先日、危険物乙4(乙種第4類危険物取扱者)を初受験してきました。
受験前は「合格率もそこそこだし、サクッといけるかな」と思っていたのですが、勉強を始めてすぐに気づきました。

この試験、ちゃんと勉強しないと普通に落ちます。

この記事では、試験の基本情報(問題数・時間・合格基準)を押さえつつ、私がやった勉強の進め方と、使った参考書のリアルな感想をまとめます。


目次

  • 試験概要(問題数・時間・合格基準)

  • 実際に受けて感じた難しさ

  • 使った参考書(Amazonリンクあり)と感想

  • 勉強スケジュール(1か月前〜当日)

  • 科目別の対策ポイント(法令/物理化学/性質・消火)

  • 試験当日のコツ(時間配分・マークミス対策)

  • 追記:試験結果

  • まとめ


危険物乙4の試験概要(まずここだけ)

危険物乙4は 全35問、出題は3分野です。

問題数(乙種)

  • 危険物に関する法令:15問

  • 基礎的な物理学及び基礎的な化学:10問

  • 危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法:10問

試験時間・形式

  • 乙種の試験時間:2時間

  • 形式:マークシート(五肢択一)

  • 実技:なし

合格基準(ここ超重要)

各試験科目ごとに60%以上 が合格条件です。
合計点が足りていても、どこか1分野が60%未満だと落ちます。

試験手数料

  • 乙種:5,300円


受けて分かった:乙4が“意外と難しい”理由

私が感じた難しさは、ざっくりこの3つでした。

  1. 範囲が独特(危険物に特化していて馴染みが薄い)

  2. 選択肢のひっかけが多い(言い回し・数字・例外)

  3. 足切り方式(苦手分野を放置できない)

理系出身で物理・化学の基礎があっても、危険物の性質・法令は“暗記勝負”の要素が強く、慣れるまで時間がかかりました。


使った参考書(Amazonリンクそのまま)と正直レビュー

私がメインで使ったのは、この1冊です。

良かった点:問題の“再現度”が高い

試験問題が非公表の中でも、かなり本試験に近いレベル感の問題が揃っていて、
選択肢が似た形で出てくる感覚がありました。

しんどかった点:ボリュームが多い(時間が溶ける)

正直、問題数が多いです。
時間が取れる人には強いですが、忙しい人は「薄め+頻出特化」の教材と併用するのもアリだと思います。


勉強スケジュール(私のやり方)

私の場合、試験の 約1か月前 からダラダラ開始 → 2週間前から本気、合計で体感 50時間以上 は勉強しました。

おすすめ配分(目安)

  • 平日:1日30〜60分

  • 休日:2〜4時間

  • 直前2週間:可能なら毎日1〜2時間(過去問回転)

進め方(これが一番効いた)

  1. 参考書を1周して全体像

  2. 間違えた問題だけ印をつける

  3. 2周目以降は “印のある問題だけ”を高速で回す

  4. 直前は 足切りになりそうな分野を潰す(60%確保)


科目別:最短で点が伸びる対策

法令(15問):最優先で固める

法令は暗記色が強く、やれば伸びやすいです。
狙い:9/15(60%)を確実に超える

  • 用語の定義(製造所/貯蔵所/取扱所)

  • 指定数量・倍数

  • 届出が必要なケース/不要なケース

  • 標識・掲示板・保安距離(頻出)

コツ:選択肢が“そのまま”出ることがあるので、過去問の選択肢単位で覚えると強いです。

物理・化学(10問):パターンを覚える

狙い:6/10(60%)

出るものはだいたい決まっています。

  • 単位と換算(g↔kg、℃↔K、mol)

  • 濃度(質量%など)

  • 気体の性質、圧力、燃焼

  • 基本的な化学式・反応の定番

「見たことない選択肢」が出ても、消去法で落とせるレベルにしておくと安心です。

性質・消火(10問):表を“セット暗記”する

狙い:6/10(60%)

ここは“性質の組み合わせ”で問われがちです。

  • 第4類危険物の分類(第1石油類など)

  • 引火点・沸点のざっくり感覚

  • 水溶性かどうか

  • 適切な消火方法(粉末/泡/CO₂ など)

コツ:分類表を丸暗記→選択肢を見て瞬時に矛盾を見抜くのが最強です。


験当日のコツ(ミスを減らす)

乙4は2時間・35問なので、時間は足りることが多いです。
それでも落ちる原因はだいたいこれ。

  • マークミス(番号ずれ)

  • “例外”の見落とし(法令で特に多い)

  • 苦手分野の足切り

おすすめの時間配分(例)

  • 1周目:60〜70分(迷う問題に印だけ)

  • 2周目:30〜40分(印の問題を回収)

  • 残り:見直し(マークと設問番号の一致チェック)


追記:試験結果

試験結果通知書が届き、法令/物理化学/性質消火がすべて100% でした。
ただし、これは「試験が簡単」だったというより、勉強量が多かっただけだと思っています。

これから受ける人は、「乙4=簡単」というイメージに引っ張られず、
各分野60%を確実に取る戦略でいけば十分勝てます。


まとめ:乙4で落ちないための最短ルート

  • 乙4は 35問/2時間/各分野60%(足切りあり)

  • まず 法令を固めて安定得点源にする

  • 物理化学は 頻出パターンに絞って回転

  • 性質消火は 分類表×消火をセットで暗記

  • 問題集は “間違えた問題だけ”を周回が効率最強

  • Amazonリンク(使用教材):乙種4類危険物取扱者試験 令和8年版(Amazon)

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sumato
電気関係の仕事をしています。設計・積算・現場管理など。資格マニアです。 【取得済】 電験二種・電験三種・エネルギー管理士・1級電気工事施工管理技士・第一種電気工事士(認定)・第二種電気工事士・消防設備士甲4・乙6