令和8年度(2026年)一級建築士「施工」過去問解説|全25問・選択肢別の解説と覚えるポイント
令和8年度(2026年)の一級建築士試験「学科Ⅴ・施工」について、全25問の正解と学習上のポイントを整理しました。各問の解説は、クリックすると開きます。
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建築技術教育普及センター 一級建築士 過去の試験問題 令和8年 施工
問題文・図表の全文は掲載していません。各選択肢の見出しは学習用に要約したものです。法令は試験が指定する令和8年(2026年)1月1日時点で判断します。問25は設問指定の四会連合協定約款(令和6年8月版)・民間(七会)連合協定約款(令和7年12月版)に合わせています。解説中の「公共標仕」は公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版、「改修標仕」は公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)令和7年版の略です。
頻出度は2017〜2026年の10年分について、各問に設定した中心テーマが出た年度数で判定しています。同じ年度に複数回出ても1年と数え、5年以上=★★★、2〜4年=★★、1年=★です。解説内の「この知識の出題」は、同じ知識・判断関係を確認できた年度(正誤を逆にした記述を含む)を示します。将来の出題予測ではありません。
問1 施工計画と監理者・発注者の役割
頻出度:★★★
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確認ポイント:協議・承諾をする役割と、契約上の中止を命じる役割を分けます。
中心テーマ:施工計画の確認・承諾と監理者の役割
出題年度:2017・2018・2019・2020・2024・2026年(10年中6年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 専門工事業者の選定 ○ 適当 専門工事業者は監理者と協議し、施工者の責任で選定する。 根拠・考え方(選択肢1):施工計画:専門業者の候補・能力、事前協議と施工者の選定責任。
|
| 選択肢2 | 遠隔臨場の実施計画 ○ 適当 指定された遠隔臨場は計画に従い、映像・音声で確認可能な項目に適用する。 根拠・考え方(選択肢2):特記に基づく遠隔臨場の適用範囲と実施計画。
|
| 選択肢3 | 文化財発見時に監理者が中止命令 × 不適当(正解) 埋蔵文化財等の発見時は、現状の保全、関係者への連絡、法令に基づく届出等が必要です。一方、工事請負契約上の一時中止を命じる主体は原則として発注者で、監理者が発注者に代わって一方的に命じるという説明が不適切です。監理者は発注者への報告等の必要な対応を行います。 根拠・考え方(選択肢3):工事請負契約約款の工事一時中止と、埋蔵文化財発見時の対応。
|
| 選択肢4 | 変更工程表の事前承諾 ○ 適当 変更工程表は変更部分の施工前に承諾を受ける。 根拠・考え方(選択肢4):変更部分の施工に先立つ実施工程表の承諾。
|
工事の一時中止を契約上命じる主体は原則として発注者です。監理者の確認・報告等の業務と混同しません。
この知識の出題:2026年
埋蔵文化財発見時の契約上の工事中止は、原則として発注者が命じる
正解:3番
問2 施工体制台帳の金額基準
頻出度:★★
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確認ポイント:請負金額そのものと、下請契約金額の総額を区別します。
中心テーマ:施工体制台帳の作成対象・金額基準
出題年度:2017・2023・2026年(10年中3年)
どの金額を比べるのか
通常の建築一式工事では、元請の受注総額でなく、元請が結ぶ下請契約の請負代金の総額を8000万円と比較します。本問の7500万円は届きません。令和7年2月の基準改正前の数値と混同しないようにします。公共工事の台帳作成義務は別に判定します。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 下請の安全衛生責任者 ○ 適当 関係請負人は安全衛生責任者を選び、統括責任者との連絡・調整を行う。 根拠・考え方(選択肢1):労働安全衛生法第16条、関係請負人の安全衛生責任者。
|
| 選択肢2 | 建築一式・下請総額7500万円の台帳 × 不適当(正解) 令和8年1月1日時点の通常の建設業法上の基準では、建築一式工事の元請特定建設業者が作成する施工体制台帳は、下請代金総額8000万円以上が対象です。7500万円をその基準として義務付ける本肢は不適切です。ただし公共工事では下請契約を締結した場合の作成義務が別にあり、金額を問わない扱いに注意します。自主的な作成を禁じる意味ではありません。 根拠・考え方(選択肢2):建設業法第24条の8・施行令第7条の4の下請代金総額。公共工事は入契法の特例を区別。
|
| 選択肢3 | 下請建設業者の主任技術者 ○ 適当 許可建設業者は下請でも主任技術者を配置する。 根拠・考え方(選択肢3):建設業法第26条第1項、下請を含む建設業者の主任技術者。
|
| 選択肢4 | 許可の有効期間と更新期限 ○ 適当 建設業の許可の有効期間は5年です。更新する場合は、有効期間満了日の30日前までに更新申請書を提出する扱いです。新規申請と更新申請を区別します。 根拠・考え方(選択肢4):建設業法第3条第3項、施行規則第5条の許可更新申請。
|
令和8年1月1日時点の通常の建築一式工事の台帳作成基準は下請総額8000万円以上。公共工事の別の扱いにも注意します。
この知識の出題:2026年
改正後の通常の建築一式工事の台帳作成基準は下請代金総額8000万円以上
正解:2番
問3 材料ごとの置き方と積置き高さ
頻出度:★★★
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確認ポイント:雨にぬれない場所でも、置き方が違えば変形の原因になります。
中心テーマ:材料の保管・積置き方法
出題年度:2017・2018・2020・2023・2025・2026年(10年中6年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 既製コンクリート杭の仮置き ○ 適当 既製コンクリート杭は、杭に有害な曲げ・応力が生じないよう支持位置等を適切にして保管します。やむを得ず積み重ねる場合でも、本問のように2段以内とし、転がり・荷崩れを防ぐ措置が必要です。 根拠・考え方(選択肢1):杭工事の施工計画・保管:支持位置と積重ね・転がり防止。
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| 選択肢2 | ルーフィングの平積み × 不適当(正解) 乾燥した屋内であっても、巻物のアスファルトルーフィングを平積みすると、自重で巻きつぶれ・変形が生じやすくなります。立て積みで保管するのが基本で、保管場所の条件だけでは適切と判断できません。 根拠・考え方(選択肢2):アスファルトルーフィング類の保管:乾燥・立て積み。
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| 選択肢3 | タイルカーペットの5段積み ○ 適当 タイルカーペットは荷崩れを防ぎ、5段程度以内で保管する。 根拠・考え方(選択肢3):タイルカーペット製造所の保管仕様と積重ね制限。
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| 選択肢4 | 押出成形セメント板の積置き ○ 適当 ECPは乾燥した屋内に高さ1m以下で平積みする。 根拠・考え方(選択肢4):公共標仕第8章・ECPの材料保管:乾燥・平坦・1m以下。
|
アスファルトルーフィングは乾燥した場所に立てて保管します。平積みで巻きつぶれを起こさないようにします。
この知識の出題:2018・2026年
アスファルトルーフィングは平積みにせず立てて保管する
正解:2番
問4 工事の届出先・提出者・期限
頻出度:★★
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確認ポイント:届出名だけでなく、誰が・いつ・どこへ出すかをセットにします。
中心テーマ:共同企業体代表者届の提出先・期限
出題年度:2019・2023・2026年(10年中3年)
提出先と期限を並べて確認
| 手続 | 提出・申請先 | 本問の時期等 |
|---|---|---|
| 道路占用許可 | 道路管理者 | 道路へ足場等を継続設置する前に許可 |
| 特定元方事業者の事業開始報告 | 労働基準監督署長 | 作業開始後、遅滞なく |
| 高さ35mの建設工事計画届 | 労働基準監督署長 | 工事開始14日前まで |
| 共同企業体代表者届 | 都道府県労働局長(労基署長経由) | 仕事開始14日前まで |
道路の工事や作業に関する道路使用許可は警察署長あてで、道路占用許可とは別です。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 道路占用許可 ○ 適当 道路占用は道路管理者へ申請する。警察署長の道路使用許可と区別する。 根拠・考え方(選択肢1):道路法第32条、道路管理者への道路占用許可。
|
| 選択肢2 | 特定元方事業者の事業開始報告 ○ 適当 特定元方事業者は作業開始後遅滞なく労基署長へ報告する。 根拠・考え方(選択肢2):労働安全衛生規則第664条の特定元方事業者の事業開始報告。
|
| 選択肢3 | 高さ35mの建設工事計画届 ○ 適当 高さ31m超の建築工事は開始14日前までに労基署長へ計画届を提出する。 根拠・考え方(選択肢3):労働安全衛生法第88条・規則第90条、高さ31m超の建築工事の計画届。
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| 選択肢4 | 共同企業体代表者届を知事へ提出 × 不適当(正解) 共同企業体代表者届は、都道府県労働局長あてに、所轄労働基準監督署長を経由して提出します。開始14日前までという時期と、都道府県知事という提出先を混同しません。本肢は提出先が誤りです。 根拠・考え方(選択肢4):労働安全衛生法第5条・規則第1条、共同企業体代表者届の提出先・経由先。
|
共同企業体代表者届は都道府県労働局長あて。都道府県知事とは異なります。
この知識の出題:2019・2023・2026年
共同企業体代表者届の提出先は都道府県労働局長で、都道府県知事ではない
正解:4番
問5 仮設手すりの高さと中桟の位置
頻出度:★★
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確認ポイント:上の手すり、足元の幅木、中間の桟は、それぞれ別の役割です。
中心テーマ:仮設の手すり・足場の墜落防止措置
出題年度:2017・2018・2020・2026年(10年中4年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 軟弱粘性土の試料採取 ○ 適当 軟らかい粘性土の乱さない試料採取に固定ピストン式薄肉サンプラーを用いる。 根拠・考え方(選択肢1):地盤調査:軟らかい粘性土の乱れの少ない試料採取。
|
| 選択肢2 | 動的コーン貫入試験による補間 ○ 適当 動的コーン試験を補間して、広い敷地の地層変化を把握する。 根拠・考え方(選択肢2):標準貫入試験の位置を補う動的コーン貫入試験。
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| 選択肢3 | 高さ65cmの中桟 × 不適当(正解) 高さ1mの上桟と高さ10cmの幅木を設けても、中桟を床から65cmの高い位置に1本だけ設けると、下側の隙間が大きく残ります。墜落防止のため、中桟を35〜50cmの適切な高さに設けるなど、同等以上の防護を確保します。 根拠・考え方(選択肢3):開口部等の墜落防止:上桟・中桟・幅木の位置と機能。
|
| 選択肢4 | 振動規制の測定位置 ○ 適当 特定建設作業の振動は敷地境界で規制基準に照らして確認する。 根拠・考え方(選択肢4):振動規制法に基づく特定建設作業の敷地境界での振動基準。
|
中桟は床から35〜50cmを目安とする適切な位置に設けます。65cmでは下部の開口が大きすぎます。
この知識の出題:2018・2026年
中桟の高さも適切にして、上の手すりだけでは防げない開口をふさぐ
正解:3番
問6 山留め地盤アンカーの確認は全数
頻出度:★★
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確認ポイント:試験荷重の倍率が合っていても、検査本数が不足すれば不適切です。
中心テーマ:山留め地盤アンカーの施工・検査
出題年度:2018・2023・2026年(10年中3年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 半数だけアンカー引張試験 × 不適当(正解) 本問の山留め地盤アンカーの引抜き耐力の確認は全数が対象です。計画最大荷重を設計アンカー力の1.1倍としていても、半数しか確認しない点が不適切です。地盤アンカーの試験には目的の異なる種類があるため、全ての種類の試験を同じ倍率・同じ本数と一般化しません。 根拠・考え方(選択肢1):山留め地盤アンカーの引抜き耐力確認:対象本数と確認荷重。
|
| 選択肢2 | 腹起し継手の位置 ○ 適当 腹起し継手は曲げ応力の小さい位置に置き、補強して連結する。 根拠・考え方(選択肢2):腹起しの応力分布と継手位置・連結補強。
|
| 選択肢3 | ロームを含む土の攪拌 ○ 適当 ローム等は十分に攪拌し、均質なソイルセメント壁を作る。 根拠・考え方(選択肢3):ソイルセメント壁の土質に応じた攪拌管理。
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| 選択肢4 | 山留め外周の上載荷重 ○ 適当 重機集中荷重等のない部分にも標準上載荷重10kN/m²を見込む。 根拠・考え方(選択肢4):山留め設計の地表面上載荷重と集中荷重の区別。
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設計アンカー力の1.1倍以上に対する引抜き耐力の確認は全数について行います。半数だけでは不足です。
この知識の出題:2018・2026年
地盤アンカーは全数について設計アンカー力の1.1倍以上に対する引抜き耐力を確認する
正解:1番
問7 場所打ち杭の杭頭処理の時期
頻出度:★★
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確認ポイント:一般の養生期間と、杭頭をはつるまでの期間を混同しません。
中心テーマ:場所打ち杭の杭頭処理時期
出題年度:2020・2022・2025・2026年(10年中4年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 打込み7日後の杭頭はつり × 不適当(正解) 杭頭の余盛り部分は、コンクリート打込み後14日程度経過してから、杭本体を傷めないようにはつり取るのが標準です。7日後では早く、十分に強度が発現していない杭本体へ損傷を与えるおそれがあります。 根拠・考え方(選択肢1):公共標仕4.5.7「杭頭の処理」:14日程度経過後。
|
| 選択肢2 | 地中温度と強度補正 ○ 適当 低温でない地中の所定条件では、杭コンクリートの養生温度補正を省略できる。 根拠・考え方(選択肢2):場所打ち杭の調合管理:地中の養生温度を考慮する条件。
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| 選択肢3 | 支持地盤への到達確認 ○ 適当 電流・積分電流と排出土等を総合して支持地盤を確認する。 根拠・考え方(選択肢3):セメントミルク工法の支持地盤確認と施工記録。
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| 選択肢4 | 根固め液と杭周固定液の採取 ○ 適当 根固め液はプラント、杭周固定液は建込み後の排出液から採取する。 根拠・考え方(選択肢4):根固め液はプラント、杭周固定液は建込み後のオーバーフロー液で確認。
|
杭頭の余盛り部分の処理は、打込みから14日程度経過後が標準。7日では早すぎます。
この知識の出題:2020・2022・2025・2026年
場所打ちコンクリート杭の杭頭はつりは打込みから14日程度経過後に行う
正解:1番
問8 ガス圧接継手の検査の独立性
頻出度:★★★
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確認ポイント:技能資格があることに加え、施工・品質管理からの独立性を確認します。
中心テーマ:ガス圧接継手の品質・受入検査
出題年度:2017・2018・2020・2023・2026年(10年中5年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 当該圧接の品質管理者が受入検査 × 不適当(正解) 圧接部の受入検査を行う者には必要な技能資格が求められ、かつ当該工事の圧接施工・品質管理を担当した者とは独立している必要があります。「資格がある」だけで、当該圧接の品質管理者をそのまま受入検査員にしてよいとはなりません。 根拠・考え方(選択肢1):公共標仕第5章・ガス圧接の受入検査:技能資格と検査員の独立性。
|
| 選択肢2 | 先組み鉄筋の縮み量 ○ 適当 先組み寸法にはガス圧接のアプセットによる縮みを見込む。 根拠・考え方(選択肢2):ガス圧接の加熱・加圧で生じるアプセット量。
|
| 選択肢3 | 柱のスペーサー配置 ○ 適当 柱スペーサーは梁下約0.5m、中間約1.5m間隔に配置する。 根拠・考え方(選択肢3):柱のスペーサー:位置・間隔によるかぶりの保持。
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| 選択肢4 | 煙突の異形鉄筋末端のフック ○ 適当 煙突に用いる異形鉄筋末端には所定のフックを付ける。 根拠・考え方(選択肢4):煙突の鉄筋末端に求めるフックの仕様。
|
受入検査は当該圧接の施工・品質管理を担当した者とは別の適格者が行います。
この知識の出題:2026年
ガス圧接の受入検査員は当該施工・品質管理を行った者から独立させる
正解:1番
問9 仕上げ条件に応じたコンクリートの平たんさ
頻出度:★★
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確認ポイント:許容される凹凸の数字だけでなく、何mの範囲で測るかも確認します。
中心テーマ:仕上げ条件に応じたコンクリートの平たんさ
出題年度:2018・2021・2026年(10年中3年)
公共標仕・表6.2.5の区分
| 区分 | 仕上げ条件の例 | 平たんさ |
|---|---|---|
| a種 | 見え掛り・極めて薄い仕上げ等 | 3mにつき7mm以下 |
| b種 | 仕上げ厚7mm未満等 | 3mにつき10mm以下 |
| c種 | 仕上げ厚7mm以上・下地の影響を受けにくい仕上げ等 | 1mにつき10mm以下 |
本問の厚さ5mmに、c種の1mにつき10mmを当てないことがポイントです。特記や採用する仕様により要求される区分・値を確認します。短い範囲での許容差を、単純に比例計算して長い範囲へ置き換えることはしません。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | せき板の硬化不良の確認 ○ 適当 試験塗りのセメントペーストを2~3日後に剥がして硬化阻害を確認できる。 根拠・考え方(選択肢1):せき板の表面成分によるコンクリート硬化阻害の簡易確認。
|
| 選択肢2 | 紙チューブを使えるスリーブ ○ 適当 柱・梁以外の径200mm以下等の一般スリーブには紙チューブを用いられる。 根拠・考え方(選択肢2):型枠に取り付けるスリーブ:使用部位・径・補強条件。
|
| 選択肢3 | 仕上げ厚5mmに1mで10mmを採用 × 不適当(正解) 仕上げ厚5mmのような薄い仕上げでは、3mを基準とする良好な平たんさの区分で管理します。公共建築工事標準仕様書令和7年版・表6.2.5のb種は3mにつき10mm以下です。本肢の1mにつき10mm以下は、厚さ7mm以上等のc種側の区分であり、適用条件が合いません。非常に薄い仕上げ等のa種は3mにつき7mm以下で、別区分です。 根拠・考え方(選択肢3):公共標仕6.2.5・表6.2.5のa・b・c種と仕上げ条件。
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| 選択肢4 | 片持梁の支柱存置を延長 ○ 適当 片持梁は脱型時の安全性に応じ、必要な支柱存置を延長する。 根拠・考え方(選択肢4):型枠支保工の取外しに対する部材の安全性と存置期間。
|
薄い仕上げでは、3mの範囲を基準とする良好な平たんさが必要です。1mにつき10mmの粗い区分をそのまま使いません。
この知識の出題:2026年
仕上げ厚5mmに、1mにつき10mm以下という粗い平たんさの区分を適用しない
正解:3番
問10 予想平均気温と構造体強度補正値
頻出度:★★★
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確認ポイント:打込む日だけの気温ではなく、打込みから28日までの予想平均気温を見ます。
中心テーマ:構造体強度補正値と調合管理
出題年度:2018・2020・2023・2024・2026年(10年中5年)
強度の名前を整理
設計基準強度F_cと耐久設計基準強度F_dから品質基準強度F_qを定め、構造体強度補正値Sを加えて調合管理強度F_mを設定する考え方です。本問のSは6N/mm²。例えばF_qが36N/mm²ならF_m=36+6=42N/mm²です。試し練りで設定する調合強度とは同じ名前・同じ値ではありません。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 暑中期の目標スランプ ○ 適当 本問で扱う暑中期の施工条件・標準的な仕様では、荷卸し地点の目標スランプ21cmという設定は適当です。全ての季節・全ての部材で一律21cmとする意味ではなく、特記・部材条件・採用する仕様を確認します。 根拠・考え方(選択肢1):暑中コンクリートの調合・荷卸し地点の目標スランプ。
|
| 選択肢2 | 普通ポルトランド・5℃の補正値 × 不適当(正解) 普通ポルトランドセメントで、打込みから材齢28日までの予想平均気温が5℃という本問の条件では、構造体強度補正値は6N/mm²です。3N/mm²では足りません。設計基準強度そのもの、調合管理強度、試し練り等で設定する調合強度は区別します。 根拠・考え方(選択肢2):公共標仕第6章の構造体強度補正値:セメント種類と28日までの予想平均気温。
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| 選択肢3 | 水セメント比の最大値 ○ 適当 標準供用の普通コンクリートは水セメント比65%以下が標準。 根拠・考え方(選択肢3):普通コンクリートの採用仕様に応じた水セメント比上限。
|
| 選択肢4 | 認証されたⅠ類の試し練り ○ 適当 所定のJIS認証を受けたⅠ類のコンクリートで、エコセメント・再生骨材を使用しない等の条件を満たす場合は、計画調合を定める試し練りを省略できる扱いがあります。全ての受入検査・品質確認まで省略できるわけではありません。 根拠・考え方(選択肢4):JIS認証Ⅰ類の試し練り省略条件と受入品質管理の区別。
|
普通ポルトランドセメントで本問の予想平均気温5℃なら、構造体強度補正値は6N/mm²。3N/mm²では不足です。
この知識の出題:2018・2026年
普通ポルトランドセメントでは低い予想平均気温の該当区分で補正値6N/mm²とする(2018年は7℃、本問は5℃)
正解:2番
問11 練混ぜから打込み終了までの時間
頻出度:★★
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確認ポイント:打重ね時間間隔とは、時間を数え始める時点が違います。
中心テーマ:練混ぜから打込み終了までの時間限度
出題年度:2021・2026年(10年中2年)
練混ぜ開始からの時計で管理
| 外気温 | 練混ぜから打込み終了までの原則の限度 |
|---|---|
| 25℃以下 | 120分 |
| 25℃を超える | 90分 |
例えば10時に練混ぜを始めた25℃超の日なら、原則11時30分までに打込みを終了する管理です。荷卸し開始の時刻から90分を数えるわけではありません。特別な条件による変更は採用仕様・試験等で別途確認します。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 粗骨材20mmと輸送管100A ○ 適当 粗骨材最大20mmに対して100Aの輸送管は所定の組合せとして適合する。 根拠・考え方(選択肢1):コンクリートポンプの輸送管径と粗骨材最大寸法の適合。
|
| 選択肢2 | 25℃超で120分と設定 × 不適当(正解) 練混ぜから打込み終了までの原則の限度は、外気温25℃以下で120分、25℃超で90分です。本肢は25℃超に120分を適用している点が誤りです。同一区画へ次の層を重ねる「打重ね時間間隔」とは別の時間管理です。 根拠・考え方(選択肢2):公共標仕第6章:練混ぜから打込み終了までの温度別時間限度。
|
| 選択肢3 | 内部振動機の挿入間隔 ○ 適当 棒形振動機は下層へ入れ、60cm以下の挿入間隔で適切に締め固める。 根拠・考え方(選択肢3):内部振動機:下層へ挿入、挿入間隔60cm以下と適切な加振。
|
| 選択肢4 | 標準供用の湿潤養生5日 ○ 適当 標準供用・普通ポルトランドの湿潤養生は5日以上を標準とする。 根拠・考え方(選択肢4):計画供用期間の級・セメント種類に対応する湿潤養生。
|
原則の時間限度は外気温25℃以下で120分、25℃超で90分。本問の120分は不適切です。
この知識の出題:2026年
外気温25℃超で、練混ぜから打込み終了までを原則120分とはしない
正解:2番
問12 プレキャスト部材の組立精度
頻出度:★★
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確認ポイント:柱・壁の垂直部材と、梁・床の水平部材を区別します。
中心テーマ:プレキャスト部材の組立精度・検査
出題年度:2018・2019・2026年(10年中3年)
部材の向きで検査値を分ける
| 部材 | 標準的な組立精度 |
|---|---|
| 柱・壁(垂直部材) | ±5mm |
| 梁・床(水平部材) | ±10mm |
±10mmを全てのプレキャスト部材に一律適用しません。製品そのものの製造寸法精度と、現場に取り付けた組立精度も別です。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 脱型後の湿潤養生 ○ 適当 標準供用・所定厚さPC部材は同一養生強度10N/mm²まで湿潤養生する。 根拠・考え方(選択肢1):JASS10の養生:部材厚さ、供用期間の級、同一養生供試体強度。
|
| 選択肢2 | 出荷日所要強度 ○ 適当 PCの出荷所要強度は品質基準強度を用いる。 根拠・考え方(選択肢2):JASS10のプレキャスト部材の出荷日所要強度。
|
| 選択肢3 | 外壁の微細ひび割れ補修 ○ 適当 外壁性能に支障のない0.10mm以下の微細割れは所定補修後に合格とできる。 根拠・考え方(選択肢3):製造要領書による微細ひび割れの評価・初期補修・合否。
|
| 選択肢4 | 柱の組立精度を±10mmに設定 × 不適当(正解) プレキャスト部材の標準的な組立精度は、柱・壁の垂直部材が±5mm、梁・床の水平部材が±10mmです。柱に水平部材側の±10mmを適用する点が誤りです。検査位置や特記の条件も確認します。 根拠・考え方(選択肢4):JASS10の組立精度:垂直部材と水平部材の基準。
|
標準的な組立精度は柱・壁が±5mm、梁・床が±10mm。柱へ±10mmを適用するのは不適切です。
この知識の出題:2018・2026年
プレキャストの組立精度は柱・壁±5mmと梁・床±10mmを区別する
正解:4番
問13 鉄骨柱据付け高さの管理値
頻出度:★★
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確認ポイント:施工で目標とする管理値と、超えてはいけない限界値を区別します。
中心テーマ:鉄骨製作・建方の精度と許容差
出題年度:2017・2019・2020・2026年(10年中4年)
管理値と限界値を区別
| 鉄骨柱据付け面の高さ | 許容差 |
|---|---|
| 管理許容差 | ±3mm |
| 限界許容差 | ±5mm |
管理許容差は施工で確保すべき目標側の値です。「限界内だから±5mmを管理値にしてよい」とはしません。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 据付け高さの管理許容差±5mm × 不適当(正解) 鉄骨柱の据付け面の高さは、管理許容差±3mm、限界許容差±5mmを区別します。±5mmを施工上の管理許容差にしてしまう本肢は不適切です。ベースモルタルの平たん度±0.5mm程度という別の確認項目が合っていても、全体としては誤りになります。 根拠・考え方(選択肢1):JASS6付則6「鉄骨精度検査基準」:据付け高さの管理値と限界値。
|
| 選択肢2 | Jグレード以上の工場選定 ○ 適当 鉄骨製作工場のグレードはJ、R、M、H、Sの順に上位となります。RグレードはJ以上という指定を満たすため、本肢は適当です。グレードの文字をアルファベット順や建物の階数だけで判断しません。 根拠・考え方(選択肢2):鉄骨製作工場の性能評価区分J・R・M・H・S。
|
| 選択肢3 | 1節複数層の現場溶接順序 ○ 適当 多層を1節とする現場溶接は上層から行い、柱倒れの累積を抑える。 根拠・考え方(選択肢3):1節複数層の現場溶接と柱の倒れ変形の累積防止。
|
| 選択肢4 | 融合不良の除去範囲 ○ 適当 融合不良は、内部欠陥の位置を確認し、欠陥部分に加えて両端からさらに20mm程度を除去し、舟底形に整えて再溶接します。「割れ」の補修で両端50mm程度を除去する扱いとは、対象欠陥を分けて覚えます。 根拠・考え方(選択肢4):溶接補修の欠陥別除去範囲:融合不良20mm程度と割れ50mm程度。
|
柱据付け面高さの管理許容差は±3mm。±5mmの限界許容差を管理値にしてはいけません。
この知識の出題:2026年
鉄骨柱据付け面高さの管理許容差±3mmと限界許容差±5mmを区別する
正解:1番
問14 トルシア形高力ボルトの余長
頻出度:★★★
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確認ポイント:ピンテール破断だけで、締付け検査の全項目を満たしたことにはなりません。
中心テーマ:高力ボルト接合の施工・検査
出題年度:2017・2018・2019・2020・2021・2022・2024・2025・2026年(10年中9年)
ピンテール破断と余長は別の項目
「ピンテールが破断している」「共回りがない」「ナット回転量が適切」「余長がねじ1〜6山」のように、必要項目をそれぞれ確認します。0山のものは、破断の確認だけで合格にできません。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 溶接変形を見込んだ逆ひずみ ○ 適当 溶接収縮を見込んで逆ひずみを与え、完成精度を確保する。 根拠・考え方(選択肢1):溶接収縮を予測した逆ひずみによる製作精度の確保。
|
| 選択肢2 | 貫通スタッドとデッキ接合 ○ 適当 指定の貫通スタッド溶接で所定の接合を確保すれば焼抜き栓溶接を省略できる。 根拠・考え方(選択肢2):指定された貫通スタッドによるデッキと梁の接合。
|
| 選択肢3 | ねじ山0でもピンテール破断で合格 × 不適当(正解) ピンテール破断と共回りの有無に加え、ボルトの余長等も確認が必要です。余長の合格範囲はナット面からねじ1〜6山で、0山は不足。ピンテールが破断したという一項目だけで合格にはできません。 根拠・考え方(選択肢3):公共標仕7.4.8「締付け後の確認」:余長はねじ1〜6山。
|
| 選択肢4 | 肌すきとフィラープレート ○ 適当 肌すきが1mmを超える場合は、適切なフィラープレートを挿入し、両面を摩擦面として処理します。本問のSN400Aを用いたフィラーは適当です。フィラーは必ず母材と同じSN490Bでなければならない、とは判断しません。 根拠・考え方(選択肢4):高力ボルト接合の肌すき1mm超へのフィラー処置と摩擦面処理。
|
ナット面から出るねじ山は1〜6山の範囲を確認します。0山は余長不足です。
この知識の出題:2022・2026年
トルシア形高力ボルトの余長はナット面からねじ1〜6山で、0山を合格にしない
正解:3番
問15 上下階の構造用面材の間の隙間
頻出度:★
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確認ポイント:木材の収縮が、面材を突き上げることを考えます。
中心テーマ:木造の上下階面材の隙間と突上げ防止
出題年度:2026年(10年中1年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 胴差部で上下の面材を密着 × 不適当(正解) 胴差等の木材の収縮・変形を考慮し、上下階の構造用面材の間には所定の隙間を設けます。密着させると面材の突上げ・座屈等を招くおそれがあります。隙間がないほど耐力壁として有利、という考え方は誤りです。 根拠・考え方(選択肢1):木造面材耐力壁の施工:胴差等の収縮と上下の面材の隙間。
|
| 選択肢2 | 径16mmの木部ボルト孔 ○ 適当 木部のボルト孔には、ボルトが通る施工上の余裕を設けます。本問の径16mmに対して+2mm、すなわち孔径18mmという条件は適当です。鋼材の高力ボルト孔の規定と混同しません。 根拠・考え方(選択肢2):木部のボルト孔の径とボルト径に応じた余裕。
|
| 選択肢3 | 根太張りと接着剤の併用 ○ 適当 根太張りの釘留めに所定接着剤を併用すると床鳴りを抑えられる。 根拠・考え方(選択肢3):釘留めフローリングの接着剤併用による床鳴り防止。
|
| 選択肢4 | 真壁耐力壁の釘仕様 ○ 適当 所定の真壁合板仕様ではNZ50・150mm間隔で壁倍率2.5を満たす。 根拠・考え方(選択肢4):真壁耐力壁の所定の合板厚・釘種類・釘間隔。
|
胴差部で上下の構造用面材の間に所定の隙間を設け、収縮等による突上げ・座屈を避けます。
この知識の出題:2026年
胴差部の上下の構造用面材は収縮による突上げを避ける隙間を設ける
正解:1番
問16 異種シーリング材の先打ち・後打ち
頻出度:★★★
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確認ポイント:先に施工した材料へ、後の材料が接着するかを確認します。
中心テーマ:シーリングの施工・接着性
出題年度:2017・2018・2019・2020・2021・2022・2023・2024・2025・2026年(10年中10年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 保護層下の小面積のふくれ ○ 適当 保護層下の進行しない小面積の膨れは、状況確認のうえ補修を省略できる。 根拠・考え方(選択肢1):防水層のふくれ:保護層の有無、進行性、面積等で補修判断。
|
| 選択肢2 | 改質アスファルトシートの隅部 ○ 適当 改質アスファルトシート下地は入隅直角・出隅面取りを標準とする。 根拠・考え方(選択肢2):改質アスファルトシート防水の下地の出隅・入隅形状。
|
| 選択肢3 | シリコーン先打ち・変成シリコーン後打ち × 不適当(正解) 硬化したシリコーン系シーリング材には、後打ちの変成シリコーン系等が接着しにくいため、この先後関係は不適切です。原則として同種材料を用い、やむを得ず異種材料を打ち継ぐ場合は、種類・順序・製造所の適合性を確認します。単純に逆順なら全て問題ないと一般化しません。 根拠・考え方(選択肢3):異種シーリング材の先後打ち接着適合性。
|
| 選択肢4 | ルーフドレンのつばの高さ ○ 適当 ドレンつばを周囲より30~50mm下げ、水平に固定して水を集める。 根拠・考え方(選択肢4):ドレン周辺の排水:つば上端を周囲より30〜50mm程度下げる。
|
硬化したシリコーン系に変成シリコーン系を後打ちする組合せは接着上不利です。種類と施工順序を確認します。
この知識の出題:2026年
シリコーン系を先打ちし、変成シリコーン系を後打ちする組合せは接着上不利
正解:3番
問17 セルフレベリング材の硬化初期の養生
頻出度:★★
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確認ポイント:硬化初期の保護と、その後の乾燥を分けて考えます。
中心テーマ:セルフレベリング材の養生
出題年度:2025・2026年(10年中2年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 下地補修後の放置期間 ○ 適当 床の不陸補修モルタルは14日程度放置して安定・乾燥させる。 根拠・考え方(選択肢1):公共標仕第15章:下地補修と養生・放置期間。
|
| 選択肢2 | 乾式石張りの躯体位置精度 ○ 適当 乾式石ファスナーの調整余裕を考慮し、躯体位置を±10mm等で管理する。 根拠・考え方(選択肢2):乾式石張り取付けファスナーの調整余裕と躯体位置精度。
|
| 選択肢3 | モルタル下塗り1回6mm ○ 適当 モルタル下塗り1回6mmは標準限度7mm以下を満たす。 根拠・考え方(選択肢3):モルタル下塗りの1回の塗厚と厚塗りによる不具合防止。
|
| 選択肢4 | 施工直後から開口部を開放 × 不適当(正解) セルフレベリング材は、施工直後から硬化するまで窓や開口部をふさぎ、風による急乾燥を避けます。硬化後の自然乾燥とは分けます。直後から通風を確保する本肢は、ひび割れや表面不良等につながるため不適切です。 根拠・考え方(選択肢4):公共標仕15.5.5:硬化までは開口部をふさぎ、その後自然乾燥。
|
セルフレベリング材は硬化するまで窓・開口部をふさぎ、急激な通風・乾燥を避けます。
この知識の出題:2026年
セルフレベリング材の硬化初期は開口部をふさぎ、急激な通風・乾燥を避ける
正解:4番
問18 線入りガラスと網入りガラス
頻出度:★★
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確認ポイント:金属線が入っている見た目だけで防火性能を判断しません。
中心テーマ:ガラスの種類・性能に応じた選定
出題年度:2017・2022・2026年(10年中3年)
名前が似たガラスを区別
| 種類 | 本問での注意 |
|---|---|
| 網入り板ガラス | 網の破片保持等の機能を利用。防火設備として枠を含めた適合性を確認 |
| 線入り板ガラス | 一般の一方向の線入りを、網入りと同じ防火設備用とは扱わない |
網入りでもガラスが全く割れないわけではありません。また、防火用のガラスが全て網入りである、という意味でもありません。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 防火設備に線入り板ガラス × 不適当(正解) 一般の線入り板ガラスは、網入り板ガラスと区別され、防火設備用としてそのまま選定できません。「ガラスが破損しない」という説明でも防火性能は保証できません。防火設備として告示・認定等に適合するガラスと枠の組合せを使います。 根拠・考え方(選択肢1):防火設備の告示・認定:線入りガラスと網入りガラスの区別。
|
| 選択肢2 | チャンネル構法のセッティングブロック ○ 適当 チャンネル構法の単板ガラスでは原則セッティングブロックを省略できる。 根拠・考え方(選択肢2):公共標仕第16章のガラス取付け:チャンネルとビードの違い。
|
| 選択肢3 | 異種金属の接触腐食 ○ 適当 亜鉛めっきとステンレス等の異種金属は絶縁して接触腐食を防ぐ。 根拠・考え方(選択肢3):異種金属接触腐食と電気的絶縁による防止。
|
| 選択肢4 | あと施工アンカーの固着力試験 ○ 適当 あと施工アンカーは施工日・径等ごとをロットに、3本等の所定数で固着力を確認する。 根拠・考え方(選択肢4):あと施工アンカー:施工日・径ごとのロットと固着力確認。
|
一般の線入り板ガラスは、網入り板ガラスと同じ防火設備用の扱いではありません。認定・仕様に適合する組合せを使います。
この知識の出題:2026年
一般の線入り板ガラスを網入り板ガラスと同じ防火設備用とは扱わない
正解:1番
問19 現場発泡断熱の1層と1日の厚さ
頻出度:★★
正解・解説を開く
確認ポイント:1層の厚さを守っても、1日の総厚さを超えれば不適切です。
中心テーマ:現場発泡断熱の施工厚さ・品質管理
出題年度:2020・2021・2025・2026年(10年中4年)
1層と1日の上限を別々に守る
| 管理する厚さ | 一般的な標準施工の目安 |
|---|---|
| 1層の吹上げ厚さ | 30mm以下 |
| 1日の総施工厚さ | 80mm以下 |
総厚90mmを30mm×3層に分けても、同じ日に全部施工すると1日80mmを超えます。製品の施工条件を守って日を分けます。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | ボード周囲の音漏れ防止 ○ 適当 ボード周囲の隙間を弾性材で塞ぐと音漏れを低減できる。 根拠・考え方(選択肢1):石こうボード周辺の空隙をふさぐことによる遮音性能確保。
|
| 選択肢2 | 仕上げなしのボード突付け ○ 適当 仕上げなしの突付けはベベルエッジのへり折り面を合わせて納める。 根拠・考え方(選択肢2):ベベルエッジを用いた仕上げなしの突付け工法。
|
| 選択肢3 | シージングせっこうボード ○ 適当 シージングせっこうボードは耐水性を高めたもので、屋内多湿部に使う。 根拠・考え方(選択肢3):耐水性を高めたシージングせっこうボードの適用。
|
| 選択肢4 | 総厚90mmを1日で吹付け × 不適当(正解) 一般的な吹付け硬質ウレタンフォームでは、1層の吹上げ厚さは30mm以下、1日の総施工厚さは80mm以下を標準的な目安とします。総厚90mmは日を分けて施工する必要があり、30mmずつ3回に分けても同じ日に90mm施工すればよい、とはなりません。製品・工法の指定条件も確認します。 根拠・考え方(選択肢4):ウレタンフォーム工業会の施工標準:1層30mm以下・1日80mm以下。
|
一般的な吹付け硬質ウレタンフォームは1層30mm以下、1日80mm以下が目安。本問の90mmは日を分けて施工します。
この知識の出題:2026年
吹付けウレタンの1層30mm以下と1日80mm以下を別々に守る
正解:4番
問20 消防用水へポンプ車が接近できる距離
頻出度:★
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確認ポイント:「消防用水」と、消火栓や防火水槽の別の数値を取り違えないようにします。
中心テーマ:消防用水と消防ポンプ車の接近距離
出題年度:2026年(10年中1年)
2m以内は接近の条件
消防用水の配置では、必要水量等とは別に、消防ポンプ自動車が2m以内まで接近できることを確認します。本問の3mはこの接近距離の基準に合いません。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 埋設表示テープの深さ ○ 適当 管表示テープは土被り150mm程度の深さに埋設する。 根拠・考え方(選択肢1):機械設備標準仕様の給水管の埋設表示。
|
| 選択肢2 | 保温込みのスリーブ径 ○ 適当 スリーブは保温を含む管外径+40mm程度とし、通管の余裕を取る。 根拠・考え方(選択肢2):機械設備のスリーブ寸法:保温込み外径に施工余裕を確保。
|
| 選択肢3 | 雨水系統のトラップます ○ 適当 雨水系統のトラップで汚水系統からの臭気侵入を防ぐ。 根拠・考え方(選択肢3):雨水系統への汚水系統の臭気侵入をトラップで防止。
|
| 選択肢4 | 消防ポンプ車が3mまで接近 × 不適当(正解) 消防法施行令第27条第3項第4号では、消防用水は消防ポンプ自動車が2m以内に接近できるように設けます。3mまでしか接近できない本肢は不適切です。消防活動時に実際に接近できる動線・障害物も含めて確認します。 根拠・考え方(選択肢4):消防法施行令第27条第3項第4号、ポンプ車の2m以内への接近。
|
消防用水は消防ポンプ自動車が2m以内へ接近できる位置に設けます。3mでは基準を満たしません。
この知識の出題:2026年
消防用水は消防ポンプ自動車が2m以内に接近できる位置に設ける
正解:4番
問21 押出成形セメント板の短辺目地
頻出度:★★
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確認ポイント:長辺と短辺を同じ値で一律に決めません。
中心テーマ:押出成形セメント板の取付け・加工・目地
出題年度:2019・2021・2025・2026年(10年中4年)
長辺と短辺の目地を分ける
| 公共標仕令和7年版のECP外壁パネル | 長辺 | 短辺 |
|---|---|---|
| パネル幅900mm以下 | 10mm以上 | 15mm以上 |
| パネル幅900mm超 | 15mm以上 | 15mm以上 |
本問は短辺10mmの不足を見抜きます。フックの直線余長は4d以上で、dは鉄筋径です。実際の加工は採用する標準形状と寸法規定に従います。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 回転量不足ボルトの追締め ○ 適当 JIS形ボルトの回転量不足は他の異常がなければ所定量まで追締めする。 根拠・考え方(選択肢1):ナット回転法:回転不足のみで他に異常がない場合の追締め。
|
| 選択肢2 | めっき高力ボルトの施工管理 ○ 適当 亜鉛めっき高力ボルト締付けでは施工管理技術者を配置する。 根拠・考え方(選択肢2):溶融亜鉛めっき高力ボルト接合の施工管理体制。
|
| 選択肢3 | 180度フックの余長4d ○ 適当 鉄筋の標準的な180度フックの直線余長は4d以上です。ここでdは鉄筋径です。フックの曲げ内法直径の基準とは別に確認します。 根拠・考え方(選択肢3):鉄筋の標準180度フックの直線余長4d以上。
|
| 選択肢4 | ECPの目地を長短辺とも10mmに設定 × 不適当(正解) ECPの外壁パネルの目地は長辺・短辺の条件を分けます。短辺は15mm以上が標準的に必要で、10mmでは不足です。公共標仕令和7年版では幅900mm以下のパネルの長辺10mm以上・短辺15mm以上、幅900mm超では両辺15mm以上という条件があります。特記・製造所の指定も確認します。 根拠・考え方(選択肢4):公共標仕8.5.3「外壁パネル工法」の長辺・短辺とパネル幅の条件。
|
ECPの短辺目地は15mm以上を確保する標準。短辺10mmが不足していることが本問の誤りです。
この知識の出題:2021・2026年
ECP外壁の短辺目地10mmは不足で、15mm以上を確保する
正解:4番
問22 角形鋼板巻き柱補強とグラウト厚
頻出度:★★
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確認ポイント:グラウトが隙間なく充塡できる寸法を確保します。
中心テーマ:鋼板巻きによる既存柱の補強
出題年度:2019・2020・2026年(10年中3年)
隙間を確保して、充塡性を確かめる
鋼板を既存柱へ近づけすぎるとグラウトが十分に回らず、空隙が残るおそれがあります。本問の角形鋼板巻きの標準的な扱いでは30mm程度が目安で、10mmを無条件に採用しません。円形・角形の別、材料の流動性、注入高さ等の工法条件も確認します。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 鋼板と既存柱の間を10mmに設定 × 不適当(正解) 既存柱と角形鋼板の間には、グラウトを十分に充塡できる隙間を確保します。本問の標準的な扱いでは厚さ30mm程度が目安で、特記もないのに10mmとするのは不適切です。注入材・注入高さ・工法の条件によって適用範囲が異なり、隙間が小さいほどよいというものではありません。 根拠・考え方(選択肢1):鋼板巻き柱補強のグラウト充塡性、標準隙間と注入条件。
|
| 選択肢2 | 炭素繊維シートのラップ位置 ○ 適当 炭素繊維のラップを同一位置に集中させず、弱点の連続を避ける。 根拠・考え方(選択肢2):炭素繊維シート補強のラップ位置の分散。
|
| 選択肢3 | D13接着アンカーの穿孔径 ○ 適当 D13接着アンカーは適合する径15~16mm等の穿孔径を用いる。 根拠・考え方(選択肢3):接着系あと施工アンカーの適合する穿孔径・清掃・施工仕様。
|
| 選択肢4 | h/d=1.50のコア強度補正 ○ 適当 h/dが2より小さい短い円柱コアは、端面拘束の影響で圧縮強度が高めに出やすくなります。本問のh/d=1.50は、所定の補正係数を掛けてh/d=2相当へ換算します。実測強度を無条件にそのまま構造体の強度としません。 根拠・考え方(選択肢4):JIS A 1107のコア高さ/直径比に応じた圧縮強度補正。
|
角形鋼板巻きではグラウト厚30mm程度を標準的な目安にします。10mmを無条件に採用するのは不適切です。
この知識の出題:2026年
角形鋼板巻き補強で、グラウト厚を特記なく10mmとしない
正解:1番
問23 再利用する天井インサートの引張確認
頻出度:★★
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確認ポイント:試験箇所数が合っていても、試験荷重が小さければ確認になりません。
中心テーマ:既存天井インサートの再利用確認
出題年度:2021・2026年(10年中2年)
3か所と400Nの両方を確認
本問の限定された天井の条件では、当該階3か所の既存インサート等に400N程度を掛けて確認します。200Nは半分なので不十分です。特定天井や異なる重量・間隔の天井へ、この試験条件を無条件に適用してはいけません。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 屋上緑化の耐根シート接合部 ○ 適当 耐根シートの接合部にも平面部と同等の耐根性能を確保する。 根拠・考え方(選択肢1):耐根シートの接合部にも平面部と同等の耐根性を確保。
|
| 選択肢2 | 建具のかぶせ工法 ○ 適当 かぶせ工法は外周枠を残し、その上に新規建具を付ける。 根拠・考え方(選択肢2):建具のかぶせ工法:既存外周枠を残す取付け。
|
| 選択肢3 | 既存インサートを200Nで試験 × 不適当(正解) 本問の非特定天井、吊りボルト受け等の間隔900mm程度以下、面材等20kg/m²以内という条件では、再利用する既存インサート等を当該階3か所、400N程度の引張試験で確認します。3か所は合っていますが、200Nという荷重が不足しています。 根拠・考え方(選択肢3):改修標仕6.6.4「工法」:既存インサート等の当該階3か所・400N程度の確認。
|
| 選択肢4 | 保護コンクリート撤去の工具 ○ 適当 保護コンクリート撤去は15kg未満の小型ブレーカーで躯体損傷を抑える。 根拠・考え方(選択肢4):防水改修の保護コンクリート撤去:躯体を傷めない工具・方法。
|
本問の条件の天井では、当該階3か所・400N程度で既存インサートを確認します。200Nは不足です。
この知識の出題:2021・2026年
本問の条件の既存インサート等は当該階3か所を400N程度で確認する
正解:3番
問24 工法の名前と施工対象の対応
頻出度:★★
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確認ポイント:名称だけでなく、何を・どう施工する工法なのかを結び付けます。
中心テーマ:カーペットのグリッパー工法
出題年度:2017・2026年(10年中2年)
対象と作業で名前を整理
| 工法 | 対象・主な作業 |
|---|---|
| トーチ | 防水シートを加熱溶着 |
| グリッパー | カーペットを張り、周辺で固定 |
| スリーブ圧着継手 | 異形鉄筋の継手を油圧で圧着 |
| バイブロフローテーション | 振動・砂礫補給等で地盤を締固め |
| リフトアップ | 低所で組み立てた架構を上昇させて設置 |
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | トーチ工法 ○ 適当 トーチ工法はシート裏面を加熱溶融して下地に密着させる。 根拠・考え方(選択肢1):トーチバーナーによる改質アスファルトシートの加熱溶着。
|
| 選択肢2 | グリッパー工法 × 不適当(正解) この説明は、鉄筋に被せたスリーブを油圧で変形させる圧着継手の説明です。グリッパー工法はカーペットの張付け工法で、周囲のグリッパーに張力を与えたカーペットを固定します。対象材料が入れ替わっています。 根拠・考え方(選択肢2):カーペットのグリッパー工法と、鉄筋スリーブ圧着継手の違い。
|
| 選択肢3 | バイブロフローテーション工法 ○ 適当 振動体を貫入し、砂礫を補給・締固めて地盤を密にする。 根拠・考え方(選択肢3):振動と砂礫補給等による砂質地盤の締固め。
|
| 選択肢4 | リフトアップ工法 ○ 適当 リフトアップは低所で組んだ架構を所定高さまで持ち上げる建方工法。 根拠・考え方(選択肢4):低所で組み立てた架構を所定位置へ引き上げる建方。
|
グリッパー工法はカーペットを周辺の固定具に張る工法。鉄筋スリーブの油圧圧着という説明は別の工法です。
この知識の出題:2017・2026年
グリッパー工法はカーペットを周辺の固定具に張る工法
正解:2番
問25 委託業務の変更と履行期間の変更請求
頻出度:★★
正解・解説を開く
確認ポイント:設問が指定する約款の改正年月を確認して判断します。
中心テーマ:委託内容・履行期間の変更に伴う契約上の対応
出題年度:2019・2026年(10年中2年)
どちらの契約の話かを先に確認
| 当事者 | 契約の種類 |
|---|---|
| 委託者・受託者 | 建築設計・監理等の業務委託契約 |
| 発注者・受注者 | 工事請負契約 |
本問は四会の令和6年8月版と七会の令和7年12月版を指定しています。業務の変更が必要になった場合、変更する権限だけでなく、期間・報酬等を調整する相手方の請求も合わせて考えます。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 監理方針の修正協議の期限 ○ 適当 設問指定の四会連合協定約款では、監理業務方針の説明を受けた委託者は、説明から7日以内に修正の協議を請求できる扱いです。監理者が一方的に変更を強制される、という意味ではなく協議の請求です。 根拠・考え方(選択肢1):四会連合協定「建築設計・監理等業務委託契約約款」令和6年8月版の監理方針。
|
| 選択肢2 | 内容変更でも履行期間の変更請求不可 × 不適当(正解) 委託者による業務委託書等の内容変更に対し、受託者は必要に応じて履行期間や業務報酬等の変更を請求できる扱いです。仕事の量・内容が変わっても期間の変更を請求できない、とする本肢が誤りです。設問が指定する令和6年8月版で判断します。 根拠・考え方(選択肢2):同約款の業務委託書等の内容変更に伴う履行期間等の変更請求。
|
| 選択肢3 | 避けられない騒音等の第三者補償 ○ 適当 施工者が善良な管理者の注意を尽くしても避けられない騒音等による第三者への補償は、設問指定の約款では発注者が負担する扱いです。施工者の不注意・施工不良に起因する損害まで全て発注者負担という意味ではありません。 根拠・考え方(選択肢3):民間(七会)連合協定「工事請負契約約款」令和7年12月版の第三者補償。
|
| 選択肢4 | 完成不能が明らかな場合の解除 ○ 適当 受注者が目的物を完成できないことが明らかな場合、発注者は所定の書面通知によって直ちに解除できる扱いです。通常の履行遅滞で相当期間を設けて催告する場合と区別します。解除後の精算や損害賠償等まで不要になるわけではありません。 根拠・考え方(選択肢4):同約款の発注者による無催告解除の条件。
|
業務委託書等の内容が変更されれば、受託者は必要に応じて履行期間等の変更を請求できます。「請求できない」は誤りです。
この知識の出題:2026年
業務委託書等の内容変更に伴い受託者は必要な履行期間等の変更を請求できる
正解:2番
正解一覧
全25問の正解を開く
| 問 | 正解 |
|---|---|
| 問1 | 3番 |
| 問2 | 2番 |
| 問3 | 2番 |
| 問4 | 4番 |
| 問5 | 3番 |
| 問6 | 1番 |
| 問7 | 1番 |
| 問8 | 1番 |
| 問9 | 3番 |
| 問10 | 2番 |
| 問11 | 2番 |
| 問12 | 4番 |
| 問13 | 1番 |
| 問14 | 3番 |
| 問15 | 1番 |
| 問16 | 3番 |
| 問17 | 4番 |
| 問18 | 1番 |
| 問19 | 4番 |
| 問20 | 4番 |
| 問21 | 4番 |
| 問22 | 1番 |
| 問23 | 3番 |
| 問24 | 2番 |
| 問25 | 2番 |
令和8年度の公式正解と全25問を照合しています。解説・学習用の見出し・頻出度は独自に整理したものです。