作業机を改造してみよう
というわけで、写真の作業机を改造します。改造の内容は以下になります。
- 物を置くスペースを増やしてほしい
- 机が狭いから奥行きを広げてほしい
改造の作戦としては、作業机と同じ高さの棚を作成し、その作成した棚と作業机を合体させて、机の奥行きを広くします。さらに、作業机の下側のデッドスペースを活用し、物を置けるような棚を取り付けます。
ホームセンターに行って材料を買ってきた
さっそく、現状の机を採寸し、ホームセンターに行って必要な材料を買ってきました。
【材料】
- SPF材(安い木材) 高さ19mm×幅89mm×長さ1500mm × 4本 ※1本213円
- 塗装コンパネ 高さ12mm×幅860mm×長さ400mm × 2枚
- 塗装コンパネ 高さ12mm×幅860mm×長さ200mm × 2枚 ※コンパネ合計1,598円
- スリムレッド袋(ビス)長さ35mm ※1袋100本入り138円
材料費合計2,588円でした。
SPF材と塗装コンパネは全て必要な長さにホームセンターでカットしてもらいました。カットの作業費は無料で、さらにお願いしてから15分ぐらいで板をカットしてもらえて、さらにさらにカットの精度も良かったです。自分でやるよりもかなり上手でした、さすがプロ…。もしホームセンターで板のカットをお願いしようかなと検討されているなら、事前に電話して確認しておくことをおすすめします。店舗によってはカットのサービスが無い、もしくは有料の場合があります。
材料を買う際に重要なことは、安いからと言って石膏(せっこう)ボードを買っては絶対にダメです。石膏ボードは主に壁や天井に使用される材料です。普通の住宅の壁は大体石膏ボードに壁紙が貼ってあります。価格はコンパネの1/4倍ほどで目を惹かれてしまいますが、石膏ボードは衝撃に弱く、さらにビスで固定できない(素材が脆いため、ビスをしっかり食い込ませて固定することができない)という致命的な弱点があります。棚の材料は無難に木材を選ぶようにしましょう。
材料を組み立ててみよう
SPF材とコンパネを上写真のように固定します。このとき、コツとしては、ビスを打つときは必ず1.5mmくらいの下穴を開けましょう。下穴は電動ドライバーに穴を開けるドリルビットを取り付けると楽に穴開けできますが、なければキリや千枚通しなので穴を開けても大丈夫です。これを怠ると、コンパネの厚みが12mmと薄いので、少しでもビスが真ん中からズレるとコンパネが割れてしまいます。その為、下穴をコンパネの厚みのど真ん中を狙って開ける必要があります。これが結構難しく、何度か失敗したことは秘密です(汗)。上記工程で開けた下穴に、充電式電動ドライバーでビスを打って板を固定します。なければ普通のドライバーでビスを締めこんで固定しましょう。
完成しました
何とか出来上がりました。作業台の板は、同色の焦げ茶色の板を継ぎ足して固定しています。机の後ろ側に棚を合体させて、奥行きを広くしています。下段には物が置けるように棚を増設しています。
反省点を挙げてみる
実際に机を作ってみて感じた反省点は以下になります。
- 足元が多少グラつく。増設した棚の下面と床の間にクッション性の素材を貼り付けた方がよかったかもしれない。
- ビス止めしているだけなので、強度が心配。重いものは乗せられない。
- そこそこ作業時間が掛かってしまった。(買い物を含めると3時間ほど)
次回はこの作業机に照明とコンセントを取り付けしたいと思います。私は電気が得意なので、次回に乞うご期待ください(笑)。