本記事は、建築設備士「第二次試験(設計製図)」を受験したときに、試験当日に戸惑いやすいポイント(問題集・答案用紙の扱い、机上配置、長時間対策)をまとめたものです。


 


建築設備士2次試験対策について(心構え編)

第二次試験(設計製図)は、「建築設備基本計画(必須問題)」「建築設備基本設計製図(選択問題)」を同日に行う形式です。
基本計画=必須11問基本設計製図=選択(空調・換気/給排水衛生/電気)で各5問です。

また、令和8年の受験総合案内書では、第二次試験の試験時間は11:00~16:30(5時間30分)です。
年度により運用が変わることがあるため、最新の「受験総合案内書」も必ず確認してください。

出典:
令和8年 建築設備士試験 受験総合案内書


2次試験の試験問題と答案用紙について

ここでは、試験当日に配布される「問題集」と「答案用紙」で戸惑いがちな点を、机上の扱いも含めて整理します。

試験問題用紙について

(筆者体験:令和6年)問題集は大きめで、開くと机上の占有が大きくなります。
令和8年から第二次試験の問題集はA4判冊子+別図(A2判)に再編されるため、今後は体裁が変わる点に注意が必要です。

出典:
令和8年 建築設備士試験 受験総合案内書(「問題集の体裁の変更について」)

問題用紙の注意点

  • 机の上が「問題集」「答案用紙」「筆記用具」「定規類」「時計」「電卓」などで埋まりやすい。
  • 試験開始前に、机上の置き方(重ね方・置き場所)を決めておくと、答案用紙の入れ替えが楽になる。

答案用紙について

(筆者体験:令和6年)答案用紙は複数枚が封筒に入った状態で配布され、まず各用紙に受験番号・氏名を記入する流れでした。答案用紙の大きさはA2サイズの厚紙であり、空調選択用用紙1枚、衛星選択用用紙1枚、電気選択用用紙1枚、空調・衛星・電気共通図面用用紙1枚の合計4枚が配られます。
また、選択区分により使用する答案用紙が異なる点は、問題集の注意事項にも記載があります

答案用紙の材質について

(筆者体験)厚紙・光沢感のある用紙だと、普段のコピー用紙とは書き味が変わります。
当日いきなり本番用紙で書くより、近い紙質で一度書いておくと違和感が減ります。

回答用紙の注意点

  • 机上スペースに限りがあるため、「出す物」「しまう物」を事前に決める。
  • 答案用紙を重ねて扱う場合は、消しカス等が他の用紙に写りやすい(筆者体験)。
  • 電卓は「使用可の範囲」が定められている(プログラム機能・文字入力可などは不可)。

長時間(5時間30分)の試験対策について

第二次試験は5時間30分で、基本計画(記述)と基本設計製図(計算・作図)を連続して行います。

トイレ対策

(筆者体験)途中で離席すると、その都度タイムロスになります。
体調に無理のない範囲で、試験前にトイレを済ませ、試験中の離席が最小になるように調整すると進行が安定しやすいです。

空腹(食事)対策

令和8年の案内では、試験中は外出できないこと、昼食は自席で適宜とることを認めること、飲み物はペットボトル等のふた付きに限ることが明記されています。

出典:
令和8年 建築設備士試験 受験総合案内書(昼食・飲み物の取扱い)

(筆者体験)当日は「食べる時間が取れない可能性」を前提に、開始前の食事の取り方も含めて準備すると安心です。

長時間対策まとめ

  • 試験時間(5時間30分)を前提に、体調を崩さない範囲で離席・中断が最小になるよう準備する。
  • 飲食の可否・飲み物の条件などは、最新の受験総合案内書で必ず確認する。

製図用具の持込可否について

第二次試験では、製図用具の持込可否が細かく決まっています。令和8年の案内では、例えば以下が明記されています。

  • 携行できないもの:ドラフター、点線スケール、メモ用紙、電動消しゴム、筆記用具収納ケース など
  • 型板(テンプレート):円・だ円・正三角形・正方形・文字用は可、設備や家具を描く型板などは不可

出典:
令和8年 建築設備士試験 受験総合案内書(第二次試験の携行品・携行できないもの)

製図板の是非について

製図板・平行定規は持ち込み可能ですが、垂直線や角度線を引けるドラフターは不可とされています。製図板は共通図作図で平行線を引く際に有用と考えられますが、実際に持参する受験者は多くありません。
主な理由は重く持ち運びが不便な点であり、公共交通機関利用時の負担が大きいためです。さらに、試験ではフリーハンド作図が認められており、製図板がなくても対応できることも一因です。


公式情報リンク(確認用)

以上、少しでも参考になれば幸いです。