家計の節約

家計の固定費・変動費を整理し、無駄を探して節約しよう

固定費って?

家計における固定費とは、生活する上で欠かすことができない決まった出費のことを言います。例えば、家賃とか携帯電話代などがそれにあたります。

参考に、私の家計の年間の固定費は以下になります。30代前半の夫婦二人暮らしです。最初にご説明しておきますが、「車の車検」と「車の12カ月点検」はそれぞれ2年に1回ずつありますので、年額の計算はそれぞれの費用を半分にして計算しています。

項目 月額 年額
家賃 60,000- 720,000-
駐車場代(2代目) 6,000- 72,000-
携帯電話台(2台) 9,600- 115,200-
光インターネット代 4,600- 55,200-
電気代 6,000- 72,000-
ガス代 7,000- 84,000-
上下水道代 7,000- 84,000-
車保険料(2台分) 70,000-
医療保険料 2,800- 33,600-
生命保険料 2,300- 27,600-
火災保険料 11,500-
車の車検(2台分) 60,000-
車の12カ月点検(2台分) 5,800-
自動車税(2台分) 69,000-
ジム費用 4,600- 55,200-
NHK費用 14,000-
合計 1,549,100-

税金や厚生年金等々給料から天引きされる費用を差し引いた私の年収(手取り)は3,600,000円ですので、そこから固定費を差し引くと2,050,900円残る計算になります。

変動費って?

家計における変動費とは、食費や交際費などの毎月一定ではない変動する費用のことです。参考に、とある月の変動費は以下のようになりました。

項目 月額 年額
食費 35,000- 420,000-
娯楽費(ゴルフ代等) 12,000- 144,000-
交際費(飲み会等) 4,000- 48,000-
旅行費 (10,000-) ※月平均 120,000-
交通費(ガソリン代) 10,000- 120,000-
冠婚葬祭費(ご祝儀等) (4,000-) ※月平均 48,000-
雑費(ゴミ袋、歯磨き粉等) 10,000- 120,000-
合計 1,020,000-

私の年収(手取り)から固定費を除いた費用は2,050,900円ですので、そこからさらに変動費1,020,000円を除くと、1,030,900円が残ります。つまり、最大で年間約103万円を貯金することができる試算となりました。

ただし、大型家電を購入したり、交通違反の切符を切られたり、病気になって治療費が掛かったり、車を傷つけて修理したり・・・etc、不測の事態については考慮していませんのでご注意を。

ご家庭によっては、これからさらに教育費や養育費、介護費などが掛かってきます。

今一度、固定費・変動費に無駄がないか見直そう

作成した表を見直してみて、無駄がないか確認しましょう。例として私の家計の固定費を見直してみます

まず家賃ですが、年間72万円の費用が掛かっています。ダントツで一番費用が高いです。今より家賃の安いアパートに引っ越すことができれば、固定費を削減することができます。

次に携帯電話代ですが、私の携帯はMVNO(格安SIM)で契約しており月額1,600円ですが、妻の携帯は大手キャリアで契約しているため月額8,000円掛かります。つまり私が妻を説得して料金の安いMVNO(格安SIM)に乗り換えしてもらえば、固定費を削減することができます。これは今まさに現在進行形で、乗り換えに向けて準備を進めてもらっています。

固定費・変動費を整理して年間の貯金額を決めよう

こうやって固定費・変動費を整理すると、自分が何にお金を使っているのかイメージしやすくなります。なんだかよくわからないまま漠然とお金を使って、1年を振り返ってみるとまったく貯金できていない!なんて人はたくさんいると思います。繰り返しになりますが、まずは家計の固定費・変動費を整理して、年間の目標貯金額を決めましょう

ちなみに、私の年間の目標貯金額は120万円です。年収から固定費を除くと約205万円であり、そこから目標貯金額を引くと85万円残ります。85万円を12カ月で割ると約7万ですが、つまり変動費を1カ月7万円以内に抑えることができれば、年間120万円を貯金することが可能となります

このようにひと月の予算を決め、それに収まるように節約することが、無理なく貯金できるコツとなります

貯金ができなくてお悩みな方は、ぜひ固定費・変動費を整理してみてください。

ABOUT ME
sumato
電気関係の仕事をしています。設計・積算・現場管理など。資格マニアです。 【取得済】 電験二種・電験三種・エネルギー管理士・1級電気工事施工管理技士・第一種電気工事士(認定)・第二種電気工事士・消防設備士甲4・乙6