、履歴吸収と疲労性能。確認対象:ダンパーと主架構の耐力比
|
| 選択肢4 | 履歴型装置の疲労性能 ○ 適当 履歴型ダンパーは繰返し塑性化でエネルギーを吸収するので、安定した履歴と低サイクル疲労性能を確保する。 根拠・考え方(選択肢4):制振装置と主架構の耐力・剛性・復元力、速度依存ダンパー、履歴吸収と疲労性能。確認対象:履歴型装置の疲労性能
|
残留変形を抑えるためにダンパーを主架構より強くすればよい、とはいえません。全体の耐力・剛性・復元力の釣合いを確認します。
この知識の出題:2019年
残留変形低減のためダンパーを主架構より強くすればよいとはいえない
正解:3番
問26 連層耐力壁と境界梁の働き
頻出度:★★
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確認ポイント:境界梁が壁の回転を抑えると、架構として何に抵抗できるかを考えます。
中心テーマ:連層耐力壁と境界梁の回転拘束
出題年度:2019・2022年(10年中2年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 外柱と中柱の地震時軸力 ○ 適当 外柱には梁のせん断力が片側から累積し、中柱より地震時軸力の変動が大きい。 根拠・考え方(選択肢1):耐震構造計画:外柱軸力、腰壁による梁剛性、靱性とDs、境界梁の回転拘束と壁の負担。確認対象:外柱と中柱の地震時軸力
|
| 選択肢2 | 腰壁スリットと梁剛性 ○ 適当 柱と腰壁の間にスリットがあっても梁と腰壁が一体なら梁剛性は増すので考慮する。 根拠・考え方(選択肢2):耐震構造計画:外柱軸力、腰壁による梁剛性、靱性とDs、境界梁の回転拘束と壁の負担。確認対象:腰壁スリットと梁剛性
|
| 選択肢3 | 靱性と構造特性係数Ds ○ 適当 靱性の大きい架構はエネルギーを吸収でき、Dsを小さくして必要耐力を低減できる。 根拠・考え方(選択肢3):耐震構造計画:外柱軸力、腰壁による梁剛性、靱性とDs、境界梁の回転拘束と壁の負担。確認対象:靱性と構造特性係数Ds
|
| 選択肢4 | 境界梁の耐力と壁の負担 × 不適当(正解) 境界梁は耐力壁の回転を拘束し、周囲の架構へ力を伝えます。その曲げ・せん断耐力を大きくすると、一般に壁の回転・浮上りを抑えて負担可能な水平力を高める側で、「小さくなる」は逆です。 根拠・考え方(選択肢4):耐震構造計画:外柱軸力、腰壁による梁剛性、靱性とDs、境界梁の回転拘束と壁の負担。確認対象:境界梁の耐力と壁の負担
|
境界梁を強くすると、一般に壁の回転・浮上りを抑え、壁が負担できる水平力を増す側へ働きます。
この知識の出題:2019年
境界梁の耐力を高めると壁の負担可能な水平力は一般に増す側
正解:4番
問27 木材の収縮は接線方向が大きい
頻出度:★★
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確認ポイント:年輪の接線方向、半径方向、繊維方向を区別します。
中心テーマ:木材の収縮異方性と反り
出題年度:2017・2019・2024・2026年(10年中4年)
年輪に沿う方向が接線方向、年輪の中心から外へ向かう方向が半径方向、幹の長さ方向が繊維方向です。乾燥収縮は一般に接線方向が半径方向より大きく、繊維方向は小さくなります。
板の反りも、こうした方向ごとの収縮差で生じます。木表・木裏と収縮方向を別々の丸暗記にせず、年輪を思い浮かべて整理します。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 木表側が凹になる反り ○ 適当 接線方向の収縮が大きいため、板は一般に木表側が凹になるように反る。 根拠・考え方(選択肢1):木材の異方性:接線・半径・繊維方向の収縮、木表と反り、密度・含水率と強度・E。確認対象:木表側が凹になる反り
|
| 選択肢2 | 密度と強度 ○ 適当 同じ乾燥状態では密度が大きい木材ほど、一般に強度も高い。 根拠・考え方(選択肢2):木材の異方性:接線・半径・繊維方向の収縮、木表と反り、密度・含水率と強度・E。確認対象:密度と強度
|
| 選択肢3 | 接線・半径方向の収縮 × 不適当(正解) 繊維飽和点以下の乾燥収縮は、一般に年輪の接線方向のほうが半径方向より大きくなります。繊維方向はさらに小さく、接線>半径>繊維方向の順で整理します。 根拠・考え方(選択肢3):木材の収縮異方性:一般に接線方向>半径方向>繊維方向
|
| 選択肢4 | 含水率と弾性係数 ○ 適当 繊維飽和点以下では含水率が増えるほど一般にEが小さくなり、変形しやすくなる。 根拠・考え方(選択肢4):木材の異方性:接線・半径・繊維方向の収縮、木表と反り、密度・含水率と強度・E。確認対象:含水率と弾性係数
|
一般に収縮は接線方向>半径方向>繊維方向。木表側が凹になる反りも、この方向差と関係します。
この知識の出題:2019・2024年
木材の乾燥収縮率は一般に接線方向>半径方向>繊維方向
正解:3番
問28 水セメント比と中性化速度
頻出度:★★
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確認ポイント:水セメント比が小さいと、コンクリートの組織がどう変わるか考えます。
中心テーマ:コンクリートの中性化と緻密さ
出題年度:2019・2022年(10年中2年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 水セメント比と圧縮強度 ○ 適当 低い水セメント比は緻密な組織を作り、通常の範囲では圧縮強度を高める。 根拠・考え方(選択肢1):コンクリートの緻密さとCO₂侵入、水セメント比・強度・中性化、セメント水和熱。確認対象:水セメント比と圧縮強度
|
| 選択肢2 | 水セメント比と中性化 × 不適当(正解) 水セメント比が小さいコンクリートは一般に組織が緻密で、二酸化炭素が内部へ侵入しにくくなり、中性化は遅くなります。実際には養生・含水状態・セメント種類等も関係しますが、「小さいほど速い」は逆です。 根拠・考え方(選択肢2):コンクリートの緻密さとCO₂侵入、水セメント比・強度・中性化、セメント水和熱。確認対象:水セメント比と中性化
|
| 選択肢3 | 圧縮強度とヤング係数 ○ 適当 圧縮強度が高いほど一般にコンクリートのEも大きい。 根拠・考え方(選択肢3):コンクリートの緻密さとCO₂侵入、水セメント比・強度・中性化、セメント水和熱。確認対象:圧縮強度とヤング係数
|
| 選択肢4 | 単位セメント量と温度ひび割れ ○ 適当 セメント量を減らすと水和発熱を抑えられ、温度差によるひび割れが生じにくい。 根拠・考え方(選択肢4):コンクリートの緻密さとCO₂侵入、水セメント比・強度・中性化、セメント水和熱。確認対象:単位セメント量と温度ひび割れ
|
一般に水セメント比が小さいほど緻密になり、二酸化炭素が侵入しにくく、中性化は遅くなります。
この知識の出題:2019年
水セメント比が小さい緻密なコンクリートは一般に中性化が遅い
正解:2番
問29 SN材の板厚と基準強度
頻出度:★★
正解・解説を開く
確認ポイント:通常のSN材と、厚板でも同じ強度を保証する鋼材を分けます。
中心テーマ:鋼材の板厚と強度区分
出題年度:2019・2021・2023・2026年(10年中4年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 板厚40mm超のSN材 × 不適当(正解) 通常のSN材には板厚に応じた基準強度の区分があり、40mmを超える厚板でも同じ値を保証するわけではありません。例えばSN400材の通常の区分では、40mm以下の235N/mm²に対し、40mm超では215N/mm²となる区分があります。 根拠・考え方(選択肢1):JIS G3136のSN材と板厚区分、C種の板厚方向絞り、BCR295の降伏比、SUS304Aの耐力。確認対象:板厚40mm超のSN材
|
| 選択肢2 | C種の板厚方向絞り ○ 適当 C種はB種に加え板厚方向絞りを保証し、ダイアフラム等の板厚方向引張に対応する。 根拠・考え方(選択肢2):JIS G3136のSN材と板厚区分、C種の板厚方向絞り、BCR295の降伏比、SUS304Aの耐力。確認対象:C種の板厚方向絞り
|
| 選択肢3 | BCR295の降伏比 ○ 適当 所定の板厚以上のBCR295には降伏比上限があり、降伏後の変形能力を確保する。 根拠・考え方(選択肢3):JIS G3136のSN材と板厚区分、C種の板厚方向絞り、BCR295の降伏比、SUS304Aの耐力。確認対象:BCR295の降伏比
|
| 選択肢4 | SUS304Aの0.1%耐力 ○ 適当 SUS304Aの基準強度は、明瞭な降伏点に代えて0.1%オフセット耐力を基にする。 根拠・考え方(選択肢4):建築構造用ステンレス鋼材SUS304Aの基準強度:0.1%オフセット耐力による評価
|
通常のSN材は40mmを超えると基準強度が低くなる区分があります。TMCP鋼等の保証をそのまま当てはめません。
この知識の出題:2019・2026年
通常のSN材は40mmを超えると基準強度が低くなる区分がある
正解:1番
問30 複雑な構造解析でも検証が必要
頻出度:★
正解・解説を開く
確認ポイント:モデルが細かいことと、条件が正しいことを同一視しません。
中心テーマ:複雑な解析モデルと結果の検証
出題年度:2019年(10年中1年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 設計グレードと要求性能 ○ 適当 用途・予算・必要性能の釣合いが重要で、全てのグレードを上げることだけがよい設計とは限らない。 根拠・考え方(選択肢1):構造計画とモデル検証:要求性能、代表荷重、不連続階の損傷集中、力のつり合いと変形の確認。確認対象:設計グレードと要求性能
|
| 選択肢2 | 法規の荷重値の意味 ○ 適当 法規・基規準の荷重値は、実際のばらつきや頻度を扱える代表値として提示されている。 根拠・考え方(選択肢2):構造計画とモデル検証:要求性能、代表荷重、不連続階の損傷集中、力のつり合いと変形の確認。確認対象:法規の荷重値の意味
|
| 選択肢3 | 剛性・耐力の不連続 ○ 適当 不連続な剛性・耐力は変形集中を招くため、単なる割増しだけでなく振動性状と崩壊過程を確認する。 根拠・考え方(選択肢3):構造計画とモデル検証:要求性能、代表荷重、不連続階の損傷集中、力のつり合いと変形の確認。確認対象:剛性・耐力の不連続
|
| 選択肢4 | 複雑な解析モデルの検証 × 不適当(正解) 複雑なモデルほど必ず正確とは限らず、入力値・支持条件・部材剛性・非線形特性などに誤りが入り得ます。全体の反力のつり合い、変形の形、断面力の連続性等を確認し、解析結果を検証する必要があります。 根拠・考え方(選択肢4):構造計画とモデル検証:要求性能、代表荷重、不連続階の損傷集中、力のつり合いと変形の確認。確認対象:複雑な解析モデルの検証
|
複雑なモデルでも入力・拘束条件・材料モデル等が誤れば結果は誤ります。反力・変形・力の流れの確認は省略できません。
この知識の出題:2019年
複雑なモデルを使っても解析結果の検証を省略しない
正解:4番
正解一覧
全30問の正解を開く
| 問 | 正解 | 問 | 正解 |
|---|---|---|---|
| 問1 | 3番 | 問16 | 1番 |
| 問2 | 2番 | 問17 | 2番 |
| 問3 | 1番 | 問18 | 1番 |
| 問4 | 4番 | 問19 | 4番 |
| 問5 | 2番 | 問20 | 4番 |
| 問6 | 3番 | 問21 | 4番 |
| 問7 | 4番 | 問22 | 4番 |
| 問8 | 2番 | 問23 | 1番 |
| 問9 | 1番 | 問24 | 1番 |
| 問10 | 2番 | 問25 | 3番 |
| 問11 | 2番 | 問26 | 4番 |
| 問12 | 1番 | 問27 | 3番 |
| 問13 | 3番 | 問28 | 2番 |
| 問14 | 3番 | 問29 | 1番 |
| 問15 | 3番 | 問30 | 4番 |
令和元年度の公式正解と全30問を照合しています。解説・学習用の見出し・頻出度は独自に整理したものです。