照明のトラブルは「電球(LED)を替えれば直る」こともあれば、「器具やスイッチ、配線側」が原因のこともあります。この記事では、安全を最優先にしつつ、症状から原因を切り分ける手順をまとめます。

【最優先:危険サインがあるとき】
焦げ臭い/煙/火花/器具や天井が熱い/ジーッ・パチパチという異音/触るとビリッ
使用を中止し、可能なら該当回路の子ブレーカーをOFF。無理に触らず、電気工事店・管理会社へ連絡してください。

目次


結論:原因は「電球(LED)・器具・スイッチ・回路」のどれか

照明トラブルは、ほとんどが次の4つのどれかです。

  1. 電球(LED):寿命・初期不良・相性・内部回路の劣化
  2. 器具:ソケット接触不良、引っ掛けシーリングの接触、器具内部の劣化
  3. スイッチ:接点の劣化、ほたるスイッチ等の相性・不具合
  4. 回路・配線:分電盤・配線の問題(頻発するなら業者案件)

「過負荷や回路」の基礎を押さえておくと、照明の不安定さの理解にも役立ちます:電圧・電流・電力とブレーカー原因(W=V×A)

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まず分類:症状を4つに分ける(点かない/チカチカ/暗い/一瞬落ちる)

  • 点かない:完全に無反応、または数秒で消える
  • チカチカする:点滅、ちらつき、明るさが揺れる
  • 暗い:明るさが足りない、ムラがある
  • 一瞬落ちる:家電の動作と同時に一瞬暗くなる(家中で起きる場合も)
ポイント
「その照明だけ」なのか、「家の複数の照明・家電でも起きる」のかで、原因がかなり変わります。

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まずやること(安全な初動)

  1. 焦げ臭い/発熱/異音があるなら使用中止(可能なら回路OFF)
  2. 安全が確保できるなら、同じ口金・同等品の電球(LED)に交換してみる(最短の切り分け)
  3. 交換後も症状が残るなら、「器具」「スイッチ」「回路」を疑う

作業範囲が不安な人は、先にここで「資格が必要な範囲」を整理してください:電気工事士の資格が必要な範囲(家庭編)

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切り分け手順:最短で当たりをつける

次の順番で試すと、無駄が少ないです(安全第一で)。

  1. 電球(LED)を交換(同じ口金・同等品)
  2. 別の部屋の電球(同仕様)と入れ替えできるなら、それも有効
  3. ダメなら器具側(ソケット・引掛シーリング等)を疑う
  4. さらにダメならスイッチ側(接点劣化・ほたるスイッチ等)
  5. 家中で同時に起きる・頻発するなら回路・配線側(業者へ)

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原因① 電球(LED)側が原因

電球(LED)原因のサイン

  • 交換したら直る(=ほぼ電球側)
  • 点滅・ちらつきがランダム(LED内部回路の劣化)
  • 特定の電球だけ暗い/色がおかしい

よくある落とし穴(LEDの相性)

  • 調光器(明るさ調整)が付いているのに、非対応LEDを使っている
  • 密閉器具・断熱材施工器具などで、放熱条件が厳しい(寿命が縮む)
  • 古い器具で接触が甘い(電球は正常でもチカチカする)
判断のコツ
まずは「電球を替えて直るか」を見ましょう。ここで直れば最短です。直らないなら器具・スイッチへ。

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原因② 器具側が原因

器具原因のサイン

  • 電球を替えても直らない
  • 触ると(触れてよい状況で)わずかに接触が変わる(※危険なら中止)
  • 引っ掛けシーリング・ソケットの接触が怪しい

よくある原因

  • ソケットの接触不良(経年でゆるむ・劣化)
  • 引っ掛けシーリングの接点劣化
  • 器具内部の劣化(電子部品・配線)
注意:器具側の分解や結線作業は、資格が必要な範囲に入ることがあります。
不安なら無理せず相談が安全です。

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原因③ スイッチ側が原因

スイッチ原因のサイン

  • スイッチ操作の感触が変(引っかかる、戻りが悪い)
  • オン・オフの瞬間にチカッとなる/不安定
  • ほたるスイッチ(夜光るスイッチ)周りで症状が出る

ほたるスイッチの交換記事(資格前提)はこちら:ほたるスイッチの交換方法

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原因④ 回路・配線側の可能性(業者領域)

次のような場合は「照明だけ」の問題ではなく、回路側の可能性が上がります。

  • 複数の部屋で同時にチカチカする
  • 照明だけでなく、家電も一瞬不安定になる
  • 頻繁に起きる/日を追って悪化する

この場合は第1回(ブレーカー編)の切り分けも参考になります。電気の基本も確認しておくと説明がしやすいです:電圧・電流・電力とブレーカー原因

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蛍光灯→LEDに替えたら不具合が出たとき

「LEDに替えたらチカチカする/点かない/すぐ消える」は、相性・器具の条件・内部回路の問題が多いです。

  • 調光器の有無(非対応LEDだと不具合が出ることがあります)
  • 器具の条件(密閉・放熱不足)
  • 器具自体が古い(接触・内部劣化)

蛍光灯器具のLED化関連の記事(器具タイプにより注意点が変わります):蛍光灯照明器具をLEDに交換

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自分で直していい?資格が必要な範囲

照明に関する作業は「電球交換」だけなら一般的に問題ありませんが、器具・スイッチ・配線の交換や結線が絡むと電気工事士の資格が必要な範囲に入ることが多いです。まずはここで境界を整理してください:

電気工事士の資格が必要な範囲(家庭編)

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業者に伝えるテンプレ(コピペOK)

【発生日時】例)2月11日 21時ごろ

【症状】例)点かない/チカチカする/暗い/一瞬落ちる

【範囲】例)この照明だけ/家の複数箇所で発生

【照明の種類】例)LED電球/蛍光灯/シーリングライト

【試したこと】例)電球交換しても改善なし/別の電球と入れ替えても同じ

【危険サイン】例)異臭・発熱・異音・火花の有無

【ブレーカー状況】例)落ちていない/子ブレーカーが落ちたことがある

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よくある質問(FAQ)

Q. LEDがチカチカするのは寿命ですか?

A. 寿命・劣化の場合もありますが、調光器との相性や器具側の接触不良でも起きます。まずは「同等品へ交換」で切り分けするのが最短です。

Q. 交換したばかりのLEDが点かないのは不良?

A. 初期不良もありますが、器具側の接触不良や相性もあり得ます。別の場所で点灯するか(入れ替え)で判断しやすくなります。

Q. 家の複数箇所で同時に一瞬暗くなります。

A. 回路・配線側の可能性が上がります。照明だけの問題ではない場合があるため、第1回(ブレーカー編)の切り分けも参考にしつつ、頻発するなら相談がおすすめです。

Q. スイッチの交換は自分でできますか?

A. 結線を伴う場合は資格が必要な範囲に入ることが多いです。まずは境界を確認してください:電気工事士の資格が必要な範囲(家庭編)