令和6年度(2024年)一級建築士「施工」過去問解説|全25問・選択肢別の解説と覚えるポイント
令和6年度(2024年)の一級建築士試験「学科Ⅴ・施工」について、全25問の正解と学習上のポイントを整理しました。各問の解説は、クリックすると開きます。
公式の試験問題や手元の問題集と照らしてご利用ください。
公式PDFを探す場合は、Googleなどの検索欄に、次のキーワードを入力してください。
建築技術教育普及センター 一級建築士 過去の試験問題 令和6年 施工
問題文・図表の全文は掲載していません。各選択肢の見出しは学習用に要約したものです。法令は試験が指定する令和6年(2024年)1月1日時点で判断します。問1は設問指定の平成31年国土交通省告示第98号、問25は民間(七会)連合協定約款(令和5年1月版)に合わせています。解説中の「公共標仕」は公共建築工事標準仕様書(建築工事編)令和4年版、「改修標仕」は公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)令和4年版の略です。
頻出度は2017〜2026年の10年分について、各問に設定した中心テーマが出た年度数で判定しています。同じ年度に複数回出ても1年と数え、5年以上=★★★、2〜4年=★★、1年=★です。解説内の「この知識の出題」は、同じ知識・判断関係を確認できた年度(正誤を逆にした記述を含む)を示します。将来の出題予測ではありません。
問1 設計図書の問題を誰へ報告するか
頻出度:★★★
正解・解説を開く
確認ポイント:設計者・施工者・建築主の三者の役割を分けます。
中心テーマ:施工計画の確認・承諾と監理者の役割
出題年度:2017・2018・2019・2020・2024・2026年(10年中6年)
問題発見時の連絡の流れ
設計図書の問題を発見 → 建築主へ報告 → 必要に応じて建築主を通じ設計者へ確認。この役割分担を、施工者への質疑回答や施工指示の流れと混同しないようにします。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 図書の問題を施工者に確認し設計者へ報告 × 不適当(正解) 設問指定の業務報酬基準では、設計図書の矛盾・誤謬・脱漏等を発見した場合は建築主に報告し、必要に応じて建築主を通じて設計者へ確認します。工事施工者に確認して設計者へ報告する、という相手の組合せが誤りです。 根拠・考え方(選択肢1):平成31年国土交通省告示第98号・別添一の工事監理標準業務「設計図書の内容の把握」。
|
| 選択肢2 | 材料・見本の適合性の検討 ○ 適当 施工者の提案する材料・設備機器・製造者・専門工事業者や見本が設計図書の内容に適合しているか検討し、建築主へ報告します。施工者の提案であることだけで採用を決めません。 根拠・考え方(選択肢2):同告示・材料、設備機器等の設計図書への適合の検討・報告。
|
| 選択肢3 | 質疑書への技術的検討 ○ 適当 施工者の質疑書は、設計図書に定める品質を確保できるか技術的に検討します。必要に応じ建築主を通じて設計者へ確認し、回答を施工者へ通知します。 根拠・考え方(選択肢3):同告示・工事に関する質疑書の検討・回答。
|
| 選択肢4 | 請負代金内訳書の検討 ○ 適当 請負代金内訳書の適否を合理的に検討し、建築主へ報告する。 根拠・考え方(選択肢4):同告示・工事請負代金内訳書の検討・報告。
|
設計図書の矛盾等は建築主に報告し、必要に応じて建築主を通じて設計者に確認します。
この知識の出題:2020・2024年
設計図書の矛盾等は建築主へ報告し、必要に応じ建築主を通じて設計者へ確認する
正解:1番
問2 杭打機のワイヤロープの安全係数
頻出度:★★
正解・解説を開く
確認ポイント:安全係数の定義と、最低限必要な数値を別々に確認します。
中心テーマ:吊り・巻上げ用ワイヤロープの安全係数
出題年度:2017・2024年(10年中2年)
安全係数は「何倍の余裕か」
安全係数=切断荷重/作用する最大荷重。本問は6以上なので、例えば最大荷重10kNなら切断荷重60kN以上が必要です。「3から5」という値は安全側の基準に届きません。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 監理技術者補佐と2現場の兼務 ○ 適当 出題時の制度では、各現場へ監理技術者補佐を専任配置する等の所定要件を満たす場合、元請の監理技術者が2現場を兼任できます。補佐なしで無条件に兼任できる制度ではありません。現行制度の別の専任特例と混同せず、令和6年1月1日時点で判断します。 根拠・考え方(選択肢1):出題時の建設業法第26条・施行令の監理技術者補佐を配置する専任特例。
|
| 選択肢2 | 安全係数を3〜5に設定 × 不適当(正解) 安全係数はワイヤロープの切断荷重を作用する最大荷重で割った値で、本問の定義は正しい一方、くい打機の巻上げ用では6以上が必要です。3〜5では不足します。根拠は労働安全衛生規則第175条です。 根拠・考え方(選択肢2):労働安全衛生規則第175条(巻上げ用ワイヤロープの安全係数)。
|
| 選択肢3 | 18歳未満の足場解体業務 ○ 適当 満18歳未満には足場の組立て・解体・変更の業務を行わせません。ただし、地上又は床上で行う補助作業は除かれます。若年者が現場内の全作業を禁止される、という意味ではありません。 根拠・考え方(選択肢3):労働基準法第62条・年少者労働基準規則の危険有害業務の制限。
|
| 選択肢4 | 高さ40mのRC煙突の解体届 ○ 適当 高さ5m以上のコンクリート造工作物の解体・破壊は、所定の建設工事計画届の対象です。高さ40mのRC煙突も対象となり、工事開始14日前までに労働基準監督署長へ届け出ます。鉄筋工事の届出ではありません。 根拠・考え方(選択肢4):労働安全衛生法第88条・規則第90条(高さ5m以上のコンクリート造工作物の解体等)。
|
杭打機の巻上げ用ワイヤロープの安全係数は6以上。定義が正しくても、3〜5という数値が不適切です。
この知識の出題:2024年
杭打機の巻上げ用ワイヤロープの安全係数は6以上
正解:2番
問3 ガス圧接の外観検査は全数
頻出度:★★★
正解・解説を開く
確認ポイント:外観検査と超音波探傷検査の対象数量を混同しません。
中心テーマ:ガス圧接継手の品質・受入検査
出題年度:2017・2018・2020・2023・2024・2026年(10年中6年)
外観と超音波を区別
| ガス圧接の検査 | 本問の判断 |
|---|---|
| 外観検査 | 全数を確認 |
| 超音波探傷等の抜取検査 | ロットの定義・抜取数量・合否条件を別に確認 |
抜取数30という数字を覚えるだけでなく、どの検査かまで一緒に確認します。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 木材含水率の6点測定 ○ 適当 異なる2面について、各面の両木口から300mm以上離れた2点と中央1点を測ります。3点×2面=6点の平均として、1点だけの値に偏らないようにします。 根拠・考え方(選択肢1):木材の現場含水率測定:異なる2面、木口付近と中央の計6点。
|
| 選択肢2 | 建方の仮ボルト本数 ○ 適当 仮ボルトは1群の1/3以上、かつ2本以上をバランスよく締める。 根拠・考え方(選択肢2):公共標仕第7章・建方時の高力ボルト継手の仮ボルト。
|
| 選択肢3 | 低温期のコンクリート保温 ○ 適当 本問の普通ポルトランドセメントを用いる低温期の養生では、打込み後5日間以上、コンクリート温度2℃以上を確保します。外気温が2℃あれば保温計画が不要、という意味ではありません。部材の温度を管理します。 根拠・考え方(選択肢3):公共標仕第6章・寒中コンクリートの初期保温養生。
|
| 選択肢4 | 圧接外観を30か所だけ抜取検査 × 不適当(正解) ガス圧接継手の外観検査は全数に対して行います。1検査ロットから30か所という抜取数量を外観検査に適用している点が不適切です。超音波探傷試験の抜取検査と、対象・目的・数量を分けて覚えます。 根拠・考え方(選択肢4):公共標仕5.4.10(ア)(圧接部の外観試験は全数)。
|
ガス圧接継手の外観検査は全数です。30か所を抜き取る検査と同じ扱いにしません。
この知識の出題:2024年
ガス圧接の外観検査は全数で、30か所の抜取検査としない
正解:4番
問4 騒音を伴う特定建設作業の届出先
頻出度:★★
正解・解説を開く
確認ポイント:提出者・期限・提出先をそれぞれ照合します。
中心テーマ:騒音規制法の特定建設作業の届出
出題年度:2018・2021・2024年(10年中3年)
届出の宛先を並べて確認
| 手続 | 宛先・時期 |
|---|---|
| 石綿事前調査結果の報告 | 所定の都道府県等・労働基準監督署、遅滞なく |
| 本問の足場の設置届 | 労働基準監督署長、工事開始30日前まで |
| 騒音規制法の特定建設作業 | 市町村長、原則開始7日前まで |
| 消防用設備等設置届 | 消防長又は消防署長、完了から4日以内 |
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 石綿事前調査結果の報告 ○ 適当 建築物の改修工事で請負代金100万円以上となる本問は、石綿事前調査結果の報告対象です。石綿なしという結果でも報告対象となります。報告対象の規模未満だから事前調査自体も不要、とする意味ではありません。 根拠・考え方(選択肢1):石綿障害予防規則・大気汚染防止法の事前調査結果報告制度。
|
| 選択肢2 | 長期間使用する足場の設置届 ○ 適当 高さ10m以上の足場で、組立てから解体まで60日以上使用する場合等は、工事開始30日前までの届出対象です。本問の高さ15m・6か月はいずれも条件に該当します。 根拠・考え方(選択肢2):労働安全衛生法第88条・規則別表第7等(足場設置の対象と期限)。
|
| 選択肢3 | 特定建設作業を知事へ届出 × 不適当(正解) 騒音規制法の指定地域内で行う特定建設作業は、施工者が原則として開始7日前までに市町村長へ届け出ます。提出時期と提出者は合っていますが、都道府県知事という提出先が誤りです。 根拠・考え方(選択肢3):騒音規制法第14条第1項(特定建設作業の実施の届出)。
|
| 選択肢4 | 消防用設備等設置届 ○ 適当 設置後に届出・検査を要する消防用設備等については、防火対象物の関係者が工事完了から4日以内に消防長又は消防署長へ届け出ます。本問の消防署のある市町村で署長へ出す扱いは適当です。 根拠・考え方(選択肢4):消防法第17条の3の2・施行規則第31条の3(設置届と検査)。
|
騒音規制法の特定建設作業実施届は、原則として開始7日前までに市町村長へ。知事と取り違えません。
この知識の出題:2018・2021・2024年
騒音規制法の特定建設作業の届出先は市町村長で、原則開始7日前まで
正解:3番
問5 枠組足場の墜落防止と幅木
頻出度:★★★
正解・解説を開く
確認ポイント:物体の落下防止と、人の墜落防止の基準を分けます。
中心テーマ:仮設の手すり・足場の墜落防止措置
出題年度:2017・2018・2020・2024・2026年(10年中5年)
15cmと10cmは目的が異なる
| 目的・条件 | 本問で区別する数値 |
|---|---|
| 交差筋かい+幅木による枠組足場の墜落防止 | 幅木15cm以上 |
| 作業による物体落下の防止で用いる幅木 | 高さ10cm以上等の別の条件 |
人が落ちないための措置と、工具等が落ちないための措置を同じ数値で判断しません。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 防護棚の段数・高さ ○ 適当 防護棚は初段5m程度以内、その後おおむね10m以内ごとに設ける。 根拠・考え方(選択肢1):防護棚の設置:最初の高さと上下の棚の間隔。
|
| 選択肢2 | 足場の荷重と支持部材 ○ 適当 鉛直荷重は建地、風荷重は壁つなぎで支持するモデルで足場を検討する。 根拠・考え方(選択肢2):仮設足場の構造計算:建地と壁つなぎの荷重分担。
|
| 選択肢3 | 単管足場の壁つなぎ ○ 適当 単管足場の壁つなぎは垂直5m・水平5.5m以内で、設問は適合する。 根拠・考え方(選択肢3):労働安全衛生規則第570条の壁つなぎ又は控えの間隔。
|
| 選択肢4 | 交差筋かいと高さ10cmの幅木 × 不適当(正解) 枠組足場の構面からの墜落防止を、交差筋かいと幅木で確保する本問では、幅木の高さは15cm以上必要です。10cmは物体の落下防止で出てくる基準と区別します。交差筋かいがあっても、高さ10cmの幅木だけではこの墜落防止条件を満たしません。 根拠・考え方(選択肢4):労働安全衛生規則第563条の枠組足場の墜落防止。
|
交差筋かいと幅木を組み合わせる本問の墜落防止措置では、幅木は高さ15cm以上。10cmでは足りません。
この知識の出題:2020・2024年
枠組足場の交差筋かいに高さ10cmの幅木を加えるだけでは本問の墜落防止条件を満たさない
正解:4番
問6 釜場排水の集水位置
頻出度:★
正解・解説を開く
確認ポイント:水が自然にどちらへ流れるかを考えます。
中心テーマ:釜場排水の集水位置
出題年度:2024年(10年中1年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 山留め芯材を利用した合成壁 ○ 適当 山留め芯材と地下躯体を合成して、合理的に外壁を薄くできる。 根拠・考え方(選択肢1):ソイルセメント壁の芯材と地下外壁・床版による合成壁。
|
| 選択肢2 | 釜場を掘削底の浅い位置へ設置 × 不適当(正解) 釜場は掘削底の低い位置へ設け、周囲の水を集めてポンプで排水します。掘削の進行に合わせて位置等を調整しても、最も浅い・高い部分へ設けるのでは水を十分集められません。 根拠・考え方(選択肢2):土工事の釜場排水:掘削底の低部への集水。
|
| 選択肢3 | 鋼矢板壁の遮水性 ○ 適当 鋼矢板は継手をかみ合わせて連続壁とし、比較的高い遮水性を得る。 根拠・考え方(選択肢3):鋼矢板の継手のかみ合わせと連続壁の遮水性。
|
| 選択肢4 | 砂質土の振動締固め ○ 適当 砂質土の締固めには振動ローラーが有効。 根拠・考え方(選択肢4):砂質土の締固め:振動による粒子の再配列。
|
釜場は掘削底の低い位置に設け、周囲から水を集めます。浅い・高い所に設けると十分に集水できません。
この知識の出題:2024年
釜場は掘削底の低い位置に設け、水を集める
正解:2番
問7 アースドリル工法の安定液
頻出度:★★
正解・解説を開く
確認ポイント:孔壁を保護しつつ、後でコンクリートに置き換えられる液を考えます。
中心テーマ:アースドリル工法の安定液・コンクリート施工
出題年度:2017・2020・2021・2024年(10年中4年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | コンクリートより高比重・高粘性の安定液 × 不適当(正解) 安定液には孔壁の崩壊を抑える性能が必要ですが、後で打ち込むコンクリートと円滑に置き換わる必要もあります。必要性能を満たす範囲で低粘性・低比重となるよう配合し、コンクリートより高粘性・高比重とする本肢は不適切です。 根拠・考え方(選択肢1):JASS4・アースドリル工法の孔壁保護と安定液の調整。
|
| 選択肢2 | SCPの再生砕石補給材 ○ 適当 SCPの補給材には所定条件で再生砕石を用いられる。 根拠・考え方(選択肢2):サンドコンパクションパイル工法の適合する補給材。
|
| 選択肢3 | 既製杭の鉛直精度・杭心ずれ ○ 適当 既製コンクリート杭の施工精度は本問では鉛直精度1/100以内、杭心ずれ量は杭径の1/4以下、かつ100mm以下で管理します。「かつ」なので杭心ずれは二つの上限の厳しい方を満たします。 根拠・考え方(選択肢3):公共標仕第4章・既製コンクリート杭の施工精度。
|
| 選択肢4 | セメントミルク工法の注入順序 ○ 適当 支持層到達後、根固め液・杭周固定液を所定手順で注入する。 根拠・考え方(選択肢4):同第4章・セメントミルク工法の施工手順。
|
必要な孔壁保護性能を確保したうえで、安定液は低比重・低粘性に調整します。コンクリートより高比重として置換を妨げません。
この知識の出題:2021・2024年
孔壁保護性能を満たす範囲で安定液を低粘性・低比重に配合し、コンクリートとの置換を妨げない
正解:1番
問8 異なる径の鉄筋のあき
頻出度:★★
正解・解説を開く
確認ポイント:異径のときは、継手長さとあきで着目する径が異なります。
中心テーマ:鉄筋相互のあきの寸法
出題年度:2021・2024・2025年(10年中3年)
太い鉄筋D22で必要なあきを計算
| 条件 | 必要値 |
|---|---|
| 主筋の呼び名の数値の1.5倍 | 22×1.5=33mm |
| 粗骨材最大寸法の1.25倍 | 20×1.25=25mm |
| 最小寸法 | 25mm |
最大値33mm以上が必要です。重ね継手の長さは細い側を基準にすることと対比して覚えます。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 埋込みCD管の固定 ○ 適当 埋込CD管は1m以下等の所定間隔で結束し、打込みで動かないようにする。 根拠・考え方(選択肢1):公共建築工事標準仕様書(電気設備工事編)・合成樹脂製可とう電線管の結束固定。
|
| 選択肢2 | 異径鉄筋の重ね継手長さ ○ 適当 径の異なる鉄筋の重ね継手の必要長さは、細い方の鉄筋径を基準に定めます。隣り合う鉄筋のあきでは太い方の径に着目するので、同じ異径の組合せでも判断対象を分けます。 根拠・考え方(選択肢2):公共標仕第5章・異径鉄筋の重ね継手長さ。
|
| 選択肢3 | D19とD22のあきを25mm × 不適当(正解) 相互のあきは、太い側の呼び名の数値の1.5倍、粗骨材最大寸法の1.25倍、25mmのうち最大の値以上です。D22と骨材20mmならmax(33、25、25)=33mm。25mmでは不足します。 根拠・考え方(選択肢3):同第5章・鉄筋相互のあき:1.5d、1.25G、25mmの最大。
|
| 選択肢4 | 土に接する床の最小かぶり ○ 適当 建築基準法施行令第79条による、耐圧スラブを除く直接土に接する床の最小かぶりは4cmです。基礎、耐圧スラブ等の別区分や、加工に用いる施工誤差を見込んだかぶりとは分けて考えます。 根拠・考え方(選択肢4):建築基準法施行令第79条第1項(最小かぶり厚さ)。
|
重ね継手長さは細い側の径。相互のあきは太い側の径等から決め、本問は33mm以上必要です。
この知識の出題:2024・2025年
D22主筋・粗骨材20mmでは鉄筋のあき33mm以上が必要
正解:3番
問9 高炉セメントB種とせき板の存置期間
頻出度:★★
正解・解説を開く
確認ポイント:セメント種類・平均気温・対象部材・判定方法をセットで確認します。
中心テーマ:せき板の材齢による最小存置期間
出題年度:2020・2021・2024年(10年中3年)
本問の判断条件
| 確認項目 | 本問 |
|---|---|
| 部位 | 柱のせき板 |
| 決め方 | コンクリートの材齢 |
| セメント | 高炉セメントB種 |
| 存置期間中の平均気温 | 25℃ |
| 必要な最小存置期間 | 5日以上 |
「温度が高いので4日でよい」と飛躍しません。強度を確認して取外す方法や、支柱の取外しとは別の判定です。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | せき板用合板の品質・厚さ ○ 適当 一般型枠合板はB-C、厚12mmを標準とする。 根拠・考え方(選択肢1):公共標仕第6章・コンクリート型枠用合板の品質及び厚さ。
|
| 選択肢2 | 平均25℃で高炉Bのせき板を4日存置 × 不適当(正解) 本問の柱のせき板の最小存置期間を材齢で判断する場合、高炉セメントB種で平均気温25℃なら5日以上必要です。4日では不足します。コンクリート強度を試験等で確認して取外す別の方法と混同しません。 根拠・考え方(選択肢2):公共標仕6.8.4・表6.8.2(せき板の最小存置期間)。
|
| 選択肢3 | 型枠設計の側圧 ○ 適当 本問の型枠設計では、求める位置より上の打込み高さhに、フレッシュコンクリートの単位体積重量γを掛けたγhで側圧を評価します。深い位置ほど上にあるコンクリートが多く、側圧が大きくなる考え方です。 根拠・考え方(選択肢3):型枠設計:フレッシュコンクリートの単位体積重量×上方の打込み高さ。
|
| 選択肢4 | 型枠の鉛直固定荷重 ○ 適当 固定荷重は鉄筋を含むコンクリート重量と型枠重量の合計。 根拠・考え方(選択肢4):型枠設計の固定荷重:鉄筋を含むコンクリートと型枠の自重。
|
本問の柱のせき板を材齢で決める場合、高炉セメントB種・平均25℃では5日以上。4日では不足です。
この知識の出題:2024年
柱のせき板を材齢で決める場合、高炉B・平均25℃で4日は短く5日以上が必要
正解:2番
問10 コンクリート受入不合格時の調合調整
頻出度:★★★
正解・解説を開く
確認ポイント:施工性の調整と、強度・耐久性に関わる調合条件の変更を分けます。
中心テーマ:フレッシュコンクリートの受入試験と許容差
出題年度:2017・2019・2022・2024・2025年(10年中5年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 現場で水セメント比を変更 × 不適当(正解) 受入検査で不合格となったものは、所定の再試験や不合格品の措置で対応します。現場で水セメント比を変更して帳尻を合わせると、強度・耐久性等の前提が変わります。高性能AE減水剤の調整と、水セメント比を無断で変えることは同じではありません。 根拠・考え方(選択肢1):公共標仕第6章・JASS5の受入検査と調合の管理。
|
| 選択肢2 | 標準養生28日強度の判定 ○ 適当 本問は標準養生した供試体の材齢28日の1回の試験結果を、調合管理強度と比較する判定です。この条件で調合管理強度以上なら合格となります。JISの受入検査で用いる1回85%以上・3回平均100%以上の判定と混同しません。 根拠・考え方(選択肢2):JASS5・構造体コンクリート強度の標準養生28日による判定。
|
| 選択肢3 | マスコンクリートの強度補正 ○ 適当 本問の普通ポルトランドセメントを用いるマスコンクリートで、材齢28日までの予想平均養生温度が25℃を超える場合は、所定の構造体強度補正値6N/mm²を用います。打込み当日だけの外気温や、普通の部材の別の補正条件に置き換えません。 根拠・考え方(選択肢3):JASS5・マスコンクリートの構造体強度補正値。
|
| 選択肢4 | 構造体部材の位置の許容差 ○ 適当 構造体各部材の位置は標準許容差±20mmで確認する。 根拠・考え方(選択肢4):公共標仕第6章・構造体コンクリートの位置の寸法許容差。
|
受入不合格を現場で水セメント比の変更により解決しません。所定の再試験・不合格品の措置と、承認された調合管理で対応します。
この知識の出題:2024年
受入不合格に対し、現場で水セメント比を変更して使用するとはしない
正解:1番
問11 マスコンクリートの内外温度差
頻出度:★★
正解・解説を開く
確認ポイント:内部が熱いとき、表面だけ冷やすと温度差がどうなるか考えます。
中心テーマ:マスコンクリートの温度ひび割れと養生
出題年度:2020・2024年(10年中2年)
内部と表面の温度差を小さく
内部が60℃、表面が40℃なら温度差20℃です。表面だけ20℃まで冷やすと温度差は40℃へ拡大します。これは説明用の例ですが、熱い内部と冷えた表面の伸縮差が大きくなる点を表しています。表面の保温等により急な温度差を避けます。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 20℃で120分の打重ね ○ 適当 同一区画の打重ねは、先に打ち込んだコンクリートが再振動できる時間内に行います。本問は外気温20℃で120分、かつ再振動可能時間内なので適当です。練混ぜ開始から打込み終了までの120分とは、時計の起点が異なります。 根拠・考え方(選択肢1):JASS5・公共標仕第6章:打重ね時間間隔と再振動可能時間。
|
| 選択肢2 | 高温になった表面を散水冷却 × 不適当(正解) 内部が高温のマスコンクリートの表面だけを散水で急冷すると、内外温度差が拡大し、表面の温度ひび割れを助長するおそれがあります。表面の保温・断熱等を含めて温度差を抑えます。湿潤養生の散水や、計画的な内部冷却の全てを否定する意味ではありません。 根拠・考え方(選択肢2):マスコンクリートの温度ひび割れ対策:内部・表面の温度差の制御。
|
| 選択肢3 | 高流動コンクリートの自己充塡 ○ 適当 高流動コンクリートが材料分離せず、型枠内を自己充塡できる本問の条件では、内部振動機による締固めを省略します。通常のコンクリートまで一律に振動締固め不要になるわけではありません。 根拠・考え方(選択肢3):高流動コンクリートの自己充塡性と締固め方法。
|
| 選択肢4 | 軽量コンクリートの圧送管径 ○ 適当 長距離軽量コンクリート圧送では所定の125A以上の管を使う。 根拠・考え方(選択肢4):軽量コンクリートのポンプ圧送距離と輸送管径。
|
マスコンクリートの表面だけを急冷すると内外温度差が大きくなります。表面の保温等を含む温度管理でひび割れを抑えます。
この知識の出題:2020・2024年
マスコンクリートの表面の急冷を避け、保温等により内部との温度差を抑える
正解:2番
問12 PC接合部の敷モルタルの強度基準
頻出度:★★
正解・解説を開く
確認ポイント:供試体の養生方法と、比較すべき強度の名前を別々に読みます。
中心テーマ:プレキャスト接合部のモルタル・グラウトの強度
出題年度:2024・2025年(10年中2年)
F_cとF_qを分ける
| 記号 | 意味 |
|---|---|
| F_c | 構造設計上要求する設計基準強度 |
| F_d | 耐久性のための耐久設計基準強度 |
| F_q | F_cとF_dの大きい方を採る品質基準強度 |
敷モルタルは現場水中養生・材齢28日でF_q以上を確認します。例えばF_c=30、F_d=33N/mm²ならF_q=33N/mm²。「30以上ならよい」では不足します。本問の誤りは養生方法ではなく、比較する強度の名称です。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 敷モルタルを設計基準強度以上で判定 × 不適当(正解) 敷モルタルの圧縮強度は、現場水中養生した供試体の材齢28日強度が、部材コンクリートの品質基準強度F_q以上となるよう管理します。本肢は比較対象を設計基準強度F_cとしている点が誤りです。現場水中養生という部分を標準養生へ変更して直す問題ではありません。 根拠・考え方(選択肢1):JASS10・敷モルタルの現場水中養生28日強度と品質基準強度。
|
| 選択肢2 | PC部材の加熱養生 ○ 適当 加熱養生の前に3時間の前養生を行い、昇温勾配18℃/hとする本問は、急激な温度変化を避ける標準的な範囲にあります。前養生を省いて一気に加熱するのとは異なります。 根拠・考え方(選択肢2):JASS10・PC部材の前養生と加熱養生の昇温勾配。
|
| 選択肢3 | 立て起こし脱型の所要強度 ○ 適当 本問の板状部材は、ベッドを70〜80度に立て起こしてから吊り上げる条件です。この条件の脱型時所要強度8N/mm²以上に対し、9N/mm²は適当です。水平のまま吊り上げるときの曲げ作用が大きい条件とは分けます。 根拠・考え方(選択肢3):JASS10・部材の脱型方法別の所要圧縮強度。
|
| 選択肢4 | 搬入車両から直接組立て ○ 適当 搬入車から直接組立てると仮置き・再揚重の損傷を減らせる。 根拠・考え方(選択肢4):JASS10・部材の搬入、直接荷取りと組立て計画。
|
敷モルタルは現場水中養生の28日強度を部材コンクリートの品質基準強度以上とします。「設計基準強度以上」にとどめる点が誤りです。
この知識の出題:2024年
PC耐力壁の敷モルタルは現場水中養生28日で部材コンクリートの品質基準強度以上とする
正解:1番
問13 めっき高力ボルトの孔径
頻出度:★★★
正解・解説を開く
確認ポイント:ボルトの強度区分と、同じ呼び径の孔径を混同しません。
中心テーマ:高力ボルト接合の施工・検査
出題年度:2017・2018・2019・2020・2021・2022・2024・2025・2026年(10年中9年)
ボルト径と孔径
| M20の高力ボルト | 標準的な最大孔径 |
|---|---|
| F10T | 22mm |
| 溶融亜鉛めっきF8T | 22mm |
同じM20で、強度区分やめっきを理由にさらに1mm拡大しません。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 一次締めトルク ○ 適当 亜鉛めっき高力ボルトの一次締めはM16約100N・m、M20・22約150N・m。 根拠・考え方(選択肢1):公共標仕7.5節・めっき高力ボルトの一次締め。
|
| 選択肢2 | ナット回転不足の追締め ○ 適当 ナット回転法の回転量不足は、所定量まで追締めする。 根拠・考え方(選択肢2):同7.5節・ナット回転量不足時の追締め。
|
| 選択肢3 | めっき摩擦面の処理 ○ 適当 亜鉛めっき摩擦面は所定のりん酸塩処理等で0.40以上のすべり係数を確保する。 根拠・考え方(選択肢3):同7.5節・めっき摩擦面処理とすべり係数。
|
| 選択肢4 | F8Tの孔をF10Tより1mm拡大 × 不適当(正解) F8Tの溶融亜鉛めっき高力ボルトでも、同じM20の標準的な最大孔径は22mmです。F10TのM20の最大孔径にさらに1mmを加えた23mmとする本肢は不適切です。強度区分やめっきの有無だけで孔を拡大しません。 根拠・考え方(選択肢4):同第7章・高力ボルトの標準孔径(M20:22mm)。
|
同じM20なら、溶融亜鉛めっきF8Tでも標準の最大孔径は22mm。F10Tより1mm大きくする扱いではありません。
この知識の出題:2024年
同じM20ではめっきF8TだからF10Tよりボルト孔を1mm大きくするとはしない
正解:4番
問14 スタッド溶接の施工前試験
頻出度:★★
正解・解説を開く
確認ポイント:施工前に条件を確認する試験と、施工後に品質を確認する試験を分けます。
中心テーマ:スタッド溶接の施工・試験
出題年度:2018・2020・2021・2024年(10年中4年)
いつ行う打撃曲げ試験か
| 時期 | 角度 | 確認すること |
|---|---|---|
| 施工前の試験溶接 | 30度 | 溶接条件の適切さ |
| 施工完了後の試験 | 15度 | 施工された溶接部の品質 |
施工前は午前・午後の作業開始前、径が異なるとき等に2本以上の試験溶接をします。数字を単独で覚えず、試験時期と結び付けます。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 施工前の打撃曲げを15度 × 不適当(正解) 施工前に適切な溶接条件を確認する試験溶接では、2本以上の試験スタッドについて30度の打撃曲げを行います。15度は施工完了後の確認試験で使う角度です。径が異なるごと、午前・午後の開始前という条件が合っていても、曲げ角度が不適切です。 根拠・考え方(選択肢1):公共標仕7.7.4(3)(施工前試験の打撃曲げ30度)と7.7.6(施工後15度)。
|
| 選択肢2 | 調整スパンによる溶接収縮対策 ○ 適当 調整スパンで溶接収縮を逃し、溶接後にボルト接合で閉じる。 根拠・考え方(選択肢2):鉄骨建方の溶接収縮管理:中央等の調整スパン。
|
| 選択肢3 | 組立溶接のビード ○ 適当 組立溶接は短すぎるビードを避け、所定長さ・脚長を確保する。 根拠・考え方(選択肢3):JASS6・組立溶接の必要なビード長さ・脚長。
|
| 選択肢4 | 露出柱脚のベースプレート厚 ○ 適当 本問の保有水平耐力計算を行わない鉄骨造の露出形式柱脚では、所定の基準に従いベースプレート厚をアンカーボルト径の1.3倍以上とします。あらゆる柱脚の設計をこの比だけで済ませるという意味ではありません。 根拠・考え方(選択肢4):平成12年建設省告示第1456号等の露出形式柱脚の条件。
|
施工前の試験溶接の打撃曲げは30度。施工後の15度を取り違えないようにします。
この知識の出題:2024年
スタッド溶接の施工前の試験溶接では、15度ではなく30度の打撃曲げを行う
正解:1番
問15 木部の防腐・防蟻処置をする高さ
頻出度:★★
正解・解説を開く
確認ポイント:基準の起点が地面か、基礎天端かを確認します。
中心テーマ:木部の防腐・防蟻処置
出題年度:2017・2023・2024年(10年中3年)
高さの起点は地面
基礎天端が地面+40cmなら、地面+1mまでの木部は基礎天端から60cm上までです。この「基礎天端から60cm」を「地面から60cm」へ置き換えると処置範囲を40cm狭めてしまいます。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 耐力壁面材の切欠きと増し打ち ○ 適当 金物干渉で面材を切り欠いた箇所は周辺釘を増し打ちする。 根拠・考え方(選択肢1):木造面材耐力壁の金物との取合いと釘の増し打ち。
|
| 選択肢2 | 構造用製材の含水率 ○ 適当 本問で対象とする構造用製材は、特記のない標準的な上限20%以下を満たすことを確認します。15%以下の材はその条件を満たすので適当です。「標準値よりさらに乾燥しているから誤り」とはしません。 根拠・考え方(選択肢2):木造の構造用製材の含水率:特記のない標準的な上限と測定値。
|
| 選択肢3 | 地面から60cmまで防腐・防蟻 × 不適当(正解) 所定の木部の防腐・防蟻措置の範囲は地面から1m以内で判断します。基礎の立上がり40cmを引いた60cmを、地面からの範囲としてしまう点が誤りです。土台等の別途必要な処置も確認します。 根拠・考え方(選択肢3):建築基準法施行令第49条第2項等、地面から1m以内の所定木部の防腐・防蟻。
|
| 選択肢4 | 床勝ち耐力壁の仕様確認 ○ 適当 床勝ち仕様では壁倍率の適用条件を別途確認する。 根拠・考え方(選択肢4):大壁耐力壁の壁倍率の仕様:床勝ちと通常仕様の適用条件。
|
所定の木部への防腐・防蟻措置は、地面から1m以内の範囲で判断します。基礎高さ40cmを引いて「地面から60cm」としません。
この知識の出題:2017・2024年
地面から1m以内の所定木部について処置範囲を判断し、基礎高さを引いた値を地面からの高さとしない
正解:3番
問16 塗膜防水の塗継ぎと補強布の重ね
頻出度:★★
正解・解説を開く
確認ポイント:同じ重ね幅でも、重ねるものが防水材か補強布かを確認します。
中心テーマ:塗膜防水の塗継ぎ・補強布の重ね幅
出題年度:2021・2024年(10年中2年)
どちらの重ね幅が不足するか
| 重ねるもの | 標準的な必要幅 | 本問 |
|---|---|---|
| 防水材の塗継ぎ | 100mm以上 | 50mmで不足 |
| 補強布 | 50mm以上 | 100mmは条件を満たす |
数字が逆に並んでいても、二つとも不適切とは限りません。各条件と比較します。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | RC誘発目地の三面接着 ○ 適当 一般に動く目地では二面接着で変形を逃がしますが、本問のRC外壁のひび割れ誘発目地は、動きの小さい目地として三面接着とする扱いです。全てのシーリング目地は必ず二面接着、と一律に判断しません。 根拠・考え方(選択肢1):公共標仕第9章・動きの小さいひび割れ誘発目地の三面接着。
|
| 選択肢2 | 塗継ぎ50mm・補強布100mm × 不適当(正解) 防水材の塗継ぎの重ね幅は100mm以上、補強布の重ね幅は50mm以上が標準です。本肢では塗継ぎ50mmが不足します。一方、補強布100mmは50mm以上を満たすため、それ自体が小さすぎるわけではありません。 根拠・考え方(選択肢2):同第9章・塗膜防水の防水材塗継ぎ100mm以上、補強布50mm以上。
|
| 選択肢3 | 打継ぎ部の絶縁と増張り ○ 適当 打継ぎ等は50mm絶縁テープと300mm増張りで変形に配慮する。 根拠・考え方(選択肢3):同第9章・アスファルト防水密着工法の打継ぎ部の処理。
|
| 選択肢4 | 保護コンクリート厚80mm ○ 適当 こて仕上げの防水保護コンクリート厚80mmは標準仕様。 根拠・考え方(選択肢4):同第9章・こて仕上げの保護コンクリート厚。
|
防水材の塗継ぎは100mm以上、補強布は50mm以上。本問は防水材の50mmが不足しています。
この知識の出題:2021・2024年
塗膜防水の防水材塗継ぎは100mm以上、補強布は50mm以上
正解:2番
問17 吹抜け壁タイルの打音検査
頻出度:★★★
正解・解説を開く
確認ポイント:落下時の影響が大きい高所の壁を、抜けなく確認します。
中心テーマ:タイル張りの打音検査・引張接着試験
出題年度:2018・2019・2021・2022・2023・2024・2025年(10年中7年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 吹抜け壁タイルを半分だけ打音検査 × 不適当(正解) 屋内の吹抜け部分の壁タイルは、モルタルが硬化してから全面に打音検査を行います。落下事故の危険のある高所壁を半分だけ確認して終える本肢は不適切です。接着強度を測る抜取試験の個数とは別です。 根拠・考え方(選択肢1):公共標仕第11章・吹抜け壁面のタイルの全面打音検査。
|
| 選択肢2 | 外壁タイルの接着試験の個数 ○ 適当 外壁タイルの引張接着試験は、100m²ごと及びその端数につき1個以上、かつ全体で3個以上です。二つの条件を両方満たします。例えば150m²であれば面積条件の2個だけでは足りず、3個以上必要です。 根拠・考え方(選択肢2):同第11章・引張接着試験の100m²ごと・全体3個以上の条件。
|
| 選択肢3 | 密着張りの目地深さ ○ 適当 化粧目地深さはタイル厚の1/2以下として保持力を確保する。 根拠・考え方(選択肢3):同第11章・密着張りのタイル目地の深さ。
|
| 選択肢4 | 高強度下地の目荒し ○ 適当 高強度コンクリートの目荒しは所定の超高圧水洗浄で付着面を作る。 根拠・考え方(選択肢4):高強度コンクリート下地の付着確保:超高圧水洗浄による目荒し。
|
屋内吹抜けの壁タイルは硬化後に全面を打音検査します。全面の1/2だけでは足りません。
この知識の出題:2018・2024年
モルタル硬化後の屋内吹抜けの壁タイルは全面を打音検査し、1/2の検査で済ませない
正解:1番
問18 ガラスブロック平積みの目地幅
頻出度:★★
正解・解説を開く
確認ポイント:平積みの目地と、曲面積みの内側目地の数値を分けます。
中心テーマ:ガラスブロック積みの目地
出題年度:2018・2021・2024年(10年中3年)
平積みと曲面積みを区別
| ガラスブロックの目地 | 公共標仕の特記なしの寸法 |
|---|---|
| 平積み | 8〜15mm |
| 曲面積みの外側 | 15mm以下 |
| 曲面積みの内側 | 6mm以上 |
曲面積みは曲率半径等の条件もあります。本問の6mmを平積みに用いるのが誤りです。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 複層ガラス溝の水抜き ○ 適当 複層ガラスの下端溝には径6mm以上の水抜き孔を2箇所以上設ける。 根拠・考え方(選択肢1):公共標仕第16章・外部建具のガラス溝の水抜き。
|
| 選択肢2 | 平積みの目地を6mm × 不適当(正解) ガラスブロック平積みの目地幅は、公共標仕では特記がなければ8mm以上15mm以下です。6mmは下限未満です。曲面積みの内側で用いる6mm以上という別の条件と混同しません。 根拠・考え方(選択肢2):同第16章・ガラスブロック平積みの目地幅8〜15mm。
|
| 選択肢3 | ガラスの熱応力の検討 ○ 適当 ガラスの熱割れは、日射等によりガラスの部分ごとの温度が異なり、エッジに引張応力等が生じることで起こります。立地・方位・光熱特性等から応力を求め、エッジの許容応力と比較する確認は適当です。 根拠・考え方(選択肢3):板ガラスの熱応力とエッジ強度による熱割れの検討。
|
| 選択肢4 | サンドブラストの加工深さ ○ 適当 ガラスのサンドブラスト加工では、深い加工により強度を過度に損なわないよう、本問は加工深さを板厚の1/12未満に制限しています。この条件は適当です。例えば板厚12mmなら加工深さ1mm未満に相当します。 根拠・考え方(選択肢4):ガラスのサンドブラスト加工の深さの制限。
|
特記のない平積みのガラスブロック目地幅は8〜15mm。6mmは下限を満たしません。
この知識の出題:2024年
ガラスブロック平積みの目地幅6mmは狭く、特記なしでは8〜15mmとする
正解:2番
問19 軽量鉄骨天井のクリップの向き
頻出度:★★★
正解・解説を開く
確認ポイント:つめの向きを交互にする納まりをイメージします。
中心テーマ:軽量鉄骨天井下地の施工
出題年度:2017・2018・2019・2020・2021・2022・2023・2024・2025・2026年(10年中10年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | スタッド上端の隙間 ○ 適当 スタッド上端に10mm以下の隙間を設け、躯体変形との干渉を防ぐ。 根拠・考え方(選択肢1):公共標仕第14章・壁下地スタッドの上端と上部ランナーの納まり。
|
| 選択肢2 | 出入口縦枠の開口補強 ○ 適当 所定長さの開口補強はスタッド抱合せ等で補強し、600mm間隔等で接合する。 根拠・考え方(選択肢2):同第14章・開口縦枠補強材の長さ区分と抱合せ接合。
|
| 選択肢3 | 屋内19形・屋外25形 ○ 適当 天井下地は屋内19形、屋外25形を標準とする。 根拠・考え方(選択肢3):同第14章・天井下地の屋内19形、屋外25形。
|
| 選択肢4 | クリップのつめを同じ向きに配置 × 不適当(正解) 野縁を野縁受けに留めるクリップは、つめを交互の向きにして留め付けます。野縁受けの溝側となるつめは溝内へ確実に折り曲げます。ひずみ防止のため同じ向きにそろえる、という説明が誤りです。 根拠・考え方(選択肢4):同14.4節・クリップのつめは交互の向きに留め付ける。
|
野縁を留めるクリップのつめは交互の向きにします。同じ向きにそろえません。
この知識の出題:2017・2024年
野縁を留めるクリップのつめは同じ向きにそろえず交互にする
正解:4番
問20 横走り排水管の最小勾配
頻出度:★★
正解・解説を開く
確認ポイント:分母が大きいほど、同じ長さでの高低差が小さくなります。
中心テーマ:横走り排水管の管径別最小勾配
出題年度:2018・2024年(10年中2年)
1m進んだときの下がりを比べる
| 管径 | 必要な最小勾配 | 1m当たりの下がり |
|---|---|---|
| 呼び径50 | 1/50 | 20mm |
| 呼び径75 | 1/100 | 10mm |
1/100は1/50より緩い勾配です。分母が大きいから急、とは考えません。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 埋込みボックスの固定 ○ 適当 埋込箱は型枠に堅固に固定し、打込み時の位置ずれを防ぐ。 根拠・考え方(選択肢1):公共建築工事標準仕様書(電気設備工事編)・埋込箱の位置と固定。
|
| 選択肢2 | 差動式感知器と吹出口の離隔 ○ 適当 本問の差動式スポット型感知器は、空気吹出し口から1.5m以上離して設置します。気流による熱の拡散等で感知に支障が出ないようにします。吸込み口と吹出し口、感知器の種類は区別します。 根拠・考え方(選択肢2):消防法施行規則第23条・差動式スポット型感知器と空気吹出し口の離隔。
|
| 選択肢3 | 雑用水の着色通水試験 ○ 適当 着色通水で雑用水と飲料水の誤接続を確認する。 根拠・考え方(選択肢3):公共建築工事標準仕様書(機械設備工事編)・雑用水配管の誤接続確認試験。
|
| 選択肢4 | 径50を1/100・径75を1/150 × 不適当(正解) 屋内横走り排水管の標準的な最小勾配は、呼び径65以下が1/50、75・100が1/100です。したがって本問の径50を1/100、径75を1/150とする条件はいずれも緩すぎます。 根拠・考え方(選択肢4):同・横走り排水管の管径別最小勾配(65以下1/50、75・100は1/100)。
|
最小勾配は呼び径50が1/50、75が1/100。設問の値ではいずれも緩すぎます。
この知識の出題:2018・2024年
横走り排水管の勾配は呼び径65以下が1/50以上
正解:4番
問21 フローリング周辺の伸縮の余裕
頻出度:★★
正解・解説を開く
確認ポイント:床材は温湿度によって伸び縮みすることを考えます。
中心テーマ:フローリング張りの施工
出題年度:2024・2025・2026年(10年中3年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | ドレン部の熱橋対策 ○ 適当 ドレン周囲の断熱欠落はスラブ下の断熱で熱橋・結露を防ぐ。 根拠・考え方(選択肢1):公共標仕第9章・断熱防水のドレン部の断熱補完。
|
| 選択肢2 | 浴室排気ダクトの勾配 ○ 適当 浴室ダクトを屋外へ下り勾配とし、雨水・結露水の室内側流入を防ぐ。 根拠・考え方(選択肢2):浴室換気ダクトの屋外へ向かう先下がり勾配と雨仕舞。
|
| 選択肢3 | 床材と壁等の間を隙間なし × 不適当(正解) フローリング材は吸放湿等で伸縮するため、壁・幅木・敷居等との取合いに所定の隙間を確保します。隙間なく張り詰めると、膨張した際に突上げや変形が生じやすくなります。隙間寸法は材料・工法の指定を確認します。 根拠・考え方(選択肢3):公共標仕第19章・釘留めフローリング周辺の伸縮隙間。
|
| 選択肢4 | ガラス同士のシーリング材 ○ 適当 ガラス同士の目地には所定のシリコーン系シーリングを用いる。 根拠・考え方(選択肢4):同第9章・ガラス同士の組合せに用いるシーリング材。
|
壁・幅木・敷居等との取合いには所定の隙間を設けます。隙間なしに固定すると吸湿膨張で突上げ等が生じます。
この知識の出題:2024年
釘留めフローリングと壁等の周辺の取合いには所定の伸縮隙間を設ける
正解:3番
問22 連続繊維補強のプライマー下地
頻出度:★★
正解・解説を開く
確認ポイント:樹脂を接着する下地と、セメント系材料を施工する下地を混同しません。
中心テーマ:連続繊維・炭素繊維シートによる補強
出題年度:2024・2026年(10年中2年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 不合格アンカーの再施工・再試験 ○ 適当 不合格となったあと施工アンカーは、所定の至近位置に再施工し、再施工した全てについて確認試験を行います。不合格アンカーのすぐ隣なら無条件に施工できるという意味ではなく、埋込み・へりあき・鉄筋位置等の条件を満たす位置を選びます。 根拠・考え方(選択肢1):公共建築改修工事標準仕様書第8章・あと施工アンカーの不合格時の再施工・全数再試験。
|
| 選択肢2 | スタッド高さ・傾きの抜取試験 ○ 適当 スタッドの高さ・傾きは、種類・溶接される部材ごとに100本及び端数を1ロットとし、各ロット1本以上の抜取試験を行います。カラーやアンダーカット等の全数確認の対象まで同じ抜取率にする意味ではありません。 根拠・考え方(選択肢2):公共標仕7.7.6・スタッド高さ及び傾きの抜取試験。
|
| 選択肢3 | 湿潤にしてからプライマー塗布 × 不適当(正解) 連続繊維補強では、樹脂の接着を確保するため下地を適切に乾燥させ、所定の含水状態でプライマーを塗布します。十分に湿潤させてから塗る本肢は不適切です。モルタル等の施工前の水湿しと混同しません。 根拠・考え方(選択肢3):公共建築改修工事標準仕様書第8章・連続繊維補強の下地含水状態とプライマー。
|
| 選択肢4 | 高い増設壁の複数投入口 ○ 適当 高い壁の流込みは複数段の投入口を設け、充填と材料分離防止を図る。 根拠・考え方(選択肢4):同第8章・増設RC壁の流込み工法と投入口の段数。
|
連続繊維補強の樹脂系プライマーは、適切に乾燥した下地へ塗布します。事前に十分湿潤させる説明は不適切です。
この知識の出題:2024年
連続繊維補強のプライマー施工前に、接着下地を十分湿潤させるとはしない
正解:3番
問23 鉄筋の防錆材と吸水防止材の違い
頻出度:★★
正解・解説を開く
確認ポイント:塗る対象が鉄筋か、コンクリート表面かを確認します。
中心テーマ:コンクリート欠損部の断面修復
出題年度:2019・2020・2024・2025年(10年中4年)
対象の違う材料を取り違えない
| 材料 | 主な対象・目的 |
|---|---|
| 鉄筋用防錆材等 | 除錆後の鉄筋の再腐食を抑える |
| 浸透性吸水防止材 | コンクリート等の表面からの吸水を抑える |
| ポリマーセメントモルタル等 | 欠損したコンクリートの断面を修復する |
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 既存ウレタンの膨れ補修 ○ 適当 既存ウレタンの膨れを除去し、ポリマーセメントモルタルで平滑に補修する。 根拠・考え方(選択肢1):同第3章・既存ウレタン防水層の膨れ除去と下地補修。
|
| 選択肢2 | 小口平以上の浮きタイル固定 ○ 適当 タイル固定工法は小口平以上のタイルに適用し、モザイクとは区別する。 根拠・考え方(選択肢2):同第4章・タイル陶片の浮きとタイル固定工法の適用範囲。
|
| 選択肢3 | 鉄筋へ浸透性吸水防止材を塗布 × 不適当(正解) 鉄筋をはつり出して錆を除去した後は、鉄筋用の防錆材等で再腐食を防ぐ処置を行います。浸透性吸水防止材はコンクリート表面等への吸水を抑える材料で、鉄筋の防錆処理の代わりにはできません。その後、所定の断面修復材を充塡します。 根拠・考え方(選択肢3):同第4章・露出鉄筋の除錆・防錆処理とコンクリートの断面修復。
|
| 選択肢4 | ルーフィング1層目後の降雨養生 ○ 適当 本問の密着工法による防水改修では、作業終了までに第1層のルーフィング張りを完了させた条件で、降雨養生シートを省略できる扱いです。撤去した下地のままや、途中までしか張っていない状態でも省略できる意味ではありません。 根拠・考え方(選択肢4):同第3章・密着工法の新設防水の作業終了時の養生条件。
|
錆を除去した鉄筋には鉄筋用の防錆材等を使用します。コンクリート表面用の浸透性吸水防止材で代用しません。
この知識の出題:2024年
除錆した鉄筋への防錆処理を、コンクリート用の浸透性吸水防止材で代用しない
正解:3番
問24 クラックスケールが測るもの
頻出度:★
正解・解説を開く
確認ポイント:ひび割れの長さと幅を分けます。
中心テーマ:クラックスケールによるひび割れ幅の測定
出題年度:2024年(10年中1年)
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | ひび割れの長さを測ると説明 × 不適当(正解) クラックスケールは、目盛りとして示した線幅をひび割れに重ね、ひび割れの幅を読み取る器具です。長さを測るという本肢の説明が誤りです。ひび割れの幅・長さ・深さは別の指標です。 根拠・考え方(選択肢1):ひび割れ調査:クラックスケールの線幅とひび割れ幅の比較。
|
| 選択肢2 | 複層ガラスの構成 ○ 適当 複層ガラスは離した複数枚を周囲封着し、内部を乾燥気体で満たす。 根拠・考え方(選択肢2):JIS R 3209等・複層ガラスの構成と中空層。
|
| 選択肢3 | ます底のインバート ○ 適当 インバートはます底の流れを導く半円形断面の溝。 根拠・考え方(選択肢3):排水設備のます底のインバート:汚水を導く溝。
|
| 選択肢4 | スランプの測定 ○ 適当 スランプは高さ30cmのコーンにコンクリートを3層に分けて詰め、コーンを引き上げた際の頂部の下がりを測ります。横方向に広がった直径を測るスランプフローとは異なります。 根拠・考え方(選択肢4):JIS A 1101・コンクリートのスランプ試験方法。
|
クラックスケールはひび割れ幅を線幅と比較して測る器具です。長さの測定器ではありません。
この知識の出題:2024年
クラックスケールはひび割れの長さではなく幅を測る
正解:1番
問25 部分使用と部分引渡しの違い
頻出度:★★
正解・解説を開く
確認ポイント:工事途中の使用と、契約上の引渡しを分けます。
中心テーマ:工事途中での目的物の一部の使用
出題年度:2019・2024年(10年中2年)
使用と引渡しは別
部分使用は、工事中に受注者の承諾を得て一部を使うことです。一方、部分引渡しはその部分について契約上の引渡しを行うこと。部分使用の際も法令上必要な手続や管理・費用負担の取り決めは確認しますが、それを引渡しの定義に置き換えません。
| 選択肢 | 判断・解説 |
|---|---|
| 選択肢1 | 変更書類の技術的審査 ○ 適当 監理者は内容・工期・代金変更資料を技術的に審査する。 根拠・考え方(選択肢1):民間(七会)連合協定工事請負契約約款・令和5年1月版の監理者の技術的審査。
|
| 選択肢2 | 立会い工事の事前通知 ○ 適当 立会い指定工事は施工前に発注者又は監理者へ通知する。 根拠・考え方(選択肢2):同約款・立会いを要する施工の事前通知。
|
| 選択肢3 | 不適合施工の修補と費用 ○ 適当 受注者の不適合施工は原則自己負担で修補し、それによる工期延長は求められない。 根拠・考え方(選択肢3):同約款・工事用図書に適合しない施工の修補・改造。
|
| 選択肢4 | 部分使用には引渡しが必要と説明 × 不適当(正解) 部分使用は、工事中に受注者の承諾を得て目的物の一部を使う扱いで、当該部分の引渡しを当然に伴うものではありません。部分引渡しと混同している点が不適切です。使用に必要な法令上の手続まで不要になる意味ではありません。 根拠・考え方(選択肢4):同約款・部分使用の承諾、部分引渡しとの違い。
|
部分使用は受注者の承諾を得て工事中に一部を使用する扱いで、当該部分の引渡しを当然に伴うものではありません。
この知識の出題:2024年
工事途中の部分使用は当該部分の引渡しを当然に伴わず、部分引渡しと区別する
正解:4番
正解一覧
全25問の正解を開く
| 問 | 正解 |
|---|---|
| 問1 | 1番 |
| 問2 | 2番 |
| 問3 | 4番 |
| 問4 | 3番 |
| 問5 | 4番 |
| 問6 | 2番 |
| 問7 | 1番 |
| 問8 | 3番 |
| 問9 | 2番 |
| 問10 | 1番 |
| 問11 | 2番 |
| 問12 | 1番 |
| 問13 | 4番 |
| 問14 | 1番 |
| 問15 | 3番 |
| 問16 | 2番 |
| 問17 | 1番 |
| 問18 | 2番 |
| 問19 | 4番 |
| 問20 | 4番 |
| 問21 | 3番 |
| 問22 | 3番 |
| 問23 | 3番 |
| 問24 | 1番 |
| 問25 | 4番 |
令和6年度の公式正解と全25問を照合しています。解説・学習用の見出し・頻出度は独自に整理したものです。