消防設備士1類〜7類の違いと選び方|甲種・乙種の区分とおすすめ取得順を解説
目次
- 1 消防設備士1類〜7類をやさしく解説|できる仕事・設備・おすすめ取得順(内部リンク+試験情報付き)
- 1.1 まず結論:迷ったら「乙6 →(乙4 or 甲4)」が最短ルート
- 1.2 消防設備士の「甲種」と「乙種」の違い
- 1.3 消防設備士試験の基本情報(試験方式・時間・受験資格)
- 1.4 【一覧表】第1類〜第7類で扱う設備(ざっくり早見)
- 1.5 第1類:消火栓・スプリンクラーなど「水系設備」
- 1.6 第2類:泡消火設備(特定駐車場・危険物周りで出番)
- 1.7 第3類:ガス・粉末など「特殊な消火設備」
- 1.8 第4類:自動火災報知設備(自火報)|需要が強い定番
- 1.9 第5類:避難器具(救助袋・緩降機・避難はしご)
- 1.10 第6類:消火器|最初に取りやすく、仕事に直結しやすい
- 1.11 第7類:漏電火災警報器
- 1.12 よくある質問(FAQ)
- 1.13 まとめ:第1類〜第6類の選び方
消防設備士1類〜7類をやさしく解説|できる仕事・設備・おすすめ取得順(内部リンク+試験情報付き)
「消防設備士の1種〜7種って何が違うの?」と調べる人は多いのですが、消防設備士の区分は主に“甲種/乙種” + “特類/第1類〜第7類”です。
この記事では、現場でニーズの大きい第1類〜第7類に絞って、扱う設備・できる仕事・どれから取るべきかをまとめつつ、試験情報と公式リンクも合わせて紹介します。
まず結論:迷ったら「乙6 →(乙4 or 甲4)」が最短ルート
- 乙6(消火器)は対象がシンプルで、はじめの1枚に向きます
- 4類(自火報)は求人・現場ニーズが強く、次の1枚に選ばれがち
まずは乙6の全体像をこちらで確認してから学習計画を作るとスムーズです。
消防設備士 乙6(消火器)を取得しよう!将来性・合格率・費用を最新情報で解説
※機械系の知識や経験がある人には、第1類の方がその強みを活かしやすいので、第1類から受験するのがおすすめです。
消防設備士の「甲種」と「乙種」の違い
甲種:工事・整備・点検まで対応できる(業務範囲が広い)
乙種:整備・点検が中心(工事は原則できない)
就職・転職での評価や、現場で任される範囲が変わるので、将来的に工事までやりたい人は甲種も視野に入れましょう。
「乙4・甲4・乙6」の違いで悩んでいる人は、先にこの比較記事を読むと迷いが減ります。
消防設備士 乙4・甲4・乙6の違い|できる仕事・試験・就職で有利なのは?
消防設備士試験の基本情報(試験方式・時間・受験資格)
試験方式と試験時間
- 筆記試験:マークシート方式(四肢択一)
- 実技試験:写真・イラスト・図面などを使った記述式
試験時間の目安は次のとおりです。
- 甲種特類:2時間45分
- 甲種(特類以外):3時間15分
- 乙種:1時間45分
詳しい試験方法や最新の手数料(甲種・乙種)については、必ず公式サイトの案内を確認してください。
外部リンク:消防設備士試験の方法・試験時間・手数料(消防試験研究センター公式)
受験資格(甲種・乙種)
- 乙種:原則として誰でも受験可能
- 甲種:一定の実務経験や、関連資格・学歴などの要件が必要
自分が甲種を受けられるかどうかは、人によって条件が変わるので、公式の受験資格ページで必ずチェックしておきましょう。
外部リンク:消防設備士試験の受験資格(消防試験研究センター公式)
試験日程・受験地・合格発表の確認先
消防設備士試験は、全国の都道府県支部および中央試験センターで実施されています。
- 現住所・勤務地に関係なく、希望する都道府県で受験可能
- 試験日程は年度ごと・地域ごとに異なる
- 合格発表は支部での掲示と、公式サイトでの合格番号掲示で確認
最新の試験日程や合格番号は年度ごとに更新されるため、必ず公式サイトの情報を見てから受験計画を立てましょう。
外部リンク:
・一般財団法人消防試験研究センター 公式トップページ
・消防設備士試験トップ(受験案内・試験日程[全国一覧]・過去問題・合格発表)
・消防設備士試験の試験実施状況・合格率(年度別データ)
※令和8年度の試験日程も、順次公式サイト上で公開・更新されています。日程は変更される場合があるため、必ず直近の情報を確認してください。
【一覧表】第1類〜第7類で扱う設備(ざっくり早見)
| 類 | 区分(甲/乙) | 主な対象設備 | イメージ | おすすめ度(目安) |
|---|---|---|---|---|
| 第1類 | 甲種・乙種あり | 屋内消火栓/屋外消火栓/スプリンクラー/水噴霧 など | 建物の火災を「水で消す」 | 建物設備系の現場なら強い |
| 第2類 | 甲種・乙種あり | 泡消火設備(駐車場・危険物関連で見かけやすい) | 水+泡で消す | 特定分野で刺さる |
| 第3類 | 甲種・乙種あり | 不活性ガス/ハロゲン化物/粉末消火設備 など | ガス・粉で消す(設備が特殊) | 設備担当になると価値大 |
| 第4類 | 甲種・乙種あり | 自動火災報知設備/ガス漏れ火災警報/通報装置 など | 火災を「検知して知らせる」 | 迷ったら狙い目 |
| 第5類 | 甲種・乙種あり | 金属製避難はしご/救助袋/緩降機 など | 避難器具 | 建物用途で需要あり |
| 第6類 | 乙種のみ(甲種はなし) | 消火器 | 消火器最も身近で覚えやすい | 最初の1枚におすすめ |
| 第7類 | 乙種のみ(甲種はなし) | 漏電火災警報器 | 漏電を検知し火災を未然に防ぐ | 電気設備寄りの現場で有効 |
第1類:消火栓・スプリンクラーなど「水系設備」
第1類は、屋内消火栓・スプリンクラーなど、建物でよく見る水で消火する設備が中心です。
建物設備の保守・点検の現場に入りたい人、設備が大きい案件を扱う会社にいる人は、取ると仕事の幅が広がります。
第1類が向いている人
- ビル・商業施設・病院などの設備点検に関わっている(関わりたい)
- 給排水・衛生設備関連の仕事をしており、構造や配管、ポンプなどに詳しい
第2類:泡消火設備(特定駐車場・危険物周りで出番)
第2類は泡消火設備が対象です。設備がある現場は限られますが、ハマると強い領域です。
- 特定駐車場・危険物関連の案件が多い会社
- 泡薬剤や放出方式など、設備仕様に触れる機会がある人
第3類:ガス・粉末など「特殊な消火設備」
第3類は、不活性ガス・ハロゲン化物・粉末など、比較的特殊な消火設備が対象です。
データセンター・電気室・機械室など、設備の特性上“水が使いにくい”場所で採用されるケースもあります。
第4類:自動火災報知設備(自火報)|需要が強い定番
第4類は、自動火災報知設備(いわゆる自火報)を中心に、警報・通報系を扱います。案件数が多く、転職でも評価されやすいため、次の1枚として選ばれがちです。
受験記と勉強法をまとめた記事もあるので、甲4を狙う人はここからどうぞ。
令和4年度 消防設備士 甲種4類を受験記とおすすめ勉強法【2026年版に更新】
第5類:避難器具(救助袋・緩降機・避難はしご)
第5類は、救助袋・緩降機などの避難器具が対象です。建物用途によっては必須になりやすく、設置・更新が発生する現場もあります。
- 避難器具の点検・整備に関わる
- 改修や更新案件が多い会社
第6類:消火器|最初に取りやすく、仕事に直結しやすい
第6類は消火器のみが対象です(この区分は乙種のみ)。
小規模物件から大規模施設まで設置されるため、点検業務でも出番が多く、入門としておすすめです。
乙6の将来性・費用・合格率などの詳細は、こちらの記事で最新化しています。
消防設備士 乙6(消火器)を取得しよう!将来性・合格率・費用を最新情報で解説
第7類:漏電火災警報器
乙種には第7類(漏電火災警報器)もあります。電気寄りの現場が多い人は、将来的に選択肢になります。
よくある質問(FAQ)
Q. まず乙6を取って、次はどれがおすすめ?
A. 多くの人は乙4 or 甲4に進むことが多いです。理由は案件数が多く、求人でも見かけやすいからです。迷う人は比較記事で方向性を決めましょう。
Q. 甲種と乙種、どっちを目指すべき?
A. 工事までやるなら甲種、点検・整備中心なら乙種からでもOKです。今の職場で任される範囲と、今後やりたい業務で決めるのが失敗しにくいです。
Q. 試験日程や合格率はどこで確認する?
A. 試験日程・合格率は年度ごとに変わるため、必ず消防試験研究センター公式サイトの「消防設備士試験」ページと「試験実施状況」ページを確認してください。
まとめ:第1類〜第6類の選び方
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- 入門:乙6(消火器)
- 需要・汎用性:4類(自火報)
- 建物設備で強い:1類(水系)
- 分野特化で価値:2類(泡)・3類(ガス/粉)
- 避難器具の現場:5類
- 電気設備寄りの現場:7類(漏電火災警報器)
あなたの職場の案件(点検対象)と、将来やりたい業務(工事までやるか)に合わせて、最短ルートで組み立てていきましょう。試験日程や受験資格は毎年少しずつ変わるので、学習を始める前に必ず公式サイトで最新情報を確認するのがおすすめです。